フルマラソンを完走するためには、一定のペースを保って走り続ける力が必要です。
自分でどれくらいで走ろうとペースを設定することが重要です。
そのためには自分がどれくらいのペースで走ることができるのかをまずは知らないといけません。
また、1kmはこのペースで走れるけれど、10kmは走れないなどあるかもしれません。
今回はペースの作り方について解説したいと思います。
ブログ:ランニング!!やらない理由ではなく、はじめる理由さがし!
1 ラップタイムを知ろう!
フルマラソンはご存じのとおり、42.195kmを走る競技です。
42kmというと果てしなく流そうですが、結局のところ1km1kmの積み重ねなのです。
1kmがランニングやマラソンの基本となりますので、ラップタイムを計る際には1kmの計測が必要です。
1kmのペースでどれくらいの距離保つことができるのか、それによってペース設定は大きく変わってきます。
2 ラップタイムを計るメリット
① ペース感覚
先に書いたとおり、1kmのタイムを知ることでランニングのときにはそのペースで走ろうという目標ができます。
5kmになったら設定ペースから落ちてきてしまったとなれば、練習を積み重ねて設定ペースで走れるようにするか、設定ペースを落とすかという判断になります。
② 調子の確認をする
私はランニングを開始した1kmで自分の調子を確認します。
いつもよりも明らかに1kmの入りのペースが落ちているときがあります。
そういうときには、ペースを上げないでじっと我慢して走るようにしています。
逆にペースが上がっているときには、そのペースでどこまでいけるかの確認します。
自分のその日の体調を確認する意味でもラップタイムは知っている必要があります。
③ ペース調節
ラップタイムを知っていると自分が速く走っているのか、遅く走っているのかを知ることができます。
1kmの入りで速く走っていると感じたときに、練習では意識してペースを上げっぱなしにしてしまいます。
ですが、レースでは違います。
オーバーペースは後半に足にきます。
イーブンペースで走れるように、自分のペース感覚を身体に覚えさせましょう。
また、レースだと周囲の選手が速いので、一緒にペースを上げてしまうことがあります。
そのペースで最後までついていければいいのですが、そうでないことがほとんどで、後半に後悔してしまいます。
ペースは自分で決めるものですので、誰かの意見だけで決定するのではなく、自分の力で判断してほしいと思います。
3 ペースとフィニッシュタイム
1km | 5km | ハーフマラソン | フルマラソン |
4分00秒 | 20分00秒 | 1時間24分23秒 | 2時間48分47秒 |
4分16秒 | 21分20秒 | 1時間30分00秒 | 3時間00分00秒 |
4分30秒 | 22分30秒 | 1時間34分56秒 | 3時間09分53秒 |
5分00秒 | 25分00秒 | 1時間45分29秒 | 3時間30分59秒 |
5分30秒 | 27分30秒 | 1時間56分00秒 | 3時間52分04秒 |
5分41秒 | 28分26秒 | 2時間00分00秒 | 4時間00分00秒 |
6分00秒 | 30分00秒 | 2時間06分35秒 | 4時間13分10秒 |
6分30秒 | 32分30秒 | 2時間17分08秒 | 4時間34分16秒 |
7分00秒 | 35分00秒 | 2時間27分41秒 | 4時間55分22秒 |
7分07秒 | 35分33秒 | 2時間30分00秒 | 5時間00分00秒 |
7分30秒 | 37分30秒 | 3時間38秒14秒 | 5時間16分28秒 |
8分00秒 | 40分00秒 | 2時間48分14秒 | 5時間37分34秒 |
8分30秒 | 42分30秒 | 2時間59分20秒 | 5時間58分39秒 |
自分の走れるペースを知ってハーフマラソン、フルマラソンに挑戦してみましょう。
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