【教育論】子どもや後輩を成長させたい方必見!相手に目線を合わせることは信頼すること!

教育

教育現場では
「子どもの目線に立って考えていきましょう」
なんて言葉を耳にします。
「子どもの目線ってしゃがんで目の高さを合わせること?」
「子どもの目線に合わせるんじゃなくて、子どもに大人の目線に合わせさせようよ!」
こんな意見が聞こえそうです。
でも、子どもの目線とか大人の目線とか、その目線ってどれくらいの高さなのでしょうか。
今回は子どもと大人の目線の違いや解釈について考えて行きたいと思います。


1 大人の目線

まずは大人の目線から考えていきたいと思います。
小学校現場で、このような言葉を耳にしたことがあります。
「小学校1年生は宇宙人だから・・・」
「小学校1年生は一から教えないといけないんだよね」
そうなんです!小学校1年生は基本的にはかけ算もわり算も面積も体積も、日本史もミシンの使い方も、文脈の読み取りも、アルコールランプの使い方も知らないから一から教えてあげないといけないんです。
そのために学校があるんですよね。
小学校1年生を宇宙人と思っている先生はとても不幸な先生です。
そしてそこに「大人目線」の真実が隠されています。
幼稚園保育園時代に、年長さんはなんでもできるようになっています。
なんでもというのは生活のことです。
例えば給食の配膳・・・できます。
例えば整理整頓・・・できます。
例えば並んで移動・・・できます。
例えば仲良く遊ぶ・・・できます。
例えば座ってお絵描き・・・できます。
例えば楽しく歌う・・・できます。
だいたいのことをできるようにして小学校に上がってきます。
幼稚園保育園の先生に言われれば
「なんでもできるからやらせてあげてください!」
だと思います。
しかし・・・小学校現場では捉え方が違います。
「一年生はどうせできないんでしょ?」
と思い込んでやらせない先生がいるのです。
これが「大人目線」です。
できるはずのことを、できないと思い込んでやらせなければ、子どもたちはやりません。
そして自分たちができないと思い込み始めます。
「きみたちは何もできな~い、何もできな~い」
と毎日教え込まれればできなくなるのは当然です。
子どもたちはとても賢いので教えたことはどんどん吸収していきます。
一方で
「あなたたちは何もできないんだからね!」
と学校で教えてもらえばできなくなるんです。
当然のことなのです。

2 子ども目線

では、子どもの目線とはいったいなんでしょう。
実は子どもの目線はとても柔軟です。
子ども同士で話していると、子どもは相手に合わせて話をします。
例えば、ゲームの話やアニメの話、遊びの話などなど、相手の会話に対して的確に返すことができます。
その相手が大人だった場合はどうでしょう。
「給食当番、幼稚園でもやってきたでしょ?だからできるはずだからやってみな!」
「幼稚園でも友だちと仲良く遊べてたでしょ?どうやったらいいのか考えてごらん!」
相手である大人が自分を信じてくれて会話をしてきたら、子どもはそれに応えようとします。
「給食当番、一年生だからでいないでしょ。やってあげる。」
「どうして友だちと仲良くできないの!もう遊ぶの禁止!」
子どもたちは相手である大人が自分に対してなにもできないものとして接してきた場合も一生懸命それに応えようとします。
信じてやらせてくれた場合の子どもは自己解決をして、大人の期待に応えます。
信じてもらえずやらせてもらわなかった場合の子どもはできないまま育ち、大人の期待に応えます。
ここなんです、子ども目線というのは相手に信じてもらっているかいないかによって変わってくるのです。
子ども目線は大人目線によって大きく左右されます。

3 子ども目線に立つとは

子ども目線に立つというのは、大人が相手を子どもだと思ってできないものとして接することではないのです。
大人が子どもを対等に扱うということが、子どもの目線に立つということです。
大人の世界でもそうでしょう。
「この仕事、できないよね?代わりにやってあげるよ!」
と言われ続けてなにも経験しない新入社員は、果たして1年後にどれだけ仕事ができるようになっているのでしょうか。
とりあえずやらせてみて、成功したら褒めちぎり、失敗したらどうしてそうなったのかを一緒に考えることが成長させるということです。
失敗を恐れてやらせないから成長しないのです。
失敗なんてない、やらせないことが大失敗。
「失敗したらどうしよう・・・」
と思っている子には
「あなたが失敗だと思っていることは経験だから、きっとできるよ!」
と言ってあげましょう。
そのことがわかれば子どもの目線がどこにあるのかわかるはずです。
だからきっと、子ども目線をちゃんと捉えていない人は、相手が大人であっても子ども扱いするのだと思います。
子どもの目線に立つというのは「信頼」です。
相手目線に立つということも「信頼」です。
子どもも後輩も、信頼しれくれたら全力で応えようとしてくれます。

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4 まとめ

大人の目線というのは、子どもを子ども扱いするという目線のことを言います。
子どもは大人が考えているよりもずっとずっとなんでもできるし、多くのことを考えています。
子どもはとても賢いので、周囲の大人が「できないでしょ!」と毎日教えれば、できなくなります。
逆に「できるでしょ!」と教え続ければその期待に応えてできるようになります。
子どもとはそういうものです。
子ども目線というのは「信頼」です。
大人が信じてあげて、自分と対等に接してあげることで子ども目線は大人と同じ高さまで達します。
大人が信じてあげられず、子ども扱いしていれば、子ども目線は低いところにあるまま高さです。
1年後に自信に満ちた顔でできるようになっている子どもと、心配そうな顔でなにもできない子ども。
どちらを選ぶのかは周囲の大人次第です。
大人目線と言えば、目玉の親父さんです。
目玉の親父さんは親父でありながらあのサイズで子どものようで、あのサイズでありながら目線のみの存在という驚異の大人の目線の持ち主です。
時々は鬼太郎と目玉の親父さんのツーショットに出くわすことがあると思いますので、そのときにはどんな目線で鬼太郎と接しているのかを見ていただけるととても参考になると思います。

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