【読書感想文×低学年】誰でも簡単に感想文を書くためのコツ!

教育

国語の授業や夏休みの宿題など、幅広く必要な読書感想文です。
読書感想文は宿題というイメージではありますが、何においても感想をもつということはとても大切なことです。
自分の想い、自分の考え、それらを表現することというのは社会に出てからも必要なことです。
今回は低学年の読書感想文の書き方について考えていきたいと思います。
低学年のうちにしっかりと書けるようになっておけば、その後の書く活動がとてもスムーズになると思います。
また、本を読むときや人の話を聞いたときに、感想がもてる子に育つことでしょう。


1 読書感想文の書き方「本選び」

まず初めに必要なことはおもしろそうな本を選ぶということです。
当然と言えば当然ですが、慣れていないときこそ、おもしろそうな本、好きな本を選びましょう。
夏休みの宿題になると「課題図書」というものが出てきますが、その課題図書も読書感想文の基礎ができた上での話です。
好きな本ですら感想をもてないのに、課題図書では感想をもつことはできません。
何度でも読み返せるような、子ども自身が興味をもった本を選びましょう。
そしてまず必要なのは
・その本を選んだ理由
・題名から想像したこと
をメモに書かせましょう。
そうすることで
「私がこの本を選んだ理由は~だからです。題名を見たときに~と思って読むのが楽しみになりました。実際に読んでみると~」
という本文に繋げていくことができます。

2 読書感想文の書き方「あらすじをまとめる」

まずは大前提として本をしっかり読み込ませましょう。
感想文を書く力に直接的に繋がってきます。
読んだ内容が浅いと感想をもつことができません。
感想なくして、読書感想文は絶対に書くことはできません。
読み込んでいくときに必要なことは
・中心人物が何をして、どうなったかを、一文にまとめるようにさせましょう。
「誰が」「どうした」話という感じでまとめられると良いでしょう。
たとえば「桃太郎」では
「桃太郎」が「鬼退治に行った」話という文にまとめることができるでしょう。
その中で「桃太郎」がどうやって鬼退治までできたのかをまとめます。
よくある間違えは感想文はあらすじ文ではないということです。
あらすじのみをまとめてしまうことがありますが、あらすじを追うことは大切ですが、文章全体があらすじになってはいけません。
「桃から生まれた桃太郎」
「おじいさんとおばあさんに大切に育てられた」
「村人を困らせる鬼を退治にいくことにした」
「犬猿雉を仲間にした」
「鬼退治をした」
こういう短いメモを取ることが大切です。

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3 読書感想文の書き方「おもしろかったところを書く」

本を読んでいく中できっと「ここが好きな場面」というのがあると思います。
そんな好きな場面、繰り返して読みたくなったところに付箋を貼ったり、メモに書きだしたりします。
そしておもしろいと思った理由が挙げるようにしましょう。
「犬と猿と雉が次々に仲間になったところがおもしろかった」
「どうしてこの仲間なのかを考えてみました」
「それぞれの力の特徴を考えてみました」
このようにおもしろかったところに自分の考えをつけたしていくことで読書感想文に近づいていきます。

4 読書感想文の書き方「想像したことを書きだす」

ストーリーから良い取ったことを元に、想像したことをまとめるようにしましょう。
登場人物と自分を比較させると、想像したことをメモに書き出しやすくなるでしょう。
「桃太郎は~だったけれど、もしも私だったら~だったと思います」
という風に想像して思ったことを書きましょう。

5 読書感想文の書き方「感想文にまとめる」

「わたしは冒険のお話が好きです。だから「桃太郎」という大好きなお話を選びました。桃太郎はたくさんの冒険をして仲間と協力して鬼退治をしました。」

このように書き始められるのではないでしょうか。
書き始めには
・一番おもしろかったところや、おもしろかった言葉から書く
・読んで感じたことを書く
・本のあらすじから書く
という方法もあります。
あらすじは真ん中に書くというパターンもありますのでいろいろな方法を試してみてください。

6 原稿用紙を正しく使う

・題名は一行目の上から三マスくらいあけて書く
・学年・組・名前は二行目の下の方に書く
・学年・組、苗字と名前の間、一番下は一マスあける
・名前の後は普通一行あける
・書き出しは一マスあける
・本の題名や本から抜き出した部分には鍵かっこをつける。
・行をかえたら一マスあける
・会話文は行をかえて書く
・会話文の二行目は上から一マスあける

基本的な原稿用紙の使い方を覚えましょう。


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