東京オリンピックはミックス多数!混合種目が今アツい!競泳混合メドレーリレーの見どころ解説!

スポーツ&運動

今大会は「混合」の種目が多く開催されています。
陸上混合リレー、柔道混合団体、卓球、バドミントン、水泳などなど。
混合が多く、新種目としてオリンピックに登場したのは時代の流れでしょうか。
今回は多数存在する「混合種目」のうち、競泳混合メドレーリレーについて解説したいと思います。
最後まで読んでいただくと、男女協力して一つのものに向かいたくなるかもしれません。

1 そもそもメドレーリレーってなに?

メドレーには個人と団体があります。
実は個人と団体で泳法の順番が違います。
個人の場合は飛び込みの関係もあり「バタフライ→背泳ぎ→平泳ぎ→自由形」となっています。
団体の場合は途中で背泳ぎが飛び込めないので「背泳ぎ→バタフライ→平泳ぎ→自由形」となっています。
今まではそんな団体であるメドレーリレーは、「男子メドレーリレー」や「女子メドレーリレー」のように名前がついていました。
それが東京オリンピックで混合メドレーリレーが新種目となりました。

2 競泳混合メドレーリレーってなに?

競泳混合メドレーリレーは東京オリンピックから新種目として採用されました。
どれくらい泳ぐかというと4×100mです。
男女2人ずつで組んで4人です。
個人種目の結果によってオーダーを決めるので、日本代表も混合メドレーリレーの選手は決まっていません。
「混合メドレーリレーって言ったって、男女順番に泳ぐだけでしょ?」
と思うかもしれませんが、実は違うんです。
この混合メドレーリレーは、抜いたり抜かれたりの激しい展開になりそうでみどころ満載なのです。
男子2人、女子2人の中で誰がどの泳法を泳ぐかは各国によって決められます。
だから第一泳者の8人の中に男女が入り乱れるわけです。
タイム的には男子の方が有利に感じますが、どの国も同じ男女比なわけですから、抜いたり抜かれたりということは必至です。
日本はどのようなオーダーを組んでくるんでしょうか。

3 リレーは陸上も水泳も引き継ぎが大切

水泳のリレーの引き継ぎは、前泳者がパネルにタッチする0.03秒前までのフライングが許されています。
つまり前泳者が来る0.03秒前から飛び込み始めても反則にはならないのです。
でもよく考えてみてください、0.03秒です。
フライングが許されているといっても0.03秒ですので、目視ではそれを見極めるのは大変困難なことです。
そこで選手たちは泳いでくる人の速度を見極めて、0.00秒ジャストを目指して飛び込み始めます。
フライングというのはタッチよりも足が離れるかどうかなので、スタートと違って前泳者がどれだけ遠くにいようが上半身が動いても反則にはなりません。
タッチする前に上半身はすでに飛び込みだしていて、足だけ残している状態です。
タイミングの取り方は人それぞれで、よく腕をぐるぐる回したり、じっくり見たりしている選手を見かけませんか?
あれはタイミングを見ているのです。
この引き継ぎミスで早く飛び込んでしまって失格になるということはよくあることです。
それがオリンピックや世界大会でも起こりうることなのです。
陸上の4×100mリレーでも走力に加えてバトンの引き継ぎで差が生まれてきます。
水泳は100分の1秒で順位が変わってきます。
引き継ぎに0.1秒のロスがあったとすると3人積み重なると0.3秒となります。
引き継ぎに0.2秒のロスがあったとすると3人積み重なると0.6秒となります。
もしも0.6秒の差が生まれてしまうと距離にして体半分となってしまいます。
陸上の男子4×100mリレーのアンダーハンドパスのように、競泳でも引き継ぎがスムーズになると勝利へと近づきます。
競泳混合メドレーリレーでも引き継ぎと男女のオーダーがみどころとなっています。

4 まとめ

東京オリンピックでは「混合」がとても増えた印象です。
陸上、柔道、卓球、バドミントン、競泳などなどです。
今回はそんな東京オリンピックで新種目として登場した「競泳混合メドレーリレー」のみどころについて解説したいと思います。

1 メドレーリレー
メドレーリレーは「背泳ぎ→バタフライ→平泳ぎ→自由形」の順番で4人が泳ぎます。
今までは男子メドレーリレーや女子メドレーリレーだけでしたが、東京オリンピックからは混合メドレーリレーが新種目として登場しました。

2 競泳混合メドレーリレー
この種目のルールを簡単に確認したいと思います。

・混合4×100mメドレーリレー
・男女2人ずつ
・4人の中で誰がどの泳法を泳いでもよい。

このように男子と女子がどの泳ぎなのかが各国で違うため、第一泳者でも男女が入り乱れるという形になります。
そのため激しい展開になることは確実です。

3 引き継ぎが大切
水泳のリレーの引き継ぎは、前泳者がパネルにタッチする0.03秒前までのフライングが許されています。
つまり前泳者が来る0.03秒前から飛び込み始めても反則にはならないのです。
そこで選手たちは泳いでくる人の速度を見極めて、0.00秒ジャストを目指して飛び込み始めます。
タッチする前に上半身はすでに飛び込みだしていて、足だけ残している状態です。
この引き継ぎミスで早く飛び込んでしまって失格になるということはよくあることです。
水泳は100分の1秒で順位が変わってきます。
引き継ぎに0.1秒のロスがあったとすると3人積み重なると0.3秒となります。
引き継ぎに0.2秒のロスがあったとすると3人積み重なると0.6秒となります。
もしも0.6秒の差が生まれてしまうと距離にして体半分となってしまいます。
競泳混合メドレーリレーでも引き継ぎと男女のオーダーがみどころとなっています。
男女混合と言えば忘れてはいけない種目が日本のお家芸である「混合ラピュタ」です。
パズーとシータが初代日本代表として挑んだ混合ラピュタですが、ロボット兵を手なずけたり、ムスカの攻撃をかいくぐったりしながら、いち早く最後のバルスまで行きつき、見事初代王者として君臨しました。
今後のオリンピックでも「混合ダブルス」「混合団体」「混合リレー」などが増えてくると思いますので、いつ「混合ラピュタ」がきてもいいように、準備だけは怠らない方がよいと思います。

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