【体育授業×技能習得】見て盗めでは子どもは成長できない本当の理由!

徒然日記

子どもたちに
「見て盗め!」
っていうことってありませんか?
実は子どもたちは見て盗んでいません。
もちろん学ぼうという気持ちはすごくあるのに盗めないんです。
なんででしょうか?
今回は「見て盗む」について一緒に考えていきたいと思います。
最後まで読んでいただくと「見て盗め!」とは違った声かけを子どもたちにするようになるかもしれません。


1 自分の弱点を知らない

見て盗むというのは2つの意味があります。
1つ目は「有名なスポーツ選手がやったあのプレー」を見て盗むということです。
そのプレイがかっこいいから真似ようと思ったのです。
2つ目は「自分の苦手やできないあのプレー」を見て盗むということです。
できないことはできる子や先輩、選手から見て盗むわけです。
1つ目の方は、子どもでも結構できるのです。
自分の興味があることですから。
でも監督やコーチが本当に「見て盗んでほしいプレー」というのは、おそらく2つ目の方です。
こちらは実は盗めていないんです。
なんででしょう?
それは「自分の弱点を知らない」からです。
スポーツはたいてい目標とする選手がいたり、目標とするタイムがあったりします。
そうするためにはどうしたらいいのか考えますが、そのときに「見て盗め」では到達しにくいのです。
だから子どもにまずすべきは見て盗ませることではなく、弱点を教えることです。
バスケットボールを例にしてみましょう。
自分はドリブルからジャンプシュートの一連の動きが苦手だということを知っていて、そのプレイが上手な子を見ている。
ただ漠然と良いプレイも悪いプレイも練習風景を見ている。
この2つでは同じ見ているでも違いがあると思いませんか?
やはり自分の苦手を知っていて伸ばそうとしている子は伸びます。
勉強も同じで、宿題が出たからやっている子と、自分の苦手を克服するために自主勉強をやっている子では差がでて当たり前です。
だから見て盗ませる前に自分の弱点を知るということが大切なことなのです。

2 観点をちゃんと見て、基盤作り

弱点を知って「さぁ、弱点克服のために見て盗もう!」となりたいところですが、まだ早いです。
弱点ということは今自分ができないことなはずです。
でも、そのできないことが自分のレベルとかけ離れていたら見て盗めるでしょうか。
ドリブルができない子に、目の前の相手をドリブルで抜き去ることはできません。
だから、同じドリブルでも自分のレベルに合った技能を見て、そして基盤を作っていくことが大切です。
ドリブルで相手を抜き去ることよりも、ドリブルそのものをできるようにするという点で、ドリブル技能を見てみましょう。

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3 実行する

「見て盗みました」
でも見て盗んでもやってみないとできるようにはなりません。
「クロールの泳ぎ方を見て盗んで、プールサイドで一生懸命考えてシュミレーションしたらできるようになった」
という話は聞いたことがありません。
見て盗んでも、やらなければ結局できないのです。
見て盗ませたら、子どもたちに何度も何度も取り組ませてあげましょう。
そして
「たった1回でできるようになることなら見て盗む必要のない技能、たった1回でできないからやる価値がある」
ということを教えてあげましょう。
1回2回の失敗でくじけているようだったらできるようにはなりません。
何度でも何度でも失敗した人ができるようになるのです。
すごい技を持っている選手は、その土台に失敗の数が限りなくあるのです。
大人気漫画「スラムダンク24巻」で、流川が怪我をした片目でジャンプシュートを打たなければならなくなっても見事成功させたとき
「体が覚えてら、何百万本も打ってきたシュートだ」
と一言。
たった1本のシュートを決めるためにそれまでに何百万本も打っているのです。
見て盗んだあとは実行あるのみです。
できない人はやらない人、できる人はやる人。
それだけです。
「自分は運動神経が悪いからできない」
は言い訳です。
できるまでの時間に差はあるものの人はある程度のことはみんなできます。
最大のできない理由は「自分はできない」という自己暗示です。

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4 まとめ

子どもによく言う「見て盗め」は、実はあまり盗めていません。
どうしてでしょうか?
それは子どもが何を盗めばいいのかわからないからです。
つまり、子ども自身が「自分の弱点」を知りません。
見て盗むというのは2つのものがあります。
1つ目は、あんなプレーを自分もやってみたいという憧れのプレーです。
2つ目は、自分の苦手を伸ばすためのプレーです。
監督やコーチがよく言う見て盗めは2つ目です。
どこをどう見てどうやって真似たらいいのかがわからないので盗めません。
そもそも自分の弱点を知らないから盗む観点がわからないのです。
だからまずは弱点を教えることの方が先決です。
そうしたら、基盤作りをしましょう。
やりたいことが今の技能とかけ離れていてはできません。
まずは基礎を固めましょう。
そしてどんどん実行することです。
ずっと見ていて考えていてもできるようにはなりません。
やはり何度もやって失敗しなければできるようにはなりません。
失敗を恐れるのではなく、失敗するものだと思ってやらないといけないということを教えましょう。
人は成功の喜びよりも失敗の恐怖の方が強い生き物です。
でもその失敗が人を大きく成長させてくれます。
大けがをしたり命に関わったりしない限りは、失敗は許容範囲です。
その失敗許容範囲を大人が子どもに教えておけば、この程度の失敗はするものだと安心すると思います。
子どものうちはよく見て盗んでいます。
じゃあ、大人は見て盗まないのでしょうか。
いえ、大人でもこれは通用します。
むしろ、子どものうちから以上のような観点で見て盗む練習をしておかないと大人になってからも見て盗むことはできません。
子どものうちに身に付けた見る力が大人に影響するのです。
先輩の良いプレーを見て盗もうと隣の子と一緒に見ていると、自分の見ているプレーと隣の子の見ているプレーがかみ合わないときがあります。よくよく話を聞くと隣の子は40m先のアリの活躍を見ていることがわかったら、その子はダチョウです。
日本人のほとんどが将来的にはダチョウを目指しているので当たり前のように知っていることですが、ダチョウの視力は20なので、マサイ族の8を大きく上回っています。
ですから、隣の子が目の前のナイスプレーよりも40m先のアリのナイスプレーの方が気になるのは仕方のないことです。
視野を広く、多くのプレーを見て盗めるように、それまでに自分の苦手を見つけて、アリからも学べるようにしておきましょう。
一方でなにかの拍子でダチョウではなく、将来ダチョウ倶楽部になってしまうことが時々はあります。
でも安心してください。
熱湯風呂での「落とすなよ、落とすなよ」のフリをしっかり見て学べば大丈夫です。


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