【陸上 リレー】陸上のリレーで勝つための1走から4走の走り方攻略!タイプ別走順!

体育

リレーと言えば陸上の花形競技の一つです。
リレーメンバーは4人、走順によって求められるタイプが違います。
ではどんなタイプの子をどの走順にしたらいいのでしょうか?
今回はリレーの1走から4走までの役割と走り方、タイプについて考えていきたいと思います。


1 1走の走り方

1走の役割は「流れをつくる切り込み隊長」です。
だからスタートダッシュが得意な選手が活躍できます。
リレーでは、唯一スターティングブロックを使ってスタートするのがこの1走です。
スタートの得意な選手はもちろんですが、終始コーナーなので、器用さも求められます。
コーナーはカーブのことです。
400mトラックでは1走はスタート直後からカーブを走っています。
ですがコーナーだからと意識するのではなく、真っ直ぐのつもりで走り抜けてみましょう。
また、コーナーでトップスピードに達するため、遠心力をうまく使いましょう。
ちなみにスタート時には1走はバトンを持っているので、違和感なくスタートできるように練習を積みましょう。
カーブの遠心力を使うため、右手にバトンを持ってスタートする走者がほとんどです。
インコースになればなるほどカーブがきついので、捻挫に注意しましょう。
その日の調子に合わせて2走の走る距離を変えましょう。

2 2走の走り方

2走は「エース区間の呼び声高い」と言われています。
4人の中で1番高いスピードを長く持続することができ、バックストレートでチームを加速させられる選手が役割を担います。
長い直線でもバテないスピード持続力が大切です。
だから2走として活躍できるのは、スピード持続力を持つ選手となります。
直線を走ることができるので、バックストレートの風が追い風か向かい風かを確認しましょう。
最後までスピードを持続できるペース配分を考えてスタートすることが大切です。
2走の選手は120mを走るつもりでいるとよいでしょう。
アウトレーンの選手が前にいても意識しないことが大切です。
セパレートコースなので、アウトレーンの選手が先にバトンパスを済ませ視界にいるのは当然のことなので、2走の選手はそこを意識しない心の強さが重要です。
注意点は、向かい風が強いと、想定よりも遅くなってしまい、3走が先に出てしまうことがあります。
そういうことも考慮しながらスタートを切れるようにしましょう。
3走は1走同様にカーブからのスタートなので加速しにくくなっています。
2走のスピードを生かすために、もらい手が加速した段階でテークオーバーゾーンの出口付近で渡せると良いでしょう。

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3 3走の走り方

3走は「アンカーへつなぐコーナーのスペシャリスト」です。
200mのスタート地点でバトンをもらい、コーナーを抜けるまでを務めます。
素早くトップスピードに到達する加速力と、コーナーをうまく走る器用さが求められます。
2走が見えづらいため、タイミングがつかみにくい特徴があります。
うまくバトンがつなげられれば、他チームに差をつけるチャンスです。
直線を走ってくる選手からバトンをもらう唯一の区間です。
トップスピードでくる2走とのタイミングをうまくつかめればスピードアップできます。
先に進めば進むほどカーブがきつくなるので、素早くトップスピードに乗りましょう。
3走までくると、集団になって周囲の選手が見えるようになりますが、周囲を意識せずに自分の走りに専念しましょう。
注意点は、外に膨らまず、うまく内傾をとってコーナリングしましょう。

4 4走の走り方

4走は「重圧に打ち勝つタフガイ」です。
リレーの花形がアンカーです。
3人がつないだバトンを勝負がかかる大事な場面で受けるため、強靭なメンタルが必要とされます。
冷静に最後まで走り切りましょう。
4走はどうしても早く出てしまいがちですが、3走の動きは比較的見えやすいのです。、
冷静に判断し、呼吸を合わせてスタートしましょう。
4走が力のある選手の場合は、テークオーバーゾーンの入り口付近でもらうようにしましょう。
バトンをもらったら「最後までもたないかもしれない」と考えずに、前半から加速しましょう。
前の人を追う時には力まずに走りましょう。
ゴール付近で相手を抜くのは難しいことです。
前半から飛ばしてしまいましょう。

5 まとめ

今回はリレーの1走から4走までの役割と走り方、タイプについて考えてみました。
バトンの基本的な考え方はこちらです。

・バトンパスは受けての責任
・当日の風向きや選手の調子を把握する
・バトンパスの練習は全力に近い状況で行う
・それぞれの特徴に合った組合せで4人トータルで構成する
・冷静に、力まず、それぞれのパートをこなすことを考える

以上がリレーの1走から4走までの役割と走り方、タイプについてでした。
学校で指導する際にもこれらのことを参考にしていただければと思います。


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