【勉強 やる気になる】やる気スイッチの入れ方!クラスの子どもたちが劇的に変わる方法!

教育

「クラスの子どもたちを見ているとなんとなくやる気が感じられないんだよな・・・」
「休み時間は生き生きしているけど、授業になると死んだような目をしている・・・」
そんなことってよくあることです。
先生としてはやる気を出させたいけど、なかなかうまくいかないときってあります。
今回は、勉強に対して向う姿勢を考えて、子どもたちのやる気の探し方を考えていきたいと思います。


1 すべき→したい

子どもたちにとって勉強や運動は「すべき」ものでしょうか、それとも「したい」ものでしょうか。
人は同じことをするにしても
「しなくてはいけないからする」
と思うのと、
「したいからする」
と思うのでは、感じ方も行動も成果も大きく変わります。
両手を振り子のように横に振ってみましょう。
1回目は「振りたくなりけど、振らなくてはいけないから振る」という気持ちで振ってみましょう。
その感覚はどうでしょうか?
2回目は「振ってみたい!やりたい!」という気持ちで振ってみましょう。
1回目と比べてどのような違いを感じるでしょうか。
1回目の振りは幅も小さく、腕も重く感じられ、なんとなく顔もしかめっ面だったのではないでしょうか。
2回目の振りは腕は軽く感じられて、振り幅も大きく、顔も笑顔になっていたのではないでしょうか。
この腕の振りを、勉強や運動に置き換えて考えてみましょう。
「しなければいけないから勉強する」と思うと、体は重く感じられて、顔もしかめっ面になり、嫌々やる感じになってしまいます。
「テストでいい点を取りたいから勉強する」と意識を切り替えると、体を軽くなり、やる気も高まります。
そんなことを言っても嫌々になってしまう・・・という思いはあると思います。
でもそんなときは「そのように思う」ということをしてみてください。
「嫌々やっている」のではなく「やりたいからやっている」という気持ちに切り替えましょう。
病は気からということわざがあるように、やる気も気からです。
毎日気持ちは変わりますので、もし「しなければいけない・・・」と感じるときは、意識的に「~したい」と気持ちを切り替えていきましょう。
そうすれば、気分も変わり、今までよりも楽しくすることができます。

2 誰に何と言われたいか

自分自身は誰に何と言われたら嬉しいでしょうか。
例えば、家族、先輩、同僚、恋人になんと言ってもらえたら嬉しいでしょうか。
憧れの人や尊敬する人に何と言ってもらえたら嬉しいでしょうか。
ほとんどの人が
「すごいね!」
「頑張ってるなぁ!」
「素晴らしい!」
「誇らしい」
「その調子だよ!」
などの褒め言葉ではないでしょうか。
誰にでもこの人にこんな風に言われたら嬉しいという言葉があるものです。
そんな場面を想像してみましょう。
私たちは誰でも認められることが必要です。
認められると、嬉しくなってもっと頑張ろうと思えます。
そしてやる気も湧いてきます。
逆に誰からも認められないとむなしくなって、気力も低下し、気持ちがモヤモヤしてきます。
認めてもらうことは、心の栄養として必要なのです。
頑張るためのエネルギーです。
そんな大切な心のエネルギーであるにも関わらず、いつでも認めてもらえる環境にあるとは限りません。
だから自分で自分を認めたり、言って欲しい言葉を誰かに言ってもらうところをイメージしながら、自分の心の栄養ボトルを満たしていくことが大切なのです。
イメージするだけでも、現実に言われているのと同じ効果があります。
そして教室では、先生が意図的に子どもたちを認めてあげましょう。
認めることは大人以上に子どもの活力になります。
「いつもいつも問題ばかり起こして・・・褒めたくないよ・・・」
と思う気持ちはグッとこらえて、褒めてあげましょう。
1回堪えた分、子どもたちから跳ねかえってきます。
跳ねかえってきたら、もっと褒めたくなります。
悪循環を好循環に変えるのは先生の力です。
心の栄養は毎日補う必要がありますので、毎日やってみましょう。

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3 まとめ

今回は勉強に対して向う姿勢を考えて、子どもたちのやる気の探し方を考えてみました。
子どもたちにとって勉強は「すべき」ものであって、「したい」ものではありません。
だからやる気になれません。
でも意識的に「嫌々やる」という気持ちを「やりたいからやる」と思うことで、前向きに取り組むことができます。
病は気からということわざがあるように、やる気も気からです。
やりたくないことも「やりたい」という意識をもたせましょう。
また、人のエネルギーは褒められることです。
褒められることがすべての活力となります。
自分が誰に何と言われたいかをイメージして、その場面を考えましょう。
そして教室では、子どもたちを意識的に褒めてあげましょう。
「褒めたくない」と思う気持ちはグッと堪えて行動に移すと、不思議と子どもたちは応えてくれます。
そうすると褒める場面が増えてきます。
悪循環を好循環に変えましょう。
以上が勉強や運動に対して向う姿勢についてでした。
やる気スイッチはいったいどこにあるのでしょうか?
青い鳥は近くにいたように、やる気スイッチも実は近くにあるのかもしれません。


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