【利上げのしくみ×物価上昇】日本の物価上昇について考える!

子どもの金融教育

最近よく聞くアメリカの「利上げ」という言葉。
これってなんなのでしょうか?
利上げの影響でアメリカの銀行が破綻なんてニュースも目にしました。
利上げとは金利を引き上げることを指します。
ではアメリカが利上げをしているけれど日本には関係のない話なのでしょうか?
今年度から高校で新たに導入されたお金の話ですが、こういうことを知るというのもとても重要なことです。
今回は利上げという言葉から金利と株価のつながりについて考えていきたいと思います。
これを知れば、アメリカの利上げだけでなくウクライナ情勢など、さまざまなことが絡み合っているからということを理解することができます。


1 日本銀行の役割

まず初めに金融商品について考えてみましょう。
「金融商品?品物?」
と思う子どもたちはたくさんいると思います。
金融商品は「証券会社や銀行などの金融機関が扱うさまざまな商品」のことを指します。
そしてその金融商品には持っていることでリスクが伴います。
リスクが低い方から考えていくと
・普通預金
・定期預金
・国債
・投資信託
・外貨預金
・不動産投資信託
・社債
・ミニ株
・株
という感じでしょうか。
子どもだけでなく大人でも
「銀行は貯金箱」
と思っている方がいると思いますが違います。
貯金箱だとしたらどうして利息がつくのでしょうか。
だから貯金箱ではありません。
銀行に低金利でお金を預けているのです。
銀行はその預けられたお金を使って投資などをしてお金を増やしています。
「銀行にお金を預けているから株とは違ってリスクは全くない」
と思うかもしれませんが、株とは違うけれどリスクは全くないわけではありません。
ただ、極めて低いリスクではあります。
さて日本のお金を発行したり調整したりしているのは中央銀行(日本では日本銀行という)です。
その中央銀行が他の銀行にお金を貸し出していますが、そのときの金利を公定歩合と言います。
銀行は公定歩合よりもさらに高い金利でお金を貸すことで利益を得るのです。
中央銀行では、公定歩合を上げたり下げたりすることで社会に出回っているお金の量を調整しています。
公定歩合を上げると、銀行は中央銀行から借りるお金の量を減らします。
「???どうして???」
そもそも公定歩合を上げるというタイミングは、世の中の物価が上がり始めているときに行います。
物価が上がるということは、物の値段が上がっているのです。
物の値段が上がると「インフレ」という状態になっています。
インフレ状態では物の価値が上がり、お金の価値が下がっています。
世の中にお金が出回っているので、物の値段を上げて調整しているのです。
公定歩合を上げれば金利が上がるので、あまり積極的にはお金を借りようという気持ちにはならなくなります。
そうするとお金が出回らなくなるので物が売れなくなります。
物が売れなければ、値段を下げなければいけなくなります。
そうやって物価を下げています。
逆に物価が下がり過ぎたら、公定歩合を下げてお金が出回るようにし、物が売れる状態にして調整しているのです。
このように中央銀行は社会のお金の量を調整することで景気の変動を調整しています。

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2 現在の日本は物価

では現在の日本はどうでしょうか?
中央銀行が思いっきり利上げをしているという感じではなさそうですが、物価は上がっています。
そもそも物価が上がっているということは世の中にお金が出回っているから物価が上がるのです。
つまり好景気のインフレ状態です。
コロナショックで政府はお金を刷りまくりました。
だから世の中にはお金が出回っているはずなのですが、好景気という感じは受けません。
それはお給料が変わらないからです。
本当にインフレ状態のときは給料が上がって→お金が出回って→物が売れて→物価が上がるという流れのはずです。
ですが、今はそれだけではなくウクライナ情勢の関係で石油やガスなどのエネルギーが入ってません。
エネルギーが入って来なくなると、物が作れなくなります。
物が作れなければ高く売るしかなくなります。
だから世の中の物がこぞって値上げしているのです。
中央銀行の利上げも考えているのでしょうが、それよりもエネルギー不足が大きく響いています。
それに加えてアメリカは利上げをしました。
水は低いところに流れますが、お金は高いところに流れていきます。
だから金利が高いアメリカにお金を預けて、利息をつけてもらった方がよいという考えを持つ人が多いのです。
だから急激な「円安」が進んでしまっているのです。
今の日本は決して好景気ではないのに、物価だけが上がってしまっているので、国民生活は苦しくなってしまっているのです。

3 金利と株価はシーソー

金利と株価はちょうどシーソーのような関係にあります。
つまり金利が上がると株価は下がり、金利が下がると株価は上がるというしくみです。
金利が上がると、会社は銀行からお金を借りにくくなります。
そのため新しい工場やお店や建設するのをやめるようになります。
また投資家も株を買うよりも銀行に預金することで、高い利息を得ようとします。
このため株価は下がります。
逆に金利が下がると会社はお金を銀行から借りやすくなります。
そのため新しい工場やお店を建設するようになります。
さらに投資家も銀行に預金しても預金金利が低いので、高いリターンを求めて株を買うようになります。
こうして金利が下がると株の値段は上がるというしくみになっています。

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4 まとめ

今回は利上げという言葉から金利と株価のつながりについて考えてみました。

1 日本銀行の役割
金融商品は「証券会社や銀行などの金融機関が扱うさまざまな商品」のことを指します。
そしてその金融商品には持っていることでリスクが伴います。
リスクが低い方から考えていくと
・普通預金
・定期預金
・国債
・投資信託
・外貨預金
・不動産投資信託
・社債
・ミニ株
・株
という感じでしょうか。
日本のお金を発行したり調整したりしているのは中央銀行(日本では日本銀行という)です。
その中央銀行が他の銀行にお金を貸し出していますが、そのときの金利を公定歩合と言います。
銀行は公定歩合よりもさらに高い金利でお金を貸すことで利益を得るのです。
中央銀行では、公定歩合を上げたり下げたりすることで社会に出回っているお金の量を調整しています。
公定歩合を上げると、銀行は中央銀行から借りるお金の量を減らします。
公定歩合を上げれば金利が上がるので、あまり積極的にはお金を借りようという気持ちにはならなくなります。
そうするとお金が出回らなくなるので物が売れなくなります。
物が売れなければ、値段を下げなければいけなくなります。
そうやって物価を下げています。
逆に物価が下がり過ぎたら、公定歩合を下げてお金が出回るようにし、物が売れる状態にして調整しているのです。
このように中央銀行は社会のお金の量を調整することで景気の変動を調整しています。

2 現在の日本は物価
中央銀行が思いっきり利上げをしているという感じではなさそうですが、物価は上がっています。
そもそも物価が上がっているということは世の中にお金が出回っているから物価が上がるのです。
水は低いところに流れますが、お金は高いところに流れていきます。
だから金利が高いアメリカにお金を預けて、利息をつけてもらった方がよいという考えを持つ人が多いのです。
だから急激な「円安」が進んでしまっているのです。
今の日本は決して好景気ではないのに、物価だけが上がってしまっているので、国民生活は苦しくなってしまっているのです。

3 金利と株価はシーソー
金利と株価はちょうどシーソーのような関係にあります。
つまり金利が上がると株価は下がり、金利が下がると株価は上がるというしくみです。
金利が上がると、会社は銀行からお金を借りにくくなります。
そのため新しい工場やお店や建設するのをやめるようになります。
また投資家も株を買うよりも銀行に預金することで、高い利息を得ようとします。
このため株価は下がります。
逆に金利が下がると会社はお金を銀行から借りやすくなります。
そのため新しい工場やお店を建設するようになります。
さらに投資家も銀行に預金しても預金金利が低いので、高いリターンを求めて株を買うようになります。
こうして金利が下がると株の値段は上がるというしくみになっています。

以上が金利と株価のつながりについてでした。
金利を上手に利用して預金したり株を所有したりして備えましょう。


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