運動に苦手意識を持っている子をその気にさせる言葉かけ!コツコツ練習は遺伝を超える!

教育

「体育って苦手だなぁ」
「鉄棒ってできないんだよなぁ」
「運動会がなければいいのに」
こんな風に悩みを抱えている子は少なくないと思います。
今回は運動に苦手意識をもっている子に対して、その気にさせるような声かけについて考えていきたいと思います。

1 コツコツやることが大切

まず声かけの前に考えておきたいことは、運動神経に遺伝の差はないのかということです。
親が運動が苦手だと子どもも運動が苦手・・・というのは迷信です。
詳しいことは

こちらをご覧ください。
ただ、運動神経は親からの遺伝の影響はありませんが、筋肉の量や質、身長・体重などは影響を受ける可能性が高いと言われています。
そのせいで幼少期にかけっこや鉄棒やマットなどで「できる」「できない」の差が生まれてしまいます。
だから運動神経が親の影響を受けると思われてしまうのです。
また、運動が苦手な親の場合は自分が苦手だから運動をさせる機会そのものが減ってしまいます。
だから経験にも差ができてきてしまい「できる」「できない」を生んでしまうのです。
では筋肉の量や質、身長や体重による遺伝のせいで運動には一生埋まらない差ができてしまうのでしょうか?
実は違います。
脳や神経系の発達は、小学校高学年くらいまでと言われています。

発達段階についてはこちらのブログをご覧ください。
脳や神経系が発達する小学校高学年の時期までに適切な練習をコツコツ積み重ねていくことができれば、筋肉や身長、体重の差は十分に逆転できてしまうのです。
小さい頃に「〇〇君よりもできないから苦手・・・だから自分は運動が苦手だからもうやらない」
となるケースが多いのです。
もしそれが本当なら、筋力トレーニングというものはこの世には存在していません。
幼少期から小学校高学年までに器具を使った筋力トレーニングは全く必要ありませんが、自重を使ったトレーニングであれば効果は抜群です。
また身長が高い方がスポーツに有利ならば、低い選手というのは一人もいないはずです。
それよりもどこからどこまでが低いという設定なのかも曖昧なものです。
身長が190cmの人でも200cmの人からしたら10cmも小さいのです。
だから何をもって身長を低いとするのかなんて自分次第です。
身長が160cmだとしても150cmの人からすれば10cmも大きいからです。
適切な時期に適切なトレーニングを適切な量をコツコツとすれば必ずできるようになります。

2 褒め上手は伸ばし上手

運動ができないと思い込んでいる子どもを、前向きな気持ちにさせるにはどうすればいいのでしょうか。
それには子どもたちに具体的な練習法を伝え、ほんの小さな上達も見逃さずに褒めて、次のステップに導いてあげることが大切なのです。

① 何の練習なのかを具体的に伝える

授業でもそうです。
今日、学ぶべきものが何かもわからないで授業を受けるのと、めあてとして今日はどんなことを学ぼうとしているのかを知っているのでは上達に差ができて当然です。

めあて・まとめの大切さについてはこのブログをご覧ください。
その日にどんなことをするのかを具体的に子どもに伝えましょう。
「種目」「練習内容」「使う道具」
それらを明確に伝えることで、子どもたちのやる気が高まります。
逆に何も知らされずにやっていてもやる気はでません。

② 練習時間や回数を数字で具体的に伝える

「今日の練習は50m走を5本だよ!30分集中して頑張ろう!」
子どもたちが集中できる時間は限られています。
だから時間や回数などを子どもに先に伝えておくことが大切です。

③ タイムや回数を記録する

記録を測定することで今の自分の実力を客観的に見ることができます。
でも上達の遅い子どもいとっては、その記録が逆にプレッシャーになることもあります。
練習を続けていれば、必ず成果はあらわれることを伝えましょう。

④ 褒める

何といっても褒めることです。
でも褒めるときには具体的に褒めましょう。
褒め方に関しては

こちらをご覧ください。
練習をしていて、できないところを一生懸命探すのではなく、できたところを一生懸命探して伝えましょう。
「腕のふりが良くなってきたよ!」
「足が高く上がってきたよ!」
こんな風に具体的にどこが良かったのかを伝えましょう。
大人もそうですが、褒められて嫌な気分になる人はいません。
新しいことにチャレンジしている子どもは不安でいっぱいです。
その不安を取り除いてあげるためにも、サポートする大人が大げさなくらい褒めてあげることが大切です。

3 まとめ

今回は運動に苦手意識をもっている子に対する声かけについて考えてみました。
運動神経は親の遺伝ではないということをブログを通して何度もお伝えしています。
でも筋肉の量や質、身長や体重は親の影響を受ける可能性が高いと言われています。
だから幼少期に筋肉の量や質、身長や体重に差があったせいで人よりできたことやできなかったことはあると思います。
そのできなかった経験が「人よりも運動が苦手」に繋がってしまって、そこで運動をストップさせる子も少なくないのです。
でもその差はコツコツ頑張った練習にはかないません。
苦手意識をもってもコツコツ頑張れはきっとできるようになることを子どもたちに伝えましょう。
「できない」ではなく「やらない」ということです。
では具体的にどのような声かけが必要かを考えてみましょう。

① 何の練習なのかを具体的に伝える。
② 練習時間や回数を数字で具体的に伝える。
③ タイムや回数を記録する。
④ 褒める

これらをすることで子どもたちがみるみると伸びていくことが経験できると思います。
さて、言葉かけが得意と言えば「オオカミ」です。
オオカミは数々の物語で言葉巧みに主人公たちを翻弄してきました。
言葉巧みにおばあさんになって赤ずきんちゃんは食ってしまおうとするし、言葉巧みに家を吹き飛ばして三匹の子ぶたは食ってしまおうとするし、言葉巧みにお母さんになって七ひきの子やぎは食ってしまおうとするし・・・オオカミは言葉巧みに食ってしまおうとすることが多いようです。
今はコロナ渦なのでなかなかありませんが、以前は道を歩いていると子連れ狼とすれ違うことは毎日のようにありました。
オオカミと言っても子連れ狼の方は、倒す敵が明確になっているし大五郎もいるし、言葉巧みに道を聞かれても食われてしまうということはないので、安心してください。

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