【北京オリンピック２０２２みどころ】スノーボード競技を１００倍楽しく観よう！

スノーボードは雪上のコースを滑りながらスピードや技の難易度、美しさなどを競います。
比較的新しい競技で、ダイナミックな技の数々は迫力満点で、ウィンタースポーツでは人気の高い競技となっています。
大きく分けるとスピード系と演技系になっています。

スノーボードクロス（スピード系）
パラレル大回転（スピード系）
ハーフパイプ（演技系）
スロープスタイル（演技系）
ビッグエア（演技系）

北京大会ではスノーボードクロスの混合団体が新しく採用されます。
今回はスノーボード競技の魅力をお伝えしながら、１００倍楽しく観られるようにポイントを押さえたいと思います。

１　１００倍楽しく観るための３つの「ポ・イ・ン・ト」

①　迫力のスピード感

スノーボードクロスとパラレル大回転はスピード系の種目です。
スノーボードクロスでは、数人で同時にスタートし、雪で作られた障害物をクリアしながら速さを競います。
めまぐるしい順位の変動や、かけひき、選手同士の接触なども起き、激しいコース展開がみどころです。
パラレル大回転は、急な斜面に設置された旗門と呼ばれる旗と旗の間を通過し、タイムを競います。
運動会でスノーボードクロスを見かけても、障害物の中に紐で吊るされたあんぱんはありませんのでご了承ください。

②　大技の演技たち

ハーフパイプ、スロープスタイル、ビッグエアは演技系の種目です。
難易度の高い空中技を組み込みながら、ジャンプの高さや完成度、構成力など、審判のジャッジによって順位が決定します。
選手ごとに個性があらわれる技の数々はダイナミックでかっこよく、観客からはたくさんの歓声があがります。
回転数や高さなどで技の難易度が増します。
アクロバティックな演技が魅力となっています。
海を見つめていると、時々クジラが跳ねますが、それには採点しなくても大丈夫です。
歓声はあげてください。

③　道具

スノーボードのウェアやボードは個性的でおしゃれな物が多くなっています。
スピード系の選手は、空気抵抗を減らせるように、体にフィットしたウェアを着用します。
演技系の選手は、見た目のかっこよさも重視し、ゆったりとしたウェアを着用します。
転倒の危険性も高いため、ヘルメットやプロテクターも装着します。
ウェアの背中に「亀」のマークがあったら亀仙流、「鶴」のマークがあったら鶴仙流ですので参考までに。
もしかしたら孫悟空と天津飯がまぎれて出場している可能性があります。

２　それぞれの種目解説

①　スノーボードクロス

全長約１０００ｍのコースにジャンプ台など大小の起伏やカーブをクリアしながら、ゴールまでのタイムや着順を競います。
次々と出てくるコース上の障害物を越えるには、集中力が重要となります。
スピードに加えてジャンプやターンの技術も要求されます。

②　パラレル大回転

距離役５５０ｍのコースで、急な斜面に２本１組の旗でつくられる旗門が設置されたコースを通過し、タイムを競います。
青と赤の旗で２つのコースが並べられていて、２人の選手が同時にスタートします。
高速ターンの技術とかけひきが勝負の行方を左右します。

③　ハーフパイプ

雪面を半円状にくりぬいたコースの中を、左右の壁を往復しながら、ジャンプや回転などの技を盛り込み、演技の完成度を採点方式で競います。
ジャンプの高さと技（トリック）の難易度、どのような技を組み合わせるかなど、それぞれの選手の個性や構成力などが試されます。

④　スロープスタイル

コース上には、形の違う複数のジャンプ台やレース、ボックスなどの障害物が設置されていて、選手がいくつかのアイテムを選びながら演技を行います。
演技の構成力も含めて、６人の審判が採点します。

⑤　ビッグエア

助走路を一直線に滑り下り、途中に設けられたジャンプ台で大きくジャンプします。
ジャンプは一度だけです。
飛距離も長く、豪快で派手な空中技が繰り出されます。
トップ選手になると、縦４回転、横５回転の大技を披露することもあります。

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４　まとめ

今回は北京オリンピック２０２２開幕ということで、スノーボード競技の魅力についてご紹介しました。
スノーボード競技は大きく分けてスピード系と演技系に分かれます。

スノーボードクロス（スピード系）
パラレル大回転（スピード系）
ハーフパイプ（演技系）
スロープスタイル（演技系）
ビッグエア（演技系）

北京大会ではスノーボードクロスの混合団体が新しく採用されます。

楽しく観るためのポイントとして、
①　迫力のスピード感
②　大技の演技たち
③　道具
に注目してもらえればと思います。

以上でスノーボード競技のみどころについてです。
北京オリンピック２０２２では、東京オリンピック２０２０のときのように数々の感動が得られると思います。
ただ、冬季オリンピックということで「雪の上だから犬ぞりレースもあるんでしょ？」という方もいると思います。
残念ながら、北京大会には犬ぞりレースはありません。
もしもあったときには選ばれる犬は、ドーベルマン、土佐犬、チワワ、ハイエナがおすすめですので、次回冬季オリンピックのときに採用されたときのために練習してみてはどうでしょうか？
犬ぞりなので犬以外を連れていると失格になるのでお気をつけください。