【コーディネーション能力×体育授業】体つくりの授業に活かすコーディネーション能力!

体育

最近、コーディネーション能力という言葉をよく聞くようになってきました。
体育でもスポーツでもよく使われています。
今回はコーディネーション能力について解説しながら、活用方法を考えて行きたいと思います。


1 コーディネーション能力とは

運動・スポーツのさまざまな場面で行われる動作は、筋力や筋持久力、パワー、持久力、柔軟性、バランス、スピード、敏捷性、俊敏性といったカラダを構成するたくさんの要素が組み合わさって発言したものです。
こうした複雑な構造を持つ動作がよりスムーズに行われるように、視覚、聴覚、平衡感覚、皮膚感覚、筋感覚といった感覚器からの情報を、脳、神経系でスムーズに収集、認識、処理を行い、筋肉などに指令を出すという、身体の機能全体の調整力をコーディネーションと言います。
要は「自分の身体を巧みに動かせること」ということです。
人間は運動やスポーツをする際にたくさんの機能を使ってよりよい動きを引き出していますが、それらが上手に使えればそれだけその運動やスポーツがスムーズに行えるということなのです。
さて、そんなコーディネーション能力は7つに分類されています。

① 定位能力
味方や相手、ボールなどの周囲の状況と関連付けながら動きの変化を調節する能力。

② 変換能力
状況が変わったとき、動作を素早く切り替える能力。

③ リズム能力
耳や目からの情報を動きによって表現し、イメージを実現化する能力。

④ 反応能力
合図を素早く察知し、適時に適切な速度で正確に反応する能力。

⑤ バランス能力
空中や動作中の全身バランスや、崩れた体勢を素早く回復する能力。

⑥ 連結能力
身体の関節や筋肉の動きをタイミングよく、無駄なく同調させる能力。

⑦ 識別能力
手や足、頭部の動きと視覚の関係、ボールの操作を精密に行う能力。

これらの能力は個々に独立したものではなく、7つが関連していて、各能力をバランス良く高めていくことが重要です。
脳や神経系の発達が著しい幼児期から児童期において、コーディネーショントレーニングを行うことは、脳から筋へいたる神経回路の発育を促すので、今かなり推奨されているのです。
コーディネーショントレーニングを行うことで効率良く動作を繰り出すことができるので、体育でも重要性が増しているし、スポーツ障害の予防にもつながるということで取り入れられていることが多くなっています。
では、実際はコーディネーショントレーニングとはどのようなトレーニングのことを言うのでしょうか。
いくつかご紹介したいと思います。
上記の能力をすべて網羅したトレーニングではなく、いくつかを組み合わせてスムーズに行うことが重要視されています。
体育の授業で「体つくり」でも取り入れることができるものもあるので、意識して試してみると良いと思います。

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2 コーディネーショントレーニング例

① 全身グーパー

・まず手を「上(頭の上で矢印のように閉じる)、下(気をつけの姿勢)」で動かす。
・次に脚を「グー、パー」で、開いたり閉じたりする。
・これができたら足の「グーパー」のリズムにしたまま、手を「上、下、下」にする。
・逆に手は「上、下」のリズムにしたまま、足を「グー、グー、パー」にする。
この動きで「変換能力」「リズム能力」「連結能力」が身につきます。

② 三角鬼

・マーカー3つを三角形の起きます。
・三角形の大きさは1辺が2mくらいがちょうど良いです。
※あまり広すぎるとコーディネーションの部分が減ってしまいます。
・3人で取り組みます。
※人数が増えると簡単すぎてしまいます。
・3人のうちの1人が鬼となり、スタートの合図で残りの2人を追いかけます。
・ルールは三角形の周囲のみで、三角形の中に入ってもいけないし、三角形から離れすぎてもいけません。
※やっていくと同じ周り方では追いつけない場合があることに気づきます。
※そうすると急に逆周りをして相手を揺さぶることを覚えます。
この止まったり、方向転換したり、スピードを変えたりという動きがコーディネーショントレーニングとなります。
この動きで「定位能力」「変換能力」「反応能力」「バランス能力」が身につきます。

③ ケンステップ島 

・ケンステップを縦に6つ以上並べます。
※3色(赤、青、黄)で、決まった順ではなくランダムに並べましょう。
※3色ではなくても4色でも5色でも対応できます。
・色ごとに動きを決めます。
例)赤→パーをしてケンステップの外に足をつく
  青→片足でケンステップの中に足をつく
  黄→両足でケンステップの中に足をつく
・まずは色ごとに動きを覚えて並んでいる順にケンステップを移動する。
・次に指導者が色を指定したらその色の部分に移動する。
この動きで指導者はランダムに色を言うのでその反応と対応をトレーニングする。
この動きで「変換能力」「リズム能力」「反応能力」「バランス能力」「連結能力」が身につきます。

たくさんコーディネーショントレーニングがある中で3つだけ紹介させていただきました。
見ていただいたらわかるように大変な準備があるわけではありません。
ですが、やってみると意外と難しかったり、確かにいろいろな能力が身につくと思うものがあると思います。
簡単にできるし、子どもたちは楽しがってやりますので、試しにやってみると良いと思います。

3 まとめ

今回はコーディネーションについて解説しました。
コーディネーションとは「自分の身体を巧みに動かせること」というものです。
運動をするときにクローズドスキルで一つの能力だけが必要なわけではありません。
たくさんの動きが重なって運動やスポーツを行っています。
それをはじめから練習に取り入れようというのがコーディネーショントレーニングです。
コーディネーション能力には7つの分類があります。
① 定位能力
② 変換能力
③ リズム能力
④ 反応能力
⑤ バランス能力
⑥ 連結能力
⑦ 識別能力
です。
これらはそれぞれが独立しているのではなく、同時に使う能力です。
スムーズに引き出せるようにするためにコーディネーショントレーニングがあります。
例えばどんなものがあるのかというと

① 全身グーパー
② 三角鬼
③ ケンステップ島

これらがすべてではなく、無数に存在するコーディネーショントレーニングの中の3つと考えてください。
コーディネーショントレーニングを上手に取り入れて、子どものうちからコーディネーション能力を身につけておくといろいろな動きがスムーズに繋がります。
このコーディネーション能力を使う場面としては、日本人に一番関わりがあるのはマサイ族として成人を迎えるときです。
マサイ族として成人を迎えるときには、たった一人でライオンと戦わなければいけないので、定位能力や反応能力などさまざまな能力をスムーズに使わないと勝つことができません。
ライオンを倒して一人前の大人になるために小学生のうちからコーディネーショントレーニングをしておくことをおすすめします。
ただ、成人を迎えると言ってもマサイ族の成人は中学生くらいの年齢なので、小学生の場合はまもなくなのでコーディネーショントレーニングとともに覚悟も決めておく必要があります。


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