体育の授業をしていく上で必要な便利グッズ紹介!これを知っていると子どもたちの理解が高まり運動量が増える!

体育

体育の授業をまわしていくときに
「これって知ってたらいいなぁ」
「これってあった方が便利だなぁ」
と思うことや物がたくさんあります。
今回はそんな体育授業で役立つ小ネタを紹介していきたいと思います。
最後まで読んでいただくとラクに体育の授業をまわせるようになるかもしれません。

1 マイクで授業

校庭ではそうもいかないのですが、体育館ではマイクでの授業を断然おすすめします。
「マイク使っちゃうなんて、あんまり大きな声が出したくないんじゃないの?」
「ずいぶん怠慢だなぁ」
と思う方もいるかもしれませんが、そうではありません。
マイクを使うことにはたくさんのメリットがあります。

① 遠くにいる子どもに指導ができる

校庭ほどではありませんが、体育館もそれなりの広さがあります。
そのため遠くにいるときには子どもに対して近くに行かないと指導ができません。
ですがマイクを用いることによってたった今見た児童の指導すべき点を遠くにいながら指導することができます。
見たことをタイムリーに指導できないと指導効果は薄れてしまいます。
「あのときの・・・」と言われても「・・・?はい!」とわかっていないのに答えてしまいます。
だから技能が身についていないということもあります。
マイクを使うとタイムリーな指導ができます。
ですが、中にはマイクで呼ばれたくない子もいます。
その辺はデリケートに扱っていけばいいと思うのですが、先生がマイク使用を当たり前にすると、子どもも当たり前になります。
でもマイクで呼ばれたくない子は初めのうちはマイクで指導ではなく、マイクで褒めましょう。
褒められて嫌悪感を抱く人はそうそういません。
よかったところをマイクで教えてあげるのです。
マイクを使った環境作りは大切だと思います。

② 子どもが体育用語を使い始める

マイクで話すことによって声が拡声されます。
例えば跳び箱の授業で遠くにいる子に
「今の踏み切りが弱かったのと着手の位置がもっと奥」
と伝えたとします。
そうすると、それをなんとなく聞いていた子どもたちが友だちの試技を見て
「もっと奥に着手した方がいいよ」
「踏み切りが・・・」
など先生の言っていた言葉を使い始めます。
マイクを使ったことで子どもたちが自然と言葉を覚えるのです。

③ 立ち位置

これは便利ということではないのですが、体育において立ち位置というのはとても重要なことです。
なるべく全体が見渡せるような場所に立つようにしましょう。
先生の後ろに子どもが来てしまうと、その子たちの指導は皆無です。
何をしていたのかがわからなくなります。
課題も見えないし褒めることもできない。
もちろん授業の中でそういうことは多々あります。
でも、全体を見渡せるように立ち位置をとろうとしている先生と何も意識しないで授業をする先生では指導のジャブの量が変わってきます。
子どもたちには1発KOのアッパーカットではなく、のちのち効いてくるこまめなジャブをたくさん浴びせることの方が重要です。
そのためには立ち位置というのは重要なのです。
そうしたときに「マイク」の存在が大きなものとなるのです。

2 マグネットとA3ホワイトボード

このセットは体育で重宝します。
今はタブレットの時代なので、なんでもかんでもタブレットを用いればできるかもしれませんが、作戦ボードという観点ではやはり未だマグネットとA3ホワイトボードが重要です。
8枚くらいのホワイトボードを準備しておけばだいだいグループ1枚にはいきわたると思います。
また、マグネットも多数必要です。自分たちをマグネットに見立てて動かすというのは思考の整理にとても役立ちます。

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各グループに人数分+相手の人数くらいはマグネットがあるといいと思います。
なにもなしで話し合いをするのは子どもたちにとっては酷な話です。
作戦ボードがあることで、子どもたちはそれを囲んで話し合いを始めます。
作戦ボードを囲んで話し合いというのは当たり前の姿ではなく、体育で培う技能の一つです。
また、先生が子どもたちにルールや戦略を説明するのにマグネットは必要不可欠です。
時間短縮にもつながるので多用しましょう。
「百聞は一見に如かず」と言われるように、子どもたちには反具体物で見せてあげましょう。

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3 笛


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笛は体育では必需品の一つです。
中には
「笛は子どもを調教しているようで吹きたいくない」
という先生もいます。
それはそれで通った意見なのかもしれません。
ですが私は笛を推しです。
私の考える笛は調教するためではありません。
そもそも調教したくないから笛を吹かないという考えは、調教する気なのかもしれません。
私はその話を聞くまでは「笛は調教の道具」という概念すらありませんでした。
「笛は合図の道具」です。

① 今していることをやめてほしい時の合図
② 集合してほしいときの合図
③ その場に座ってほしいときの合図
④ 整列させるための合図

です。
竹刀や木刀なら調教かもしれませんが、笛は合図の道具だと認識しましょう。
笛は回数で合図を変える場合があります。

1回吹くとその場で座る
2回吹くと集まって座る
3回吹くと集まって整列して座る

などです。
使い分けをしておくとスムーズな体育授業になり、子どもたちの運動量の確保にもつながって良いことだと思います。

5 まとめ

今回は体育の授業を実施する中で「あったら便利だなぁ」「やったらいいなぁ」ということについて解説しました。

1 マイクで授業
マイクを使うことのメリットは

① 遠くにいる子どもに指導ができる
近くにいるこならすぐに声をかけられるのですが、遠くにいる子にはマイクがあると同じように指導ができます。
指導は時間が経ては効果が薄れます。
「あのときの・・・」という指導はほぼ伝わっていません。
だから即効性のある今の指導を心がけましょう。
そして褒めるという行為も「あのときよかったよ」ではあまり伝わっていません。
タイムリーに褒めてあげましょう。

② 子どもが体育用語を使い始める
マイクを使うことで先生の声を子どもたちがなんとなく耳にいれるようになります。
そうするとさっき聞こえたA君の指導で使っていた言葉を子どもたちが使い始めます。
だからマイクを使った指導を心がけましょう

③ 立ち位置
授業において先生の立ち位置というのはとても重要です。
子どもが先生の後ろに行ってしまうと指導もできないし褒めることもできません。
だから全体を見渡せるような立ち位置を意識しましょう。
もちろんそれができない場面は多々あります。
でも立ち位置が重要だと知っている先生の方が指導を入れる回数が多くなります。
指導は1発KOのアッパーカットではなく、のちのち効いてくるジャブをたくさん入れることです。
そのためにはマイクが必要になるのです。

2 マグネットとA3ホワイトボード
このセットは体育で重宝します。
8枚くらいのホワイトボードを準備しておけばだいだいグループ1枚にはいきわたると思います。
また、マグネットも多数必要です。自分たちをマグネットに見立てて動かすというのは思考の整理にとても役立ちます。
作戦ボードがあることで、子どもたちはそれを囲んで話し合いを始めます。
作戦ボードを囲んで話し合いというのは当たり前の姿ではなく、体育で培う技能の一つです。
また、先生が子どもたちにルールや戦略を説明するのにマグネットは必要不可欠です。
時間短縮にもつながるので多用しましょう。
「百聞は一見に如かず」と言われるように、子どもたちには反具体物で見せてあげましょう。

3 笛
「笛は合図の道具」です。

① 今していることをやめてほしい時の合図
② 集合してほしいときの合図
③ その場に座ってほしいときの合図
④ 整列させるための合図

です。
笛は回数で合図を変える場合があります。

1回吹くとその場で座る
2回吹くと集まって座る
3回吹くと集まって整列して座る

などです。
使い分けをしておくとスムーズな体育授業になり、子どもたちの運動量の確保にもつながって良いことだと思います。
以上が体育で押さえておくべき重要ポイント、便利グッズです。
これらを知っておくと体育授業通になれます。
マイクを使って授業をしていて、突然
「ん?なんか聞き覚えのある声だぞ?」
と思ったら、後ろからご本人登場です。
そうなったらかなりラッキーなので、ご本人と一緒に授業をすると、ご本人も喜ぶと思います。
また、ご本人にちょっと多めに言葉を発させてあげたり、子どもたちへの質問をあえてハモってあげると上機嫌でお帰りになりますので、そのへんの小技もご提供いたします。

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