言葉の力と思いの力を考えよう!相手に本当に伝わるのは言葉か思いか!

徒然日記

「なんでわかってくれないんだ」
「言わなくてもわかってくれているはず」
ということってよくありませんか?
今回は「言葉の力」と「思いの力」について考えていきたいと思います。

1 Give and Take

「Give and Take」は、与えることが先です。
呼吸も吐く方が先で、出入り口も出る方が先
これらはみんな、まずは自分から出そうというメッセージです。
教室で先生は、家で親は
「良い言葉を使いましょう」
「相手を認めて褒めましょう」
「まずはありがとうって伝えましょう」
と子どもたちに伝えます。
そうすると中には
「そんな心で思っていないことなんて言えません」
「相手に嘘をついている気がして、簡単にはできません」

なんて言う子もいます。
そんな真っ直ぐで正直な子どもたちにぴったりな実験があります。
「言葉の力」「思いの力」は、いったいどちらが強いのか
誰でもできる実験です。

2 言葉の力と思いの力の実験

この実験はお腹がすいているときにやりましょう。
例えばカツカレーが食べたいとします。
そしてレストランに行きます。
レストランに入る前から
「カツカレーが食べたい!絶対にカツカレーが食べたい!どうしても食べたい!気付いてくれ!」
必死に思い続けてください
席に案内されるときも、歩いているときもずっと店員さんに向かって念じます。
「カツカレーが食べたい!」
と念じ続けてください。
やがて、店員さんが注文を聞きにきました
そこであなたは、思ってもないことを口に出してみましょう。
「スパゲッティをください」
とか。
さて、あなたの目の前に運ばれてくる料理は何でしょう?
という実験です。
面白そうじゃないですか?

3 言葉の力

言葉の力ってすごいんです。
あれほど強い思いで念じ続けていた「カツカレー」ではなく、あなたが口にした思ってもない「スパゲッティ」がやってくるのですから。
そう、心の中で全く思ってもいないのに、口に出した途端に現実になります
この実験のすごいところは、料理の注文だけではないんです。
「ありがとう」と言うと「ありがとう」の状況が目の前にやってきます
ちょうど「スパゲティ」を注文したときと同じように。
思ってもない「ありがとう」だとしても、「ありがとう」の状況がやってきます。
感謝の言葉を言うと、感謝の状況がやってきます。
優しい言葉を使うと、優しい状況がやってきます。
幸せって言うと、幸せな状況がやってきます。
まるで注文したかのように、あなたの目の前に運ばれてきます。
だから「思ってもいないことは言えない」と思っている人は、それを注文するつもりで口に出してみてはどうでしょうか。
まずは自分から先に出す。
これがポイントです。
しかし、逆もまたしかり・・・。
マイナスな言葉を発してしまえば、その状況が自分に運ばれてきます。
当然です。
自分から言葉を発していて、その言葉がマイナスの言葉だったら?
相手もそれに近い言葉を返してくるに違いありません。

4 言葉の力と思いの力

今までの実験で言葉の力の強さを知る事ができました。
冒頭でも書いたように
「なんでわかってくれないんだ」
「言わなくてもわかってくれているはず」
というのは、わからないのです。
超能力者ならわかるのかもしれませんが、ほとんどの人が普通の人です。
言わなくてもわかってくれたら理想的ですが、残念ながら言わないとわからないが世の常です。
だから伝えることが大切なのです。
もしも相手が感謝しているのがわかっていたとしても、改めて「ありがとう」と言われると嬉しいです。
わかっていたって嬉しいんだから、わかっていなかったらもっと嬉しいです。

5 まとめ

「言葉の力」「思いの力」について考えました。
思ってもないことは言えないという子がいたら、こんな実験をさせてみてください。
「レストランで、どうしても食べたいカツカレーではなく、思ってもないスパゲティを注文する」
という実験です。
何が運ばれてきますか?
それは思ってもない「スパゲティ」です。
思ってもいなくても「ありがとう」を口にすれば、「ありがとう」の状況がやってきます。
感謝の言葉を言うと、感謝の状況がやってきます。
優しい言葉を使うと、優しい状況がやってきます。
幸せって言うと、幸せな状況がやってきます。
だから「Give and Take」で、先に与えましょう。
自分から先に。
「なんでわかってくれないんだ」
「言わなくてもわかってくれているはず」
は、わかりません。
やっぱり言葉にしてこそ伝わるものなのです。
もしも相手がわかっていたとしても「ありがとう」を言われたら嬉しいものです。
だから「言葉の力」を使って言いましょう。

 

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