【体育 リレー】段階的指導でリレーをしてチーム力と協調性をあげよう!

体育

新学期が始まると体育ではかけっこや短距離走、そしてリレーを行います。
普通のかけっこや短距離走とは違って、リレーにはチームで走る楽しさがあります。
チームを作って走る順番を決めて、競争を楽しみましょう。
今回はリレーでチーム力と協調性を高める方法について考えて行きたいと思います。


1 リレーあそび

バトンなし
何人かのチームをつくって、バトンを使わずに手でタッチしてリレーあそびをしましょう。
そのときにただ漠然とスタートを切るのではなく、2走の子は1走の子がどこまで近づいてきたら走り始めるのかを「歩足」をとって計りましょう。
「足の大きさ何足分」
という感じです。
8歩で近づき過ぎてしまうのであれば10足に変えて、それでもだめなら12足に変えるという風にしましょう。

リングバトン
バトンの変わりにリングバトンなどを使ってリレーをやっていましょう。、
掴みやすいので、渡すときに落とさずにトスできます。
「バトンなし」で練習した歩足を活かして練習しましょう。
リングバトンのときにはスタートを切ったら「後ろを絶対に向かない」ということを意識します。
前の走者が「はい」と掛け声をかけたら、手を出して受け取るという練習をします。
最初はとても難しいです。
ですが慣れてくればタイミングがつかみやすくなります。
リレーで大切なのは後ろを向きながら確実にバトンパスをすることではなく、1人の人が走りぬけているような滑らかな走りを1走から2走で行うことです。

バトントス競争
列をつくって、バトントスの練習をしましょう。
いくつかのグループをつくって、競争してみるのも楽しいです。
右手と左手のどちらでもらった方がよいのかという質問をよく受けます。
それは一番いいのは「左」→「右」→「左」→「右」というトスです。
小学校では持ち変えるという指導をしがちですが、小さいうちから持ち変えないという方法をとって指導を行っていくとそれほど難しいことではないと言えます。

歩きながらバトントス
バトンを受ける人は、後ろの人の歩くスピードに合わせて動きましょう。
トスをするときには「はい!」と声をかけてあげましょう。
「はい!」の声が聞こえたら前を歩いている子が手を出します。
このときに絶対に後ろを向かずに前だけを見ます。
それも練習のうちだということを指導しましょう。

走ってバトントス
いよいよ走って行います。
走りながらのトス練習をしましょう。
相手のスピードに合わせて、バトンを受け取る位置を予測してあらスタートするようにしましょう。
ここで一番やってはいけないのが「バトンを受け取ってから走りだす」ということです。
走るという行為はトップスピードになるべく早くした方が有利です。
止まってバトンを受け取っていたのでは、スタートで出遅れてしまいます。
トップスピードに近いところでバトンをもらうことを心がけましょう。
今までの練習をすべて繋ぎ合わせて、スムーズなバトントスを行います。

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2 練習

リレー練習をすると違うチームで走るということをしがちですが、チーム内の練習がいいと思います。
走力を均等に分けられたならいいのですが、それぞれ違います。
ましてかけっこ、短距離走、リレーというのは新学期始まって間もないときに行うことが多いです。
だからランダムに分けて走力が違っても仕方ないのです。
だからチーム内でやると良いのです。
例えば
「今回のAチームの記録は400mで1分8秒」
となったら、Aチームは次回にその「1分8秒」を更新するための練習を行います。
どこか相手がいると、それだけでやる気がなくなってしまうチームがなくはありません。
だからチーム内で記録を伸ばしていった方がモチベーションが長く保てるのです。

3 まとめ

今回はリレーでチーム力と協調性を高める方法について考えて行きたいと思います。

1 リレーあそび

① バトンなし
② リングバトン
③ バトントス競争
④ 歩きながらバトントス
⑤ 走ってバトントス

2 練習
リレー練習をすると違うチームで走るということをしがちですが、チーム内の練習がいいと思います。
走力を均等に分けられたならいいのですが、それぞれ違います。
ましてかけっこ、短距離走、リレーというのは新学期始まって間もないときに行うことが多いです。
だからランダムに分けて走力が違っても仕方ないのです。
だからチーム内でやると良いのです。
例えば
「今回のAチームの記録は400mで1分8秒」
となったら、Aチームは次回にその「1分8秒」を更新するための練習を行います。
どこか相手がいると、それだけでやる気がなくなってしまうチームがなくはありません。
だからチーム内で記録を伸ばしていった方がモチベーションが長く保てるのです。

以上がリレーでチーム力と協調性を高める方法についてでした。


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