「そんなの無理だからやめなよ!」と言われて腹が立ったときの考え方!マンガ「ブザービーター」から学ぶあなたの進むべき道!

徒然日記

人気マンガ「スラムダンク」を描いた井上雄彦さんが「ブザービーター」というマンガも描きました。
その中に今回お話したいことが描かれていたので紹介するとともに、その考え方をお伝えしたいと思います。

1 「ブザービーター」あらすじ

西暦2×××年、大富豪の老人・ヨシムネは、最強のプロバスケリーグ「宇宙リーグ」での優勝を目指し、地球最強チームを作ることを決意した。
その地球最強チームに加入するべく主人公・ヒデヨシは予選に参加。そして、激しい予選をなんとか勝ち抜くことができた。
ヒデヨシの他に、天才の「DT」、ヨシムネの孫娘チャチェなど15名が選手となった。
半年間に渡る激しい特訓にも耐え、地球最強チームは宇宙リーグの下部組織「小宇宙リーグ」トップのスワロウズと激突。
試合はスワロウズ圧勝という予想を裏切り、地球チームがリード。そんなスワロウズは史上初の女性宇宙リーガーのアピルを投入し、逆転を狙う。
徐々にスワロウズに試合の流れが活き始めたとき、地球チームはヒデヨシを出場させる。
試合中にヒデヨシとDTは、実は地球人ではなく、宇宙一の身体能力を持つ「ゴル星人」であることが判明。しかし、物心ついたときから地球で育ったヒデヨシは地球のためにすべての力を使って勝利を呼び寄せる。
試合が終わったあとに、DTはヨシムネのもとを訪れ、地球チームを脱退し、宇宙リーグに所属しているチームのプロテストを受けて挑戦したいということを告げる。
ヒデヨシもまた一人宇宙リーグへと活躍の場を移す。
ヒデヨシとDTを欠いた地球チームが、宇宙リーグを目指していく。

BUZZER BEATER 井上雄彦

というところで話が終わります。

2 DTの言葉

DTがヨシムネに地球チームを抜けることを告げたとき・・・

ヨシムネ:「おまえのいない地球チームで小宇宙リーグ制覇など考えられるか!?」
DT  :「じいさん、宇宙リーグは地球人の手の届かないところにある。それが定説さ。でもそんなこと、誰が証明できる?」
ヨシムネ:・・・・・・何がいいないのじゃ、DT?」
DT  :宇宙リーグは地球人には無理、それを証明できるのは、ほんとは地球人だけなんだ。地球人自身がそう思っているなら、いつか定説は本当になるんだ。誰かが、そんなもんウソだと言ってやらなくちゃ。」

何かをやるときに無理かどうかを決めるのはいつも自分ということです。

3 リオオリンピック日本リレーチーム

東京オリンピックがどうなるかわからないところですが、今からおよそ5年前のリオオリンピックで日本リレーチームが銀メダルを獲得しました。
覚えていますか?
初のメダル獲得ではないのですが、陸上4×100mという短距離走。
北京オリンピックで銅メダルを獲得したときには強豪国のバトンミスや引き継ぎ違反等が後押ししてのメダルでした。
でも、リオオリンピックは違います。
アメリカと真っ向勝負をして戦って勝つ。
日本人だとなかなか想像することができないような出来事でした。
ですが、それをやってのけたのです。
次にやったら勝てるかと言ったらそれは勝負の世界なのでどうかわかりません。
でも日本人がやったんです。
「日本人がスプリントで世界に勝てるはずがない。」
それが定説です。
外国の人がどれだけ「日本人には無理」と、そんな風に言ったとしても、それを証明できるのは、本当は日本人だけです。
日本人自身が「日本人はスプリントでは勝てない」とそう思っていて決めつけているのなら、100年経っても勝つことはありません。
誰かが「そんなのウソだ」って言ってそれを証明しなければ・・・。
「日本初」というのは、「日本人には勝てない」というマイナスの定説から抜け出すための大きな一歩だと感じました。

4 決めるのはいつも自分

誰かに「そんなの無理だからやめなよ」と言われることはあると思います。
それはあなたのことを心配して言ってくれているのかもしれません。
もしかしたらあまり考えずに無責任に言っているのかもしれません。
いずれにしても、周囲の声はあくまで定説です。

「今までのあなたなら無理だからやめておきなさい」
「今の力じゃ無理だからやめておきなさい」
「一般的に無理だからやめておきなさい」

こんな感じでしょうか。
この意見を聞いて「やめる」ということは、あなたは背中を押してほしかったのです。
「誰かに言われたからやめた」という理由にしたかったのかもしれません。
もしも、それを言われて腹が立ったのだったら、背中を押してほしかったのではありません。
「自分ならできるはずなのに、なんで決めつけるんだ」
こんな風に思ったのだったら、進むべきです。
努力すれば必ず成功するとは思っていません。
努力をしても成功しないことはたくさんあります。
でも、成功した人はたくさんの失敗を繰り返し、そして努力をしています。
努力をしていない人は成功していません。
それだけは確実に言えます。
1回2回3回4回の失敗ではやめなかった人たちばかりです。
世界大会のスプリント競技で日本人がメダルを獲ることは夢の話でした。
「自分にはできない」「自分には勝てない」
「自分ならできる」「自分なら勝てる」
決めるのはいつだって自分です。
口癖のようにすぐに「えぇ~無理」って言うのはやめて「まぁやってみるか」からスタートしてもいいかもしれません。
日本人だってやれるんです。

 

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