東京オリンピックサッカー南アフリカ戦勝利!肯定的な目で見て次のメキシコ戦を楽しもう!

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「あの試合でたった1点しか取れなかった」
「攻撃陣の疲労が残っていた」
「中盤から前線につながりがうまくいかなかった」
「リーグ戦で得失点差を考えると3点は欲しかった」
などなど、試合後の話を見てみると様々なことが書かれているし言われてます。
でも「勝ったんだから」という目で見るのはどうでしょうか。
今回は日本のサッカー日本代表を見て「すごい!」というところを共感したいと思います。

1 パス

南アフリカチームは、新型コロナウィルス感染者が出てしまい、万全の状態で試合に臨むことができなかったのかもしれません。
チームとしては守備を固めてチャンスを狙うというスタイルで終始進んでいました。
そんな中で日本のチームは相手の陣形を崩さなければいけません。
日本と言えばそのようなスタイルのチームには昔から苦しめられてきました。
前線までつながるパスがいまいち精度にかけていました。
でも南アフリカ戦では、ダイレクトに出すパスがさえていました。
「いやいや、普段の日本代表ならもっとすごいから」
と思う方もいるかもしれません。
「いやいや、あの程度のダイレクトパスはすごくないから」
と思う方もいるかもしれません。
でもひと昔前に比べれば、日本の「ダイレクトパス」の精度が高まったことは確かです。
あの初戦の緊張感のある中で、しかも無観客、ホームとは思えない雰囲気なのに日本の選手たちは冷静に試合を進めました。
これは日本の身についた力だと思います。
今までの日本代表なら0-0のドローというのも不思議ではない試合でした。
いろいろな見方はあるかと思いますが、パスを肯定的に見ました。

2 攻撃陣

何といっても久保選手の力は認めざるを得ないです。
かつては決定力不足と日本は言われ続けていました。
でも久保は大きな試合でもあまりそれを感じさせずに攻撃をすることができます。
しかもボールが足から離れない。
離れるときには自らがシュートやパスをするときくらいといっても過言ではありません。
ドリブル突破よりもパスで崩すという方がどんなスポーツでもセオリーとなっていますが、やはりとびぬけた選手がいるとそれは覆されます。
ドリブルで崩してパスをさばく、ドリブルで崩してそのままシュートをするという方法も日本の武器となっていました。
そしてシュートのときのボールの初速がやたら速いように感じました。
これはボールの芯を捉えているのだと思います。
その能力に長けています。
だから思いっきり振りぬかなくても同じくらいの威力をもっているのです。
久保選手のメキシコ戦でのボールさばきには相変わらず目が離せません。
攻撃陣を肯定的に見ました。

3 守備陣

今回はオーバーエイジ枠ということでフル代表の選手が守備陣を固めています。
この安定感はすごいです。
守備よりも得点が獲れる攻撃陣にオーバーエイジ枠という考え方も確かにあると思います。
ですが、先にも書いたように攻撃陣にはフル代表に入る久保選手や堂安選手がいます。
だから安心して守備を任せられる吉田選手や酒井選手がいるというのはチームにとっては大きな存在です。
「きっと守ってくれる」
という安心感は攻撃の最前線の余裕に繋がります。
「自分たちも守りに行かなければいけない」
という思いは身体的な疲労と精神的な疲労に繋がります。
自分の仕事だけをすればいいという気持ちにさせてくれる守備陣は本当に圧巻です。
守備陣を肯定的な目で見ました。

4 ジャッジ

南アフリカ戦では審判が目立つ試合でした。
理不尽な笛に悩まされた選手たちも確かにいましたが、それをさほど感じさせずに試合をしていました。
審判の笛は絶対的なものがあります。
反論しただけ無駄だし、反論するとその後の試合展開が不利になります。
だから絶対に反論する意味はないのです。
でも、それは周囲から見た意見です。
自分が試合に出ていて、明らかに反則ではないのに笛を吹かれる。
試合に圧勝している状態でしたらまだ余裕があるので耐えられるかもしれませんが、南アフリカ戦のように0-0の状態が続くときには理不尽な笛は心理面に大きく働きます。
そして苛立ちとなりプレーにも影響するし、審判に対してもモノ申したくなります。
でも日本の選手たちは最低限のことだけにとどめました。
もっと荒れてしまってもおかしくないくらい日本には不利な笛だったことは間違いありません。
かつての日韓W杯で、韓国で試合をしているときに明らかな韓国有利な笛が多々ありました。
その大会では韓国はベスト4となりました。
そのときに
「自国開催なのに、審判を買収しなかった日本が悪い」
という意見もありました。
たしかにそういう見方をすることもできますが、スポーツってそういうのではないと思います。
審判はあくまで審判で、平等なジャッジをすることに専念するのが大切です。
人間だから誤った判断だって下すときはありますが、目立つほどするのはどうかと思います。
日本はそんな理不尽なジャッジにも勝ったのが素晴らしいところだと思います。
ジャッジに対して肯定的に見ました。

5 まとめ

今回はオリンピックサッカー日本代表の南アフリカ戦について肯定的に見てみました。

① パス
南アフリカチームが守備を固めてきたところでダイレクトパスが際立ちました。
「もっとすごいチームはたくさんある」
「もっと日本代表ならできる」
といういろいろな意見はあると思いますが、それでもダイレクトパスが良かったことには変わりありません。
パスの精度が高まっているという肯定的な見方です。

② 攻撃陣
久保選手の活躍が際立っていました。
ボールが足から離れないあの突破力が圧巻でした。
どんなスポーツもパスで崩して攻撃するがセオリーとなっていますが、その技能が飛びぬけているとドリブルでもいいのだと感じました。
そして久保選手のボールの芯を捉えるセンスが素晴らしいです。
思いっきり振りぬかないのに、同じくらいの威力を持っているので、突然パスがきたり突然シュートがきたりするのです。
攻撃を肯定的に見ました。

③ 守備陣
今回のオーバーエイジ枠で守備陣がフル代表の選手たちです。
守備にあまり心配がないというのは攻撃する側としては自分の仕事ができるという身体的精神的な安定につながります。
そして安定することにより疲労が減り、より自分のパフォーマンスを保つことができます。
守備を肯定的に見ました。

④ ジャッジ
南アフリカ戦では審判が目立つ試合でした。
理不尽な笛に悩まされた選手たちも確かにいましたが、それをさほど感じさせずに試合をしていました。
審判の笛は絶対的なものがあります。
反論しただけ無駄だし、反論するとその後の試合展開が不利になります。
だから絶対に反論する意味はないのです。
でも、それは周囲から見た意見です。
自分が試合に出ていて、明らかに反則ではないのに笛を吹かれる。
試合に圧勝している状態でしたらまだ余裕があるので耐えられるかもしれませんが、南アフリカ戦のように0-0の状態が続くときには理不尽な笛は心理面に大きく働きます。
そして苛立ちとなりプレーにも影響するし、審判に対してもモノ申したくなります。
でも日本の選手たちは最低限のことだけにとどめました。
ジャッジに対して肯定的に見ました。
このように南アフリカ戦を肯定的に見てみました。
もちろん否定的に見て「もっとがんばれ!」という思いをもつ方もいるでしょう。
それはそれでよいと思います。
スポーツは観る人の観点で見ればいいのです。
「このような見方をしましょう」
という教科書はありません。
観戦というのは楽しまなければいけません。
それだけは「観戦のルールブック」載っていることです。
ただ、今回は吉田選手、酒井選手、遠藤選手という最強のオーバーエイジ枠が加入してくれたのでよかったのですが、万が一見つからなかった場合にはやはり3つの枠には
「犬」
「猿」
「雉」
が良いと思います。
この3人はかつて鬼退治にも行ったことがあるという噂を聞いたことがありますので、心強いです。
この3人なら比較的いつもオファーできそうな仕事量なので、次回オリンピックのときには日本首脳陣も考えてもらえるといいと思います。
一つだけ厄介なのは、きびだんごでなければオファーに対して首を縦に振らないということです。
間違えてみたらしだんごを持っていったりでもしたら・・・たぶん「おいしい」と言ってくれます。

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