ドラゴンクエストから学ぼう!東京オリンピック入場曲でも使われた超有名ゲームから教育へつながる大切なこと!①

教育

東京オリンピックの開会式の選手入場曲のスタートを飾ったドラゴンクエストの「ロトのテーマ」。
「あぁ、あの有名なゲームでしょ?!知ってる知ってる」
と思う方も多いと思いますが、実はドラゴンクエストにはたくさんの学ぶべきことがあるんです。
今回はそんなドラゴンクエストを紹介しつつ、教育とのつながりを解説していきたいと思います。
ドラゴンクエストなんてやったことないしわからないという方でも、活用場面はたくさんありますので最後までお付き合いください。

1 ドラゴンクエストとは

泣く子も黙る天下の王道RPGゲーム「ドラゴンクエスト」とは、日本人なら名前くらいは知っているという大人気ゲームの一つです。
1986年5月27日にドラゴンクエスト1が発売されて、社会現象にもなりました。
その後ドラゴンクエスト2と続き、現在はドラゴンクエスト11まで発売されています。
その間にもスピンオフとして、モンスターズシリーズやドラゴンクエストウォークなど、各種ゲーム機に加えてスマホゲームとしても人気を博しています。
そんなドラゴンクエストから教育とのつながりや学びなんてあるのでしょうか?

2 一人では限界がある

ドラゴンクエスト1は、シリーズ唯一の一人旅です。
勇者が姫を救うべく竜王と戦うというストーリーです。
そんな勇者は一人で「攻撃」「守り」「呪文」などを行います。
ゲームなのでそれ以上のことはないのですが、実際だったら町の人とのコミュニケーションや謎解きなども一人で行っていることになります。
実に孤独な旅です。
ドラゴンクエスト2からは3人旅となりました。
1人は武器攻撃が得意、1人は攻撃魔法が得意、1人は回復魔法が得意という性格を持ち合わせ、それに合わせた陣形が取られました。
やはり一人ですべてをこなしていくのは大変だということになったのでしょう。
クラスではどうでしょう。
1人の子がクラスをまとめるしっかり者の役目、お調子者のムードメーカーな役目、ちょっぴり場を乱すトラブルメーカーな役目、物静かだけど勉強できる優等生な役目・・・。
すべてのことを1人がやる必要がありますか?
これはあくまで想像での役目ですが、実際のクラスにもこれらの子は存在しています。
たくさんの個性があるからこそ、支え合うことができるし、補い合うこともできるのです。
なんでもできるスーパーマンは確かに欲しいですが、その子1人しかいない学級ではなく、たくさんの個性がある学級の方が楽しいと思います。
1人では限界があるのです。
支え合いこそ成長です。
自分一人で生きていけると思っている子は、そのレベルにまでしか達していないのです。
この世は絶対に一人では生きてはいけません。
子どもたちにはドラゴンクエスト1から「一人は淋しい」ということを学び、それ以降のシリーズからは「大変なときには誰かを頼っていい」ということを教えてあげたいです。
自分の苦手を得意とする仲間が必ずいるはずです。
自分の得意を苦手とする仲間も必ずいるはずです。

3 やりたいことができる

ドラゴンクエストシリーズがヒットした理由の一つに転職システムがあります。
ドラゴンクエスト3から導入された転職システムですが「戦士」「武闘家」「僧侶」「魔法使い」などに加え「遊び人」までいます。
その後はゲームの趣向に合わせて「盗賊」「魔物使い」などさまざまな職業も登場してきました。
転職して「遊び人」というのもどうかと思いますが、このユーモアがヒットの後押しにつながったのでしょう。
さて、ドラゴンクエスト1・2では、特に職業というものはありませんでした。
ですが、ドラゴンクエスト3からは勇者も含めいろいろな職業を選択して、職業に応じた「力」を手に入れます。
ある程度力をつけたら、また違う職業に転職することができるのです。
日本の教育は
「一つの会社に入ったら最後までそれをやり抜け!」
「なにか一つの習い事を始めたら極めるまでやめるな!」
そんな感じです。
そこが美学なところもあるのです。
ですが、ここで学ぶべきは「大切なことは一つじゃない」「それぞれに良さがある」ということです。
戦士は、剣を使った攻撃に長けていて、最前線で戦ってくれます。
武闘家は、自分の体を武器として攻撃し、素早さももっています。
魔法使いは、攻撃魔法を巧みに操り、遠距離攻撃をすることができる一方で、体力はなく後列で戦うことになります。
僧侶は、回復魔法に長けていて、味方を癒し、安らぎを与えてくれます。
あの職業っていいなぁと思ったらそれを目指していいし、こっちもいいなぁと思ったらこっちも目指していいのです。
「全部中途半端になっちゃうだろ!」
という意見もあるかもしれませんが、ドラゴンクエストは各職業の序盤は大した技は覚えられません。
ある程度力をつけてこそ職業の良さを発揮するのです。
だからやりこむ人が続出するのです。
「現実でも自分のやりたいことを見つけたらやりこんで本当の専門を身につけよう」
「そしてその力を欲している人のために役立てよう」
上記したように、一人がなんでもかんでもできる必要はありません。
何かとびぬけた力を持っている人が今は求められているのです。
髪を切るのがまぁまぁ上手で料理もまぁまぁ美味しい料理人と、髪を切ることはできないけれど料理を作らせたら超一流の料理人がいたら、どちらのレストランに行きますか?
いろいろ経験してみて何かやりたいことを見つけて極める道に行けばいいのだと思います。
最初からサッカー選手と決めてサッカーしかしないのではなく、サッカーも野球もバスケも水泳もやったけれどサッカー選手になったという方がいいのです。
世の中にはたくさんのやりたいことがあって、なんでも選択することができるということを教えてあげたいです。

4 スモールステップ

ドラゴンクエストシリーズは旅に出るとまず最初にほとんどがスライムと出会います。
レベル1の状態では何発か当てないと勝てないのですが、旅を重ねれば重ねるほどスライムは「弱い敵」へと変わってきます。
そして次の強敵がでてきます。
教育でもそうです。
最初から難しいことはやらなくていいのです。
最初はだれでも倒せるスライムからでいいのです。
跳び箱でいきなり前方転回なんてさせなくていいのです。
まずは誰でもできる「跳び箱の前に立つ」ことからでいいのです。
スタートがなければゴールはありません。
少しずつでいいのでステップアップしていきましょう。
そして大切なことはそのステップアップは自分のペースでいいのです。
ドラゴンクエストは人によって進度は違います。
ある洞窟の攻略をレベル5で済ませる人もいるし、レベル7で済ませる人もいるし、レベル10で済ませる人もいます。
このレベルじゃないと攻略できないというゲームシステムではありません。
だからこれが正解というのはないのです。
自分のペースで進んでいきましょう。

5 まとめ

今回は東京オリンピックでも音楽が使われた日本では誰でも名前くらいなら知っているという「ドラゴンクエスト」について解説し、教育とのつながりについて考えてみました。
ドラゴンクエストとは、泣く子も黙る天下の王道RPGゲームです。
1986年5月27日にドラゴンクエスト1が発売されて、社会現象にもなりました。
その後ドラゴンクエスト2と続き、現在はドラゴンクエスト11まで発売されています。
その間にもスピンオフとして、モンスターズシリーズやドラゴンクエストウォークなど、各種ゲーム機に加えてスマホゲームとしても人気を博しています。
そんなドラゴンクエストから教育とのつながりや学びなんてあるのでしょうか?

① 一人では限界がある
ドラゴンクエスト1は、唯一の一人旅です。
そんな勇者は一人で「攻撃」「守り」「呪文」などを行います。
ゲームなのでそれ以上のことはないのですが、実際だったら町の人とのコミュニケーションや謎解きなども一人で行っていることになります。
実に孤独な旅です。
ドラゴンクエスト2からは3人旅となりました。
1人は武器攻撃が得意、1人は攻撃魔法が得意、1人は回復魔法が得意という性格を持ち合わせ、それに合わせた陣形が取られました。
やはり一人ですべてをこなしていくのは大変だということになったのでしょう。
クラスではどうでしょう。
すべてのことを1人がやる必要がありますか?
たくさんの個性があるからこそ、支え合うことができるし、補い合うこともできるのです。
1人では限界があるのです。
支え合いこそ成長です。
自分の苦手を得意とする仲間が必ずいるはずです。
自分の得意を苦手とする仲間も必ずいるはずです。

 

② やりたいことができる
ドラゴンクエストシリーズがヒットした理由の一つに転職システムがあります。
ドラゴンクエスト3からは勇者も含めいろいろな職業を選択して、職業に応じた「力」を手に入れます。
ある程度力をつけたら、また違う職業に転職することができるのです。
日本の教育は
「一つの会社に入ったら最後までそれをやり抜け!」
「なにか一つの習い事を始めたら極めるまでやめるな!」
そんな感じです。
そこが美学なところもあるのです。
ですが、ここで学ぶべきは「大切なことは一つじゃない」「それぞれに良さがある」ということです。
世の中にはたくさんのやりたいことがあって、なんでも選択することができるということを教えてあげたいです。

 

③ スモールステップ
ドラゴンクエストシリーズは旅に出るとまず最初にほとんどがスライムと出会います。
レベル1の状態では何発か当てないと勝てないのですが、旅を重ねれば重ねるほどスライムは「弱い敵」へと変わってきます。
そして次の強敵がでてきます。
教育でもそうです。
最初から難しいことはやらなくていいのです。
最初はだれでも倒せるスライムからでいいのです。
跳び箱でいきなり前方転回なんてさせなくていいのです。
まずは誰でもできる「跳び箱の前に立つ」ことからでいいのです。
スタートがなければゴールはありません。
少しずつでいいのでステップアップしていきましょう。
そして大切なことはそのステップアップは自分のペースでいいのです。
ドラゴンクエストは人によって進度は違います。
ある洞窟の攻略をレベル5で済ませる人もいるし、レベル7で済ませる人もいるし、レベル10で済ませる人もいます。
これが正解というのはないのです。
自分のペースで進んでいきましょう。

以上がドラゴンクエストから学ぶべきことでした。
ゲームなんてと思うかもしれませんが、けっこう学ぶことってあるのです。
興味をもったらぜひドラゴンクエスト3あたりから始めてみてください。
ただ、現実世界でも魔王を倒しに旅に出なければいけないということが近々やってくることになりそうです。
「よし、そんなときは自分が立ち上がろう!」
と思っている方も少なくはないはずです。
ドラゴンクエストに出てくるスライムは「最初の弱い敵」というイメージで、誰でも倒せると思われがちです。
しかし実際はバスケットボールくらいの大きさで、草食動物的な馬や牛のような歯が生えていて突進してきたり噛みついてきたりしたら・・・どうでしょう。
結構なダメージです。
道端にいるトカゲにびっくりしているようだと、ちょっと倒すのは難しいかもしれません。
素手でトカゲはさわれないけど軍手をつけていれば大丈夫という方も多いと思います。
道端でスライムに出会うことも想定して、ポケットにハンカチ、ティッシュ、軍手は常に持ち歩いた方がスライム退治には役立ちそうです。

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