体の不調を解消する姿勢!立ち仕事、デスクワーク、家事のつらいを解消します!

トレーニング

「同じ姿勢をしていて体がツライ・・・」
「同じ姿勢ではないのに体がツライ・・・」
「なんかよくわからないけど体がツライ・・・」
こういうことってよくありますよね。
今回は「体の不調は姿勢から」ということで、どうしてツライのか、どうしたらいいのかについて考えていきたいと思います。
最後まで読んでいただくと、356日のうちの1日しか元気な日がなかったのに、それが2日に増えるかもしれません。

1 立ち仕事でツライ

立ったとき、体が重力の影響をどれくらい受けるのかの目安を考えてみましょう。
腰には上半身の重さの約2倍の負担がかかり、かかとと腰骨には全体重と同じ負担がかかります。
長く立ち続けていると、重力の影響を受けて腰やかかとがつかれるし、血液や体の水分は下半身に滞りがちとなります。
立ち仕事をするときは、休憩時間などを利用して下半身をよく動かすようにし、血液の循環と促しましょう。

【おすすめの運動】
シングルレッグスクワット
① まっすぐに立つ
※ 上半身を垂直に保つため、肩甲骨を寄せて腹筋、背筋を意識しましょう。
② 右足でバランスをとり、左脚を前に大きく蹴りだし、その状態で5回スクワットをします。
※ グラグラとしないように軸となるっ右足にしっかり力をいれましょう。
③ 横、後ろと同様に蹴りだし、5回ずつスクワットをします。
④ 反対側の脚も同様にしましょう。
※ バランスを取れずにグラついてしまう場合は椅子などに手をかけて行いましょう。

長い時間立ったままの姿勢をとるときは、途中で片足を高さ20cmくらいの台に乗せるとラクになります。
股関節や膝の関節を軽く曲げることで腰にやさしい姿勢となるので疲れがとれます。
途中で左右の足を替えてみると良いでしょう。
ちょい片足上げは、立ち仕事の時だけでなく、待っているときなどもおすすめです。
人を待つ時にはイライラするときもありますので、足も疲れてきます。
そんな時こそ片足を乗せてイライラも解消しましょう。

2 デスクワークでツライ

椅子に座って仕事をするときは、体にやさしい座り方をすることが大切です。
① 背骨・背筋はまっすぐ伸ばす
② 腰と太ももは直角をメドにします
③ 膝を曲げた角度は直角にしましょう
これらが基本の姿勢です。
背筋がまっすぐに伸びていればお腹も引っ込みます。
足の裏は均等に床につけましょう。
椅子に浅く腰をかけることは姿勢が悪い状態です。
腰にかかる負担は大きくなるので疲れやすいです。
椅子に座るときにはドスンと一気に腰を下ろすと腰を中心に体に強い負担がかかります。
ゆっくりと腰を下ろしましょう。
長い時間椅子に座っていて立ちあがるときは、いったん伸びをして体をほぐしてから立ち上がりましょ。

【おすすめの運動】
① 椅子に座ったまま片足を前に伸ばす
② そのまま止めて10を数えます
※ ふくらはぎや太ももの筋肉が伸びる実感ができるはずです
③ 左右の足で同じようにしましょう

 

3 家事でツライ

家事には台所仕事や洗濯、掃除などいろいろなメニューがありますが、ラクラクにこなす秘訣は姿勢が握っています。
そのポイントは腰を伸ばし、前かがみの姿勢をできるだけとらないようにすることです。
立ち姿勢と比べて前かがみ姿勢は腰にかかる負担が1.5倍とも2倍以上ともいわれます。
毎度それだけの負担がかかるのでは腰も体も疲れて当然です。
例えば、掃除機をかけるときも前かがみ姿勢ではなく、腰を伸ばして行いましょう。
掃除機の柄を長くして使うと前かがみにならずにできます。
ぞうきんがけをするときは、片方の膝を床につかて行うと、背筋が伸びるので、前かがみにならずにできます。
台所仕事や洗濯も、前かがみ姿勢にならないように行いましょう。

【おすすめ運動】
スクワット
① 両足を肩幅に開いて立ちます。
② 右ひざを右足の親指方向、左膝を左足の親指方向に向けて出すようにして、太ももが地面と平行になるところまでお尻を下げましょう。

 

4 まとめ

今回は「体の不調は姿勢から」ということで、立ち仕事、デスクワーク、家事でのツライについて考えてみました。
姿勢が悪いと重力によって多大なる負担が体にかかってきます。
それは体重の2倍の量ということもあります。
ときどきそうになるのではなく、姿勢が悪いときにはいつもそうなので、体が不調になって当然です。
自分の姿勢を見直してみて、背筋を伸ばしたり、前かがみをやめたりして健康的な体を手に入れましょう。
姿勢よくずっといると言えば兵馬俑です。
紀元前246年ごろから立ち続けているので、2000年以上はあの姿勢で立ち仕事を頑張っています。
「夜になったときくらい20cmくらい片足を上げてラクにしてもいいよ」
と言ったこともあったのですが、真面目な兵馬俑はあの姿勢のまま頑張っています。
ダビデ像も頑張っている人の1人です。
見習って一緒に頑張っていきたいものです。

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