「勉強をすればいろいろな夢が叶えられる」
先生も親も大人はそうやって話をします。
でも子どもたちが知りたいのは「なぜ勉強をするのか」ということです。
今回は学級活動で話したり、普段の会話として話したり、学級通信に載せたりするための「なぜ勉強をするのか」について考えてみたいと思います。
1 宿題があるけどゲームがしたい
「賢い人とそうでない人は生まれつき違う」
そのように思っている人を見かけませんか?
「自分は頭がよくないから」
と口にする人です。
それは頭がよくないのではなく、本当は勉強をしていないだけなのです。
だから自分の頭のせいにしないで「勉強したら必ずできるようになる」と信じることが大切です。
「そんなこといっても優秀な大学に進学する人と、そうでない人がいる」
「どれだけ勉強をやっても優秀な人とそうでない人はいる」
と思う子もきっといると思うし、そのように言ってくる子もいると思います。
ですが将来の目標は「優秀な大学に進学すること」なのでしょうか。
優秀な大学に進学した人は、将来の夢を実現する手段としてその大学を選んだだけの話だということを忘れてはいけません。
「優秀な大学への進学=将来の夢」
というのは違うのです。
そういう考えをしているのであれば、何かひとつを覚えることに時間を費やしましょう。
ひとつ何かを覚えるということは、一つ利口になるということです。
逆上がりを練習すればできるようになるし、リコーダーを練習すればちゃんと吹けるようになります。
「やるかやらないか、時間がかかるかかからないか」
そこには若干の差は生まれてきます。
勉強もすればしただけ、その分賢くなるということを伝えましょう。
いいわけをする子に限って、勉強もしないし練習もしません。
「自分は頭がよくない」
「自分は運動神経がよくない」
という盾に隠れて出てこないのです。
生まれつき、賢い人、偉い人がいるのではなく、勉強したかどうか、練習したかどうかで差がつきます。
2 やってみてはじめてできる
本を読めば勉強したことになると思っている人がいますがそうではありません。
本を読むだけではダメなのです。
なぜかというと本だけではわからないことがたくさんあるからです。
例えば水泳の本をどれだけ読んでもクロールをできるようにはならないし、泳げるようにもなっていません。
本を読んでから実際にやってみてはじめて本に書いてあることが役に立ちます。
だからといって本を読まなくてもいいという受け止め方は違います。
本を読むことはものすごく大切です。
当然読むのですが、それだけでは足りないということです。
知識として本を使って入れたものを、実際に試すことが大切なのです。
本はたくさん読みます。
その上で実際の社会をみて、これは本当に役立つのかを確かめましょう。
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3 まとめ
今回は学級活動で話したり、普段の会話として話したり、学級通信に載せたりするための「なぜ勉強をするのか」について考えてみました。
1 宿題があるけどゲームがしたい
「賢い人とそうでない人は生まれつき違う」
そのように思っている人を見かけませんか?
「自分は頭がよくないから」
と口にする人です。
それは頭がよくないのではなく、本当は勉強をしていないだけなのです。
ひとつ何かを覚えるということは、一つ利口になるということです。
生まれつき、賢い人、偉い人がいるのではなく、勉強したかどうか、練習したかどうかで差がつきます。
2 やってみてはじめてできる
本を読めば勉強したことになると思っている人がいますがそうではありません。
本を読むだけではダメなのです。
本を読んでから実際にやってみてはじめて本に書いてあることが役に立ちます。
本を読むことはものすごく大切です。
当然読むのですが、それだけでは足りないということです。
知識として本を使って入れたものを、実際に試すことが大切なのです。
本はたくさん読みます。
その上で実際の社会をみて、これは本当に役立つのかを確かめましょう。
以上が子どもたちがよく言う疑問について学級活動で答えたり、普段の会話で答えたり、学級新聞で答えたりする内容についてでした。
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