【スポーツ×眼】眼を鍛えてスポーツと勉強に活かす!②

スポーツ&運動

昨日に続き後半戦です。
眼が良いについて昨日から考えてみました。
本日は、その眼の良さを鍛えるためのトレーニングについてです。
昨日が1と2だったので本日は3から始めさせていただきます。


3 眼のトレーニングの原則

眼のトレーニングというのはどのように鍛えれば良いのでしょうか。
さまざまな方法のうちからいくつかを紹介させていただきます。
トレーニングと聞くと、きつい・苦しい・つらいが頭に浮かびますが、眼のトレーニングというのはそういうのはありません。
ただ、本当に効果が出ているのかが分かりにくいという側面もあります。
でも、長く続ければ確実に効果がでるものですのでご安心ください。
以下、眼のトレーニングの原則を載せます。

○ 即効性はない、最低でも3ヵ月は続ける

ダイエットもそうですが、やり始めて1~2週間で効果がでるのであれば、誰でも激やせです。
でもそうではないから続かない人がいるのです。
何かを達成するためにはある程度の時間が必要なのです。
それは眼のトレーニングも例外ではありません。

○ 1日10分~15分程度行う

眼のトレーニングには集中力が必要です。
10~15分を長いと捉えるか短いと捉えるかはわかりませんが、1時間もやっても効果は期待できません。
短時間でパッとやって集中してやりましょう。

○ 週3回以上行う

毎日やる必要はありません。
2日に1回程度が目安だと思ってください。
ただ、週1回では効果は期待できません。

○ いろいろなメニューを組み合わせる

今回もいくつかのトレーニングを紹介しますが、一つを集中的にやるのではなく、2~3つのトレーニングに取り組みましょう。
そうすることで飽きずにできるという側面もあります。

○ 負荷をだんだん上げていく

負荷をだんだんと強くしていくと効果があがります。
ウェイトトレーニングであれば重さを変えるという方法ですが、眼の場合はトレーニングの数を増やす、時間を長くする、距離を大きく取るなどの工夫で負荷が変わります。

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4 眼のトレーニング

〇 眼球運動

① 「親指フォーカス」

両手の親指を立てて自分の口くらいの高さにし、30cmくらい顔から話します。
両手は肩幅より少し狭くしましょう。
頭を動かさずに左親指かの爪から右親指の爪へと、交互に視線を動かします。
1秒1往復のテンポで20往復します。
眼を止めて爪をはっきりと見ましょう。
【負荷を変える】
両親指の間隔を広くしたり、前後にずらしたりすると負荷の高いトレーニングになります。

② 眼球運動「全指フォーカス」

親指よりも難易度が上がります。
親指フォーカスと同じポジションに手を広げて持ってきます。
爪にフォーカスを合わせて「左親指」「右親指」「左人差し指」「右人差し指」「左中指」「右中指」「左薬指」「右薬指」「左小指」「右小指」の順序で視線だけを動かします。
【負荷を変える】
パートナーを作って、自分の手のひらだったものをパートナーにやってもらいます。
指へ視線を送っている最中に、パートナーに手のひらを上下左右に動かしてもらうと負荷が変わります。

③ 眼球運動「カレンダーフォーカス」

カレンダーを眼の高さにかけて、20~30cm離れます。
頭を動かさないように注意しつつ、日付の数字を1→31、2→30、3→29・・・という順序で素早く眼で追って声に出して読み上げましょう。

〇 動体視力

① 電車トレーニング

電車に乗る機会がある場合はとても有効です。
車窓から外を眺めて看板の文字や駅名を眼で追い、はっきり文字を捉えるようにします。
最初は頭を動かして追ってもよいでしょう。
電柱を追うのがおすすめです。
等間隔に立っているのでタイミングがとりやすく、トレーニングとして効果的です。

〇 周辺視野

① テレビトレーニング

テレビを見ながら腕を目の前に伸ばして親指を立てます。
そして親指が画面の中央にくるようにして、視野は親指に置きながら、周辺視野で画面を把握します。
これを続けると、一つのものを見ながら、その背後にある動きを周辺視野で捉えることができます。

② ダブルボールリフト

左右の手に持った2つのボールを同時に上に投げ、同時にキャッチします。
ボールを眼で追わず、視線はできるだけ固定して周辺視野で見るようにしましょう。
【負荷を変える】
歩く状態からゆっくり走るなど移動速度を変えると高い効果が期待できます。

〇 瞬間視

① 瞬間記憶トレーニング①

本や雑誌をパッと開いて1秒だけ見て閉じましょう。
何が見えたかを頭の中でできるだけたくさん思い出します。
正解を導き出すというよりはやることに意味があります。
最低5回は行いましょう。

② 瞬間記憶トレーニング②

通勤・通学・散歩中など、歩いているときにさっと後ろを振り返り、すぐにまた正面に向き直ります。
振り返ったときに背後にどのような建物があったのか、どのような人がいたのかなど、瞬間的にどんな光景であったかを記憶して思い出します。
動くものがあるのでなかなか正確な答え合わせはできませんが、何度もやることに意味があります。

5 まとめ

今回は「眼の良さ」について解説、後半戦でした。
スポーツや運動における眼の良さというのは、単に視力の良さだけではありません。
「眼球運動」「動体視力」「周辺視野」「瞬間視」などの良さがあげられます。

眼球運動は眼をいかに素早く動かすことができるかの力です。
動体視力は動体視力というのは、どれくらい細かいところまで識別できるかという「視力」ではなく、動くものに対する「追跡力」です。
注視する範囲を中心視野と言い、中心視野の外で視界に入る範囲を周辺視野と言います。
瞬間視は、パッと見る力のことです。

これらの力はトレーニングで鍛えることができます。
眼のトレーニングと言っても、筋力トレーニングのように、きつい・苦しい・つらいのようなものではありません。
継続的に行うことでより効果を発揮します。
眼のトレーニングの原則は以下の通りです。
○ 即効性はない、最低でも3ヵ月は続ける
○ 1日10分~15分程度行う
○ 週3回以上行う
○ いろいろなメニューを組み合わせる
○ 負荷をだんだん上げていく

実際のトレーニングを紹介させていただきます。

〇 眼球運動
① 「親指フォーカス」
② 眼球運動「全指フォーカス」
③ 眼球運動「カレンダーフォーカス」

〇 動体視力
① 電車トレーニング

〇 周辺視野
① テレビトレーニング
② ダブルボールリフト

〇 瞬間視
① 瞬間記憶トレーニング①家の中編
② 瞬間記憶トレーニング②外編

以上が「眼が良い」についてでした。
スポーツをやってもやらなくても、眼が良いというのはとても良いことです。
それは勉強にも役立ちます。
教科書をパッと見ただけで内容を記憶することができれば大きな武器になります。
眼球運動で、眼を動かすことが速ければ文字をたくさん読むことができます。
日常生活でも役立ちます。
車の運転は安全にすることができます。
このように大人になると使う場面はスポーツ以外でもたくさんあるのです。
その中でも大人で一番使う場面なんといってもはウォーリーをさがすときです。
ボヤ~っと周辺視野を使って大枠を捉え、瞬間視で捉えると誰よりも素早く探し出すことができます。
ウォーリーをさがすのがどんどん早くなってページを開いて1.2秒くらいで探せるようになってしまったら、あなたはワシやタカなどの猛禽類の可能性があります。
さらに負荷をかけようとウォーリーの本を30m先においてパッと見て探せてしまうと、ダチョウの可能性も出てきます。
あまりにも遠くでパッと探せても、見つけてないふりをして「見つけてないよ、見つけてないよ」と言っているとリーダーに押されて熱湯風呂に落とされます。
これでめでたくダチョウ倶楽部の一員です。


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