【北京オリンピック2022】冬季オリンピックのみどころ!スキージャンプのあんなことやこんなことを教えます!

スポーツ&運動

北京オリンピック2022が2月4日に開幕します。
北京オリンピックと聞くと夏季オリンピックで北島康介さんの「なんも言えねぇ」が有名ですね。
ですが、今回ご紹介する北京オリンピックはそのなんも言えねぇオリンピックではありません。
北京オリンピック2022です。
冬季オリンピックです。
オリンピック前ということで、いくつかの種目のみどころとルールなどをご紹介して、今よりも100倍楽しく見ていただこうと思います。
今回ご紹介する種目は「スキージャンプ」です。
最後まで読んでいただくとスキー板を履いて滑走路に座っていて飛び立つ寸前の可能性が・・・お気を確かに!
素人には危険すぎます!


1 スキージャンプ

ジャンプ台の急斜面を滑り降りて空中に飛び出し、飛距離の長さと飛型と着地の美しさからつけられた得点で競います。
屋外での競技となるため、風向きや雪などの天候に左右されることもよくみられます。
日本は1972年札幌大会の70m級(現在のノーマルヒルに相当)で金銀銅メダルを独占しました。
以降、日本のジャンプチームは「日の丸飛行隊」と呼ばれるようになりました。
そして1998年長野大会ではラージヒル団体で金メダル、船木和喜線選手がラージヒル個人で金メダルを獲得、2014年のソチ大会でもラージヒル団体で銅メダル、葛西紀明選手がラージヒル個人で銀メダルを獲得しています。
2018年平昌大会では女子ノーマルヒル個人で高梨沙羅っ選手が銅メダルを獲得しています。
スキージャンプには毎大会でメダルの期待がかかっていますので、今回の北京大会でも期待できる種目の一つです。

2 知ったかぶりができる道具のひみつ3つ

① 体重と身長で使用できる板が違う

ジャンプ用のスキー板は、遠くまで飛ぶため、ほかのスキー競技に比べて幅が広く、長くつくられています。
選手の体重と身長により、使用できるスキー板の長さが決められています。
身長と体重から肥満度を判定する体格指数(BMI)で決められた数値で使えるスキーの長さが決まります。
ただし、身長の145%が上限とされています。
これは飛距離を伸ばすために過剰な減量を防ぐためです。
体重が軽くて板が大きく長ければ遠くに飛びそうですもんね。

② ジャンプスーツ

試合では「ジャンプスーツ」と呼ばれるウェアを着用しています。
ウェアは性能やゆとりを増やすと表面の面積が大きくなって浮力を増すため、国際スキー連盟はウェアの素材や厚み、空気が通る量、股下の長さなどを細かく規定しています。
全身タイツのようでもありますが、分厚いタイツのようにも見えるこのウェアには、そんなに細かい規定があったのですね。

③ ヘルメットとゴーグル

大きな事故を防止するため、ヘルメットの着用が義務付けられています。
また、風や雪から目を守るためにゴーグルを着用します。


3 知ったかぶりができるジャンプ台のひみつ2つ

① ジャンプ台の基準点

ジャンプ台にはP点、K点、ヒルサイズという基準となるラインが引かれています。

P点    ・・・着地地点の傾斜がかわることを示したライン
K点    ・・・採点の基準を示したライン
ヒルサイズ・・・ジャンプでこれ以上飛ぶと危険であるというジャンプ台の限界を示したライン

当初はK点が限界点を示していたのですが、2005年からヒルサイズが用いられるようになりました。

② 種目でジャンプ台の大きさが変わる

ノーマルヒルとラージヒルはジャンプ台の大きさが異なり、ラージヒルの方が大きくなっています。

ラージヒル・・・K点が100m以上でヒルサイズが110以上
ノーマルヒル・・K点が75m~99mでヒルサイズが85m~109m

4 知ったかぶりができる注目ポイント3つ

① スタート位置は状況で変わる

選手はスターティングゲートに設置されたスターティングバーに座り、そこから踏み切り台に向かって飛び出していきます。
この位置は、選手の安全を大前提としていて飛び過ぎなどを考慮して決められています。
また、天候などの条件によっても変化します。
ゲートの変更は審判団が判断して行いますが、コーチがスターティングバーを下げるようにリクエストすることもできます。

② スタートは10秒以内

選手に競技の進行状況を知らせる目印として信号(赤黄青)とデジタルタイム表示板が使用されます。

赤:スタート準備の状態
黄:スタート予定の選手はスターティングバーに移動
青:10秒以内にスタート

風が安定しないと、何度も赤信号と黄信号が切り替わることもあります。
青に変わってから10秒以内なら風を待つことが許されます。
選手に有利な向かい風を待つこともできます。
風を味方につけることが勝利の鍵とも言えます。

③ 団体戦は1チーム4人

選手1人で戦う個人戦だけでなく、4人1チームで戦う団体戦も行われます。
1選手2回を飛び、そのすべての合計得点で競います。
今回の北京大会で採用される混合団体は男女2人ずつのチームで
女子 → 男子 → 女子 → 男子
の順番で飛びます。

  

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5 まとめ

今回は冬季オリンピック北京大会2022の「スキージャンプ」の魅力について解説しました。
この種目は毎回メダルに期待がかかる日本としては得意種目となっています。
個人・団体・混合とさまざまな種類があり、ノーマルヒル・ラージヒルがあります。
日本チームは「日の丸飛行隊」と呼ばれ、北京大会でもメダルの期待がかかっています。
そんなジャンプには道具にもひみつが隠されています。

① 体重と身長で使用できる板が違う
ジャンプ用のスキー板は、遠くまで飛ぶため、ほかのスキー競技に比べて幅が広く、長くつくられています。
選手の体重と身長により、使用できるスキー板の長さが決められています。

② ジャンプスーツ
試合では「ジャンプスーツ」と呼ばれるウェアを着用しています。
ウェアは性能やゆとりを増やすと表面の面積が大きくなって浮力を増すため、国際スキー連盟はウェアの素材や厚み、空気が通る量、股下の長さなどを細かく規定しています。

③ ヘルメットとゴーグル
大きな事故を防止するため、ヘルメットの着用が義務付けられています。
また、風や雪から目を守るためにゴーグルを着用します。

ジャンプ台のノーマルヒルとラージヒルは
ラージヒル・・・K点が100m以上でヒルサイズが110以上
ノーマルヒル・・K点が75m~99mでヒルサイズが85m~109m
となっています。

スキーの注目ポイントは
① スタート位置は状況で変わる
② スタートは10秒以内
③ 団体戦は1チーム4人
の3つです。
これらを予習しておいて、スキージャンプも楽しんでいただければと思います。
スキーのジャンプは素人にできるものではないのですが、すべり台はついついやってしまいます。
そんなときは日本人なら1週間に1度はやってしまうという茨城県日立市にある公園『奥日立きららの里』のすべり台がおすすめです。
長さ877mという日本一長いすべり台なので、上手く風をつかむことができればK点を超えることができるかもしれません。
まずはオリンピックではなく、K点超えを目指して奥日立きららの里を目指すのも一つの手かと思います。


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