【学級経営×教員コツ】子どもたちを気持ちよく過ごさせる方法!

教育

クラスの子どもたちが言うことを聞かない、こちらの思いとは違った動きをする。
そんなことを感じたことがありませんか?
そんなときにクラスの子どもを動かす方法があります。
今回はどうやったら子どもを動かせるのかについて解説したいと思います。


1 子どもを動かす方法

それはつまり「信じる」ということです。
子どもが言うことを聞かないのは子どものせいだと思っていませんか?
こっちは正しいことを言っているし、教育もしようとしているのに・・・。
確かに大人の言っていることなので、正しいことを言っていると思います。
子どもも頭では「正しいことを言われている・・・でも聞きたくない」と思っているに違いありません。
それはなぜ??
自分のことに置きかえてください。
出会ったばかりの上司が急にこちらにいろいろな要求をしてきたら。
あれをやってほしい、これをやってほしい。
こちらの仕事っぷりを認めもしないで要求ばかりをしてくる。
私ならやる気をなくします。
「あなたは私と信頼関係が築けていませんよね?なんで要求ばかりしてくるんですか?」
と直接には言わないにしても心の中では思っています。
実は子どもも同じです。
自分のことを信じていない担任の話すことは右から左なのです。
だから言うことを聞かない。
「あなたのことは信じられないからやりません」
そうに思っているのです。

2 信じるとは

「信じている」という言葉だけなら誰でも誰にでもすぐに伝えることができます。
でも、子どもはその言葉がほしいわけではありません。
態度として信じてほしいんです。
では態度として信じるとはどういうことなのでしょう。
それはまずはこちらから与えることです。
自分ばかりが「信じてほしい」や「与えてほしい」ではなにも得ることはありません。
自分がほしいのであれば、自分が先に与えるのです。
なにか注意しなければいけないことをしてしまったのであれば、どうしてそうなったのかを一緒に考えて共感することです。
でも、それでもいけないものは、いけないということを怒るのではなく伝えるのです。
子どもは共感してくれる人のことを信頼しはじめます。
1回の共感ではいけません。
何度でも共感しましょう。
一緒に考えている、一緒に改めようとしている。
そういう態度を何度も見せることで、子どもは変わっていきます。
大人だってまずは認められた、共感してもらえたらうれしいです。
認めてくれないのに要求ばかりをしてくる相手の言うことは聞かないのと同じです。

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3 正義の反対

子どもを論破しようとしている先生の多くは、「自分が正義」で「言うことを聞かない子どもは悪」だと思っています。
でも、そこを改めないと力づくでクラスを統治しているにすぎません。
力づくで統治されたクラスは、その絶対的な存在がいないときは大きくはねます。
それが世の常です。
人によって態度を変えないようにするために、子どもたちに伝えなければいけないのは
「正義の反対は正義」
だと言うことです。
自分が正義だと思って主張するのはいいと思います。
でも、相手だって正義だって思って主張してきます。

街に5色のヒーローが現れたとします。倒すべき敵がいないとき、その5人組はコスプレ集団となります。誰も求めてはいないのに、「みなさんを助けます!」と叫ぶと、周囲からは非難の目。そこへ黒い服を着た男が現れてわけのわからないことを言っている5色のヒーローから街を守ったとしたら?これってどちらも正義ではないですか?5色のヒーローは街を守ろうとする正義。黒い服の男は街を守ろうとする正義。

道徳の授業で相手の考えをうち負かせることが正しいなんて教えないし、そんなことをしてはいけないと言っているくせして、相手の考えを悪だと思いこんでいる先生がいます。
相手は相手の考えのもと正論を言ってきているのです。
相手の言っていることも正義、自分の言っていることも正義。
自分が言っていることも正義かもしれないけれど、子どもが言っていることも正義なのです。
だから
「あなたの言っていることは正義だけど、先生の言っていることも正義。だからちゃんと話をしよう。」
この考え方が大切なのだと思います。
相手を論破する方法を教えるのではなく、いろいろな意見や考えがあることを教えなければいけません。

4 まとめ

子どもを動かしたいのであればまずは信じましょう。
信じるということは相手を認めます。
目線を下げて子どもに合わせます。

認めてくれない相手のことを子どもは信じることはしません。
「信じている」という言葉がほしいのではありません。
言葉ではなく態度で見せましょう。
それは共感することです。
価値観の違う子どものことを共感したり認めたりするのは大変な作業なのはわかっています。
でも先生は教育のプロです。
プロならばそれくらいのことをして当然でなければプロは語れません。
そして「正義の反対は正義」ということを頭の中に刻み、子どもを論破しないことです。
子どもの主張も子どもなりの正義なのですから。
きっと子どもはわかってくれます。
与え与えられをくり返せばきっと大丈夫。


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