【体育の評価】体育授業の評価の仕方を考えよう!高学年ボール運動編!

体育

体育の評価と聞くと
「足が速い子がAでしょ」
「シュートをたくさん決めた子がAでしょ」
「難しい技ができる子がAでしょ」
と思うでしょうか。
あながち間違えではありませんが、それだけでは不十分です。
その評価をしているとたくさんの体育嫌い、運動嫌いを生み出すことになります。
体育の授業の理想は「得意だから楽しい」「苦手だけど楽しい」です。
これらの授業を作り上げていくためにはやはりしっかりした評価が必要です。
子どもは評価が低いとやる気をなくしてしまうからです。
今回は体育授業での評価の仕方について考えていきたいと思います。
「高学年のボール運動編」ということでお願いいたします。


1 高学年 「ボール運動」評価規準例

【知識・技能】

次の運動の行い方を理解するとともに、その技能を身につけ、簡易化されたゲームをしている。

① ゴール型
・ゴール型では、ボール操作とボールを持たないときの動きによって簡易化されたゲームをしている。

ゴール型と言えば「バスケットボール」や「サッカー」や「タグラグビー」が思い浮かびます。
ボール運動でよく勘違いされるのが「種目の特性を教える」ということです。
例えば「バスケットボールを教える」と思ってしまい、ドリブルやシュートを教えがちですが違います。
あくまでゴール型を教えるので種目もバスケットボールを教えましょうということはありません。
大切なことは
「バスケットボールのような種目を通じて、ゴール型の特性を教える」
ということなのです。
だからその特性を教えるためにバスケットボールとルールがかけ離れていても問題ないわけです。
例えば
「シュートが決まらなくても、ゴールに当たれば得点になる」
「ドリブルはしない」
ということです。
ゴール型の指導内容として「ボール操作」ですが、これをドリブルと捉えることもできますが「パスをすること」と読み解くことができます。
なぜならもう一つ教えるべき指導内容で「ボールを持たないときの動き」というのがあります。
なぜボールを持たないときの動きを評価するのかというと、空いたスペースに移動するからです。
空いたスペースに移動することの利点やシュートにつなげたり、シュートできる人にパスをしたりする動きにつながるからです。
だからボール操作として最も重要なことは「パス」なのです。
一人でドリブルをして一人でシュートまで行って、得点をしまくっている子は、果たしてA評価と言えるのかというところが微妙な選択になります。
評価として最も重要なことは「空いているスペースに移動するというボールを持っていないときの動き」です。
それを見取ってあげることで、運動が苦手な子も動く意味をもたせることができます。
② ネット型
・ネット型では、個人やチームによる攻撃と守備によって、簡易化されたゲームをしている。

ゴール型と同じように動きに注目をすることになります。
「個人の攻撃」としてはアタックになりますが、良いアタックと言うとエンドライン付近で打つアタックとネット間際で打つアタックではネット間際ということが容易に想像できます。
その良いアタックを打つことのできる場所に移動できることを見取ることが大切です。
また、その場所にトスをあげられることがチームとしての攻撃です。
試合で勝てるということは大切ですが、それらができずに勝つというのは評価の対象にはならないでしょう。
ですが、そららが身についていないのに試合に勝ち続けるということは困難でしょう。

③ ベースボール型
・ベースボール型では、ボールを打つ攻撃と隊形をとった守備によって、簡易化されたゲームをしている。

これらも他の型と同様で、種目の特性を教える必要はありません。
ピッチャーは打たせないようなボールを投げる必要はありませんので、味方が打ちやすいボールを投げるという方法もあるでしょう。
隊形をとった守備をするために、9人でやらなくても12人になっても良いでしょう。
柔軟にルールを変えていきながらベースボール型の内容を指導できると良いでしょう。

 

【思考・判断・表現】

・ルールを工夫したり、自己やチームの特徴に応じた作戦を選んだりしているとともに、自己や仲間の考えたことを他者に伝えている。

ボール運動では、どの型でも「ボールを持たないときの動き」というのが大切になります。
ボールを持たないときの動きを達成するために、チームの作戦を考えたり決めたりしている様子を見て評価をしましょう。
見ていると必ず良い作戦を考える子、勝つための作戦を考える子などが見えてくるはずです。
その子たちは決して運動が得意とは限りません。
運動が得意でなくても作戦を考えたり、伝え合ったりする力があれば評価してあげれば、体育としてのモチベーションは高まるはずです。

 

【主体的に学習に取り組む態度】

・運動に積極的に取り組もうとし、ルールを守り助け合って運動をしようとしていたり、勝敗を受け入れようとしていたり、仲間の考えや取組を認めようとしていたり、場や用具の安全に気を配ったりしている。

場を準備することが多くなります。
そんなときに積極的に準備片づけに参加できているのかを見取ってあげましょう。
練習も単調になりそうなときにも自己課題の解決のために一生懸命練習できるかを見取ってあげましょう。

 

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2 まとめ

今回は体育授業での高学年のボール運動の評価の仕方について考えてみました。

高学年 「ボール運動」評価規準例

【知識・技能】
次の運動の行い方を理解するとともに、その技能を身につけ、簡易化されたゲームをしている。

① ゴール型
・ゴール型では、ボール操作とボールを持たないときの動きによって簡易化されたゲームをしている。

② ネット型
・ネット型では、個人やチームによる攻撃と守備によって、簡易化されたゲームをしている。

③ ベースボール型
・ベースボール型では、ボールを打つ攻撃と隊形をとった守備によって、簡易化されたゲームをしている。

【思考・判断・表現】
・ルールを工夫したり、自己やチームの特徴に応じた作戦を選んだりしているとともに、自己や仲間の考えたことを他者に伝えている。

【主体的に学習に取り組む態度】
・運動に積極的に取り組もうとし、ルールを守り助け合って運動をしようとしていたり、勝敗を受け入れようとしていたり、仲間の考えや取組を認めようとしていたり、場や用具の安全に気を配ったりしている。

以上がボール運動の評価規準についてでした。


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