【卒業文集の書き方とコツ】卒業文集のメインページとおたのしみページの書き方例を紹介!

教育

小学6年生の一大イベントの一つに「卒業文集」があります。
大抵は卒業アルバムの後半についています。
でも子どもたちに何を書かせたらいいのかについて迷ってしまいます。
今回は卒業文集でどんなことを書かせたらいいのか、クラスページはどんなネタがあるのかについて考えていきたいと思います。


1 卒業文集

卒業文集は卒業アルバムの後半についている場合が多いです。
学校によっては、アルバムとは別に卒業文集を作るというパターンもあります。
ですが一貫して言えることは「小学校の思い出を残す」ということです。
卒業アルバムや文集は卒業するときに見ても楽しいのですが、それよりも5年後、10年後、そして50年後に見返すことでより懐かしさと楽しさと喜びが蘇ってくるものです。
ということは何を書いたらいいのだろうと迷ったときに戻ってくるところは「あとで見て楽しいもの」ということなのです。

2 文集の構成

よくある文集の構成は

① 全体の表紙
② 目次
③ 先生たちからのメッセージ
④ 各クラスのページ(作文とお楽しみ)
⑤ 編集後記
⑥ 裏表紙

これがおよその流れです。
これにプラスαするとより深まった卒業文集になるでしょう。

3 各クラスページ「作文編」

クラスによって何クラスあるかはわかりませんが、何クラスあろうがクラスページというのが存在します。
むしろそれがメインでしょう。
ではまずクラスページの作文について考えてみます。
作文でよくあるのは

・小学校の思い出
・将来の夢

ということがほとんどでしょう。
中には「中学でがんばりたいこと」ということもあります。
それぞれについて解説します。

小学校の思い出

【メリット】

これは何といっても書きやすいことです。
小学校1年生から6年生までたくさんの日常生活と行事をこなしてきた子どもたちにとって小学校の思い出はありすぎます。
だからどれだけでも書けるのです。
もしも書く文字数が多い場合はこの小学校の思い出が良いでしょう。

【デメリット】

もちろんデメリットもあります。
それは「1年生のときは~でした」「2年生のときは~でした」「3年生のときは~でした」という書き方になってしまうということです。
このような書き方になると若干面白味はありません。
なぜならありきたりのことが書かれるからです。
例えば「校外学習」「運動会」「授業参観で緊張した」「クラブ活動」「林間学校」「修学旅行」などが書かれます。
1人だけがそのような書き方ならばいいのですが、クラス30人いて、全員が「小学校の思い出」を書いた場合、15人は上記のようなことを書きます。
自分たちしか知らない内容を書けるのならまだしも、全員で経験している内容は後で見ても面白味に欠けるのです。
どのページを見ても同じようなことが書かれていたら、たとえ10年後に見ても面白くないですね。

将来の夢

【メリット】

思い出とは違って後でみたときに面白いのはこちらです。
芸能人、スポーツ選手からも見られるように、卒業文集で将来の夢を書いてそれが叶っている場合はたいてい使われます。
それくらい将来の夢は面白いのです。
そして夢はけっこうバラバラになります。
みんながこぞって野球選手、ケーキ屋さんとは書きません。
また、たとえ職業が被ったとしてもなりたい理由は違いますし、進む道も変わっています。
だから似た文章になりにくいという特徴もあります。

【デメリット】

まずは小学生にとって長文にしにくいということです。
卒業文集は400字よりも書きます。
そうなってくると将来の夢を長く書く方法がわからないのです。
その解決方法は
① なりたい職業
② どうしてなりたいのか
③ どんな資格が必要なのか
④ どんな試験が必要なのか
⑤ どんな努力が必要なのか
⑥ 中学校でどう過ごしたいか
このようなことを書けばするに500~600字は書けてしまいます。

上記のデメリットをクリアしやすいので私のおすすめは将来の夢の方です。

4 各クラスページ「おたのしみ編」

おたのしみページというのは、クラスのことを面白おかしく紹介するページです。
これを作るのに担任の先生と文集委員は悩むのです。
今回は例をご紹介します。

① プロフィール

ほとんどの場合載っていますが、書く内容は十人十色です。
・名前
・生年月日
・星座、血液型
・好きな〇〇
というのがオーソドックスです。

② 寄せ書き

みんなの寄せ書きを書きます。
円形に書く場合もあるし、バラバラに書く場合もあります。
6年生としての想いが書かれていればよいでしょう。

③ なんでもランキング

これはいろいろな場合があります。
例えばクラスの子たちの「好きな芸能人トップ3」「好きな歌手トップ3」「好きなキャラクタートップ3」などです。
その他にもクラスのランキングという方法もあります。
例えば「運動神経がいい」「手先が器用」「絵が上手い」などがあります。
注意点はクラスの子に序列をつけない方が良いでしょう。
だから「1位 徳川家康」とか「2位 織田信長」とかではなく「・徳川家康」「・織田信長」という感じです。
また、全員が登場する方が良いでしょう。
1人が数回出るランキングではなく、少なくとも全員が1回ずつは登場するようにしましょう。
面白いネタとしては
・笑い方にクセがある
・髪の毛がサラサラ
・給食をたくさん食べる
などが良いでしょう。

④ 似顔絵集

クラスの子たち全員の似顔絵を描くのです。
ただ、絵が好きで描いてくれる子がいる限定となってしまいます。

⑤ クラス年表

6年生の出来事を4月~12月まで追うのが良いでしょう。
たくさんの行事や日常で面白かったことをとにかくたくさん載せます。
ただ、覚えていなくてスカスカだと面白くなくなってしまいます。

⑥ 6年生すごろく or 6年間すごろく

クラス年表に似ていますが、クラスの出来事をすごろく形式にまとめます。
後で遊べるし、思い出せるというメリットがあります。
デメリットは、あくまで卒業アルバムの中に掲載されているので、そのページを開いていることが困難ということです。
思い出を振り返るという活用でしたら良いでしょう。

⑦ クラスの名言集 or 迷言集

クラスで笑った言葉や流行った言葉などです。
1年間も一緒に過ごせばたくさんの思い出となる言葉が生まれています。
今は覚えていられるのですが、数年経っただけでほとんど忘れてしまいます。
だから残しましょう。

ほんの一部ではありますが、これらがクラスページではおすすめです。

5 まとめ

今回は卒業文集でどんなことを書かせたらいいのか、クラスページはどんなネタがあるのかについて考えてみました。

文集の構成
よくある文集の構成は

① 全体の表紙
② 目次
③ 先生たちからのメッセージ
④ 各クラスのページ(作文とお楽しみ)
⑤ 編集後記
⑥ 裏表紙

これがおよその流れです。
これにプラスαするとより深まった卒業文集になるでしょう。

〇 各クラスページ「作文編」

クラスによって何クラスあるかはわかりませんが、何クラスあろうがクラスページというのが存在します。
むしろそれがメインでしょう。
作文でよくあるのは

・小学校の思い出
・将来の夢

ということがほとんどでしょう。

小学校の思い出
【メリット】
これは何といっても書きやすいことです。
小学校1年生から6年生までたくさんの日常生活と行事をこなしてきた子どもたちにとって小学校の思い出はありすぎます。

【デメリット】
「1年生のときは~でした」「2年生のときは~でした」「3年生のときは~でした」という書き方になってしまうということです。
このような書き方になると若干面白味はありません。
例えば「校外学習」「運動会」「授業参観で緊張した」「クラブ活動」「林間学校」「修学旅行」などが書かれます。
1人だけがそのような書き方ならばいいのですが、クラス30人いて、全員が「小学校の思い出」を書いた場合、15人は上記のようなことを書きます。
どのページを見ても同じようなことが書かれていたら、たとえ10年後に見ても面白くないですね。

将来の夢
【メリット】
思い出とは違って後でみたときに面白いのはこちらです。
芸能人、スポーツ選手からも見られるように、卒業文集で将来の夢を書いてそれが叶っている場合はたいてい使われます。
それくらい将来の夢は面白いのです。
そして夢はけっこうバラバラになります。

【デメリット】
まずは小学生にとって長文にしにくいということです。
卒業文集は400字よりも書きます。
そうなってくると将来の夢を長く書く方法がわからないのです。
その解決方法は
① なりたい職業
② どうしてなりたいのか
③ どんな資格が必要なのか
④ どんな試験が必要なのか
⑤ どんな努力が必要なのか
⑥ 中学校でどう過ごしたいか
このようなことを書けばするに500~600字は書けてしまいます。

上記のデメリットをクリアしやすいので私のおすすめは将来の夢の方です。

〇 各クラスページ「おたのしみ編」
おたのしみページというのは、クラスのことを面白おかしく紹介するページです。
① プロフィール
② 寄せ書き
③ なんでもランキング
④ 似顔絵集
⑤ クラス年表
⑥ 6年生すごろく or 6年間すごろく
⑦ クラスの名言集 or 迷言集
ほんの一部ではありますが、これらがクラスページではおすすめです。
以上が卒業文集でどんなことを書かせたらいいのか、クラスページはどんなネタがあるのかについてです。
卒業文集で困ったときには、上記の内容を思い出していただけるとありがたいです。
やはり学校の卒業は文集で締めくくりたいです。
たしか、めだかの学校も卒業文集で締めくくっていると聞きます。
「将来の夢は、立派な鮭になりたいです。いくらを生んでみたいからです。」
「将来の夢は、強い鮫になりたいです。水族館でおぉ~って言われたいからです。」
こんな夢についてが書かれています。
そしておたのしみページでは「楽しかったランキング」と題して「2位 おゆうぎ」「3位 あそび」が歌詞通りランクインです。
その中で堂々の1位は「1位 つーいつい」です。
理由は3番の歌詞が「つーいつい」だからです。
学校生活での「つーいつい」は、全人類の憧れです。


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