【箱根駅伝2023×みどころ】99回大会を100倍楽しく観る方法!

スポーツ&運動

毎年、お正月の楽しみと言えば箱根駅伝です。
箱根駅伝が1年の始まりであり1年の終わりであるという方は少なくありません。
それほどに箱根駅伝というのは歴史もあり、人気もあるスポーツ大会なのです。
東京オリンピックで活躍したマラソン選手は皆、箱根戦士と言っても過言ではありません。
今回は「えっ?!箱根駅伝って観たことないけどそんなに人気があったの?!」という方のために、楽しく観る方法と人気の理由、順位予想をしたいと思います。
最後まで読んでいただけると、2023年の箱根駅伝はテレビに釘付けになってしまいます。


1 箱根駅伝の面白さ

箱根駅伝は東京・読売新聞社前~箱根・芦ノ湖間を往路5区間(107.5Km)、復路5区間(109.6Km)の合計10区間(217.1Km)で競う、学生長距離界最長の駅伝競走です。
往路5人、復路5人の計10人で走るので、たった一人のヒーローを要するチームが勝つというわけではありません。
総合力がやはり勝利の鍵となります。
箱根駅伝の面白さをいくつかに分けて考えたいと思います。

① シード権

箱根駅伝はなんといってもこのシード権争いから目が離せません。
「シード権ってなに?」
と思う方もいるかと思います。
それはその年の10位までに入ったチームは次の年の箱根駅伝も必ず出られるというシード権となっています。
このシード権を勝ち取るのと勝ち取らないのでは翌年のチーム作りが全然変わってきます。
以下が2023年の出場校です。

1 青山学院大学 15年連続28回目
2 順天堂大学 12年連続64回目
3 駒澤大学 57年連続57回目
4 東洋大学 21年連続81回目
5 東京国際大学 6年連続7回目
6 中央大学 6年連続96回目
7 創価大学 4年連続6回目
8 国学院大学 7年連続16回目
9 帝京大 16年連続24回目
10 法政大学 8年連続83回目
11 大東文化大学 4年ぶり51回目
12 明治大学 5年連続64回目
13 城西大学 2年ぶり17回目
14 早稲田大学 47年連続92回目
15 日本体育大学 75年連続75回目
16 立教大学 55年ぶり28回目
17 山梨学院大学 3年連続36回目
18 専修大学 3年連続71回目
19 東海大学 10年連続50回目
20 国士館大学 7年連続51回目
op 関東学生連合

1位から10位までは2023年も出場が決まっているので、本戦である2023年大会に向けて練習をすることになります。
11位以降、もしくは2022年に箱根駅伝に出場できなかったチームはというと、10月15日に行われた予選会に出場し、本戦への切符を勝ち取らなければいけません。
もしも本戦で勝つ力を持っていたとしても、この予選会に負けては箱根駅伝に出場することはできません。
ということは、予選会に出場するチームはまずは予選会に照準を合わせてきます。
そして箱根駅伝への出場が決まった後、本戦への本格的な練習に入ります。
そうなってくると、本戦へ向けて1年間練習を積んできたチームとそうでないチームに差が出てきてしまいます。
だからこそ、シード権を勝ち取って次の年の出場権を獲得しておき、上位を狙っていきたいというのがチームの願いです。
10位と11位にはとてつもない大きな差があるのです。
1位を取るチームからも目が離せませんが、シード権を獲得するチームからも目が離せないのです。

② 距離

箱根駅伝の面白さにはその距離にあります。
学生長距離界最長と言っているくらいなので長さは半端ないのです。
1区 21.3km
2区 23.1km
3区 21.4km
4区 20.9km
5区 20.8km
6区 20.8km
7区 20.3km
8区 21.4km
9区 23.1km
10区 20.0km
となります。
どうでしょうか、一人がおよそ20kmを走るのです。
この長さによって順位の変動が起きます。
逆に順位の変動が起きません。
「どっちなんだよ!」
と思うかもしれませんが、この長さゆえに予想が立たないのです。
途中でエースが走るとみるみるうちに追い付いてきてしまいます。
前を走っている選手が1kmを3分10秒で走っていたとします。
後ろの選手が1kmを3分で走っていたとします。
1km毎に10秒という差が埋まってきます。
前の選手と後ろの選手の距離によってぬかす可能性があるのです。
これが距離の短い3kmの勝負だったとすると・・・?
ほとんどぬかす可能性は低いですよ。
箱根駅伝はこのような劇的ドラマを生みやすいのです。
2021年大会では1位の駒沢大学がまさにその計算で2位の創価大学に劇的逆転勝利をおさめたのです。

③ 襷

駅伝というのはどの大会でもそうですし、リレーでもそうですが個人戦ではありません。
だからこそ襷を途切れさせないために選手は走ります。
視聴者が思っているよりもずっとずっと強い絆で結ばれています。
だからこそ自分のところで襷を途切れさせるわけにはいかないのです。
箱根駅伝は1位から10分離れてしまうと、繰上げスタートというのがあります。
そこでチームの襷が途切れてしまうのです。
だから1位から離されないように必死に走ります。
97年の歴史の中にはほんの数10mで繰上げスタートということも何度もありました。
涙を流しながら走る選手たちもいるのです。
そして繰上げスタート以外にも襷が途切れることがあります。
選手たちは箱根駅伝は特殊な雰囲気なのだと言います。
選手たちは普段だったら平気で30kmだの40kmだのを走ることができるのですが、箱根駅伝の20kmは緊張で普段とは違った走りをしてしまうことがあります。
そうすると脱水を起こしてしまったり、足がつってしまったりします。
足が止まってしまうと棄権という形しかとることができなくなってしまいます。
この襷は注目ポイントです。

④ 往路復路

箱根駅伝は片道ではなく2日に分けて走ります。
1日目が往路、2日目が復路となっています。
そのため往路優勝、復路優勝、総合優勝という3つの優勝があります。
もちろんどのチームも目指すは総合優勝ですが、往路優勝も復路優勝も価値あるものなのです。
往路の2区はエース区間と言って、どのチームにもエースが集いますし、5区は山登りが待っています。
「山の神」という言葉も生まれたくらい5区は特殊区間となっています。
復路では逆に6区が山下りになります。
山下りは想像を絶する負担が足にかかります。
だから脚にブレーキをかけたりスピードを上げたりと難しい走りになります。
往路と復路でそれぞれにドラマがありますので見逃せません。

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2 まとめ

今回は箱根駅伝の楽しく観る方法と人気の理由について考えてみました。

① シード権
② 距離
③ 襷
④ 往路復路

です。
百聞は一見に如かずというくらいです。
どうか2022年の箱根駅伝はリアルタイムでご覧になってください。
ただ1度観てしまうと毎年観たくなってしまいます。
でもこれがお正月の行事の一つだと思ってください。
ただ、私は箱根を自転車で登ったことがあります。
あの時だけは
「丸腰で走っている箱根の選手よりも、自転車に乗っている自分の方が大変」
と思ってしまいました。
上りに5時間、下りに1時間という驚異の成績です。
箱根の山は天下の険とはよく言ったものです。


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