【低学年×体つくり運動】運動技能獲得のための授業具体例!

体育

楽しみながら運動ができたらいいですよね。
体育の場面では「運動をして体力や技能をつける」というより「遊んでいたら体力や技能が身についた」という方が子どもたちには好まれます。
未就学児は公園に運動をしにいくというより、遊具で遊んだり走ったりしていますよね。
そうやって子どもというのは体力や運動技能を身につけていくのです。
だから低学年には「〇〇遊び」という文言が学習指導要領に載っているのです。

小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説「体育編」

さて、今回は走る力やボールを操作する力、チームワークをつけるための体育でできる運動遊びについてご紹介したいと思います。
すぐに使えるものになっていますので、やってみてください。
子どもはとにかく勝敗にこだわる子もたくさんいます。
運動能力だけで勝敗が決まってしまうものではなく、偶然性やチームワークが重要な種目も取り扱うと良いでしょう。


1 宝をうばえ!(走る力)

準備するもの
バトン(宝)

ルール

① 2つのチームに分かれ、30歩くらい間をあけて、向かい合って並びます。
※ 並ぶ順番は好きな並び方で大丈夫ですが、順番が勝敗を左右します。
② それぞれのチームの足もとに線を引くかコーンを置くなどして目印をつけます。
③ じゃんけんなどで「ランナー」チームと「キャッチャー」チームを決めます。
④ ランナーチームから10歩くらい離れたところにバトンを置きます。
⑤ 先頭のランナーとキャッチャーは「用意、ドン」の合図で同時に走りだし、ランナーはバトンをとって、キャッチャーにタッチされずに自分の陣地に持って戻ることができれば1点です。
⑥ キャッチャーはランナーが陣地に戻る前にタッチすることができれば1点です。
⑦ 並んだ順に1対1で行い、チーム全員がランナー、またはキャッチャーをしたら、チームの役目を交代します。
⑧ 全員がランナーとキャッチャーをしたところで終了です。
⑨ 得点の高いチームが勝利となります。
※ ランナーチームの方がバトンに近いので必ずバトンを取ることができますが、どうやってとるのか、ロスを少なくするための走りがポイントとなります。
※ キャッチャーチームはバトンを取ることが目的ではなく、ランナーにタッチすることが目的なので、バトンを取りにいかないようにしましょう。


2 ボール運び(ボール操作)

準備するもの
ボール(チーム数×2)
コーン(チーム数)

ルール

① スタートラインにチームごとに4列で並びます。(4人1組のゲーム)
② 4人でしっかり手をつなぎ、半円のような形になります。
③ その中にサッカーボールを2個入れます。
④ 「用意、ドン」の合図で4人でしっかりと手をつないだまま足でボールを蹴りながら、mぽくひょうを回ってきます。
⑤ 途中でボールが半円から出たら、ボールを取ってきて、その場からやり直します。
※ リレー方式でやってもよいですし、1回ごとに勝敗を決め、会った数の多いチームを勝ちとしてもよいでしょう。

 

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3 リーダーを守れ!(チームワーク)

準備するもの
2色のゼッケン(赤白帽子でも可)
リーダーの目印

ルール

① 2つのチームに分かれます、。
② 20~30mの間をあけて、四角を2つ書きます。
③ 守備チーム(Aチーム)内でリーダーを一人決めて、リーダーは一方の四角アの陣地に、ほかのAチームの人はもう一方の四角イの陣地に入ります。
④ 攻撃チーム(Bチーム)は、二つの四角の間(中間あたり)に散らばります。
⑤ 「用意、ドン」の合図でリーダーは四角アを出て、四角イを目指して走ります。
⑥ Bチームがリーダーにタッチしようとします。
⑦ リーダーがBチームにタッチされたら、Aチームの負けとなります。
※ Aチームはリーダーがタッチされないように走っていき、Bチームの人にタッチします。
※ Aチームの人にタッチされたBチームの人はゲームオーバーで邪魔にならないところに座って待機します。
⑧ リーダーが無事に四角イへ辿り着いたらAチームに1点入り、ゲームを続けられます。
⑨ 反対に、リーダーがタッチされたら、攻撃と守備を交代しなければなりません。
※ 得点の多いほうのチームが勝ちです。
※ リーダーを守るための作戦とチームワークが重要になります。

 

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4 まとめ

今回は走る力やボールを操作する力、チームワークをつけるための体育でできる運動遊びについてご紹介させていただきました。
子どもはとにかく勝敗にこだわる子もたくさんいます。
運動能力だけで勝敗が決まってしまうものではなく、偶然性やチームワークが重要な種目も取り扱うと良いでしょう。

① 宝をうばえ!(走る力)
② ボール運び(ボール操作)
③ リーダーを守れ!(チームワーク)

体育の場面では「運動をして体力や技能をつける」というより「遊んでいたら体力や技能が身についた」という方が子どもたちには好まれます。
楽しみながら、遊びながら体力や技能をつけさせる工夫が増えると、体育嫌いの子どもも減ってくると思います。
以上が体育でできる運動遊びについてでした。
ただ、大人になると追いかけっこをする機会や追われているリーダーを守る機会は激減します。
ですが、あの巨大な「王蟲」に追いかけられているユパ様を守るということはよくあることです。
ユパ様を見事守ることができれば、キツネリスのテトをもらうことができます。
子どものうちから「リーダーを守れ!」で鍛えておくと、大人になってからユパ様を上手に守ることができてよいと思います。


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