小学生の運動刺激と身体の発達刺激について考えよう!意外と知らない小学生の運動や身体の誤解3選!

体育

小学校の先生や小学生をもつ親が運動をさせるときや身体についてちょっとしたいろいろな誤解について考えてみました。
「えっ、そうだったの?」
ということがあるかもしれません。
今回はそんな誤解について書きたいと思いますので、楽な気持ちで楽しんでいただければと思います。

1 小学校低学年は開脚跳びに適した体型ではない

開脚跳びが簡単にできる人となかなかできない人がいます。
この差は運動神経(運動能力)や体力の問題だけではありません。
発育期の身体の部位別成長のバランスが関係しています。
子どものときは、頭が大きく首の力が弱い、身体的にアンバランスなときです。
そのため、開脚跳びの運動姿勢は体型的に難しいのです。
6歳であれば、8頭身の大人に対して6頭身であり、大人に対して頭でっかちです。
そのため開脚跳びのようい空間で前傾姿勢になる運動は身体のバランスが取りにくく
「跳び越えられなかったらどうしよう」
「おしりが引っ掛かって頭から落ちたら怖い」
などの「恐怖心」を抱く原因となります。
走ってきた勢いと身体を前に倒す姿勢を「怖い」と思うのは当然です。
だからとび箱を行う前にはしっかりとした準備運動をして「慣れる」という経験をして、さらに段階的指導や分解的指導を行って技能を徐々に身につけてあげると良いと思います。

2 鉄棒は逆さ感覚を楽しむ

鉄棒といえば「逆上がり」というイメージがありませんか?
未就学児のうちにやっておきたい運動の中の筆頭が「逆上がり」です。
ただ、逆上がりができない子が多く、そして大人になっても逆上がりが苦手という方も多く、その人たちは鉄棒嫌いになってしまうこともあります。
子どもが運動能力は親の遺伝と思っている方もいると思いますが、そうではなく経験不足です。
親が苦手だとさせる機会が減ってしまって、結果子どもも運動が苦手になってしまうというパターンが一番多いのです。
もちろんオリンピックで金メダルを獲るという方はそれなりの素質も兼ね備えていますが、小学校で教わる体育ですと、それは遺伝や素質ではなく、未就学時代の経験が大きく影響します。
さて、鉄棒運動のおもしろいところは簡単に「逆さ感覚」が体験できることです。
逆さになってみると立ってみていた景色が全く違って見えることや、普段簡単にできる動作ができにくいことにも気がつきます。
また、血液循環や内臓にも良いので、食欲がわいたり、頭がすっきりして勉強にも良い影響が出たりすることもあります。
嫌々ながらに鉄棒にぶら下がり、できない種目の練習ばかりしないで、コウモリ振りのような簡単な種目で「逆さになる楽しさ」を知りましょう。
逆上がりができるようになるためには、鉄棒のことを好きになったり鉄棒の楽しさを知らないとできるようにはなりません。
まずは遊びましょう。

3 子どもは大人が小さくなったわけではない

子どもは大人を小さくした人間ではありません。
これから大人になっていく、いわゆる「発育過程の人間」です。
そのため、小学生のころはまだ身体が成熟しきれていないところや発達途上の部分が多くあります。
特に骨格がそうです。
人間の立つ姿勢の大元となる背骨はS字カーブが小学生の頃ではまだ十分にできていません。
そのためこの時期に背中を強く押して前屈をしたり、身体を後ろに反らすブリッジなどをし過ぎたりするのは望ましくありません。
また、テレビゲームで猫背になったり、小学生の時からスポーツをやりすぎると背骨のバランスがくずれ、寝起きが悪くなったり、身体がだるい、食欲がない、咳が出やすいなど困った症状も出ます。
マット運動はある意味「背骨の体操」と言えます。
前転で背骨を丸くしたり、逆立ちや側転は背骨を伸ばしたりする運動です。
小学生のころの運動は人に勝つために行うのではなく、個々の発育に合わせてよりよい発育、発達刺激になるような練習が大切です。
その上でまず心身ともにバランスの取れた健全な身体づくりが必要です。
小学生のときは、無理のない範囲での練習をするように気をつけましょう。

4 まとめ

今回は小学生の運動刺激と身体の発達刺激について考えてみました。
知らないと怪我をさせてしまったり、その後の成長に影響するかもしれないので知っておくと良いと思います。

① 小学校低学年は開脚跳びに適した体型ではない
開脚跳びが簡単にできる人となかなかできない人がいます。
この差は運動神経(運動能力)や体力の問題だけではありません。
発育期の身体の部位別成長のバランスが関係しています。
子どものときは、頭が大きく首の力が弱い、身体的にアンバランスなときです。
そのため、開脚跳びの運動姿勢は体型的に難しいのです。
とひ箱を行う前にはしっかりとした準備運動をして「慣れる」という経験をして、さらに段階的指導や分解的指導を行って技能を徐々に身につけてあげると良いと思います。

② 鉄棒は逆さ感覚を楽しむ
鉄棒といえば「逆上がり」というイメージがありませんか?
鉄棒運動のおもしろいところは簡単に「逆さ感覚」が体験できることです。
逆さになってみると立ってみていた景色が全く違って見えることや、普段簡単にできる動作ができにくいことにも気がつきます。
また、血液循環や内臓にも良いので、食欲がわいたり、頭がすっきりして勉強にも良い影響が出たりすることもあります。
嫌々ながらに鉄棒にぶら下がり、できない種目の練習ばかりしないで、コウモリ振りのような簡単な種目で「逆さになる楽しさ」を知りましょう。
逆上がりができるようになるためには、鉄棒のことを好きになったり鉄棒の楽しさを知らないとできるようにはなりません。

③ 子どもは大人が小さくなったわけではない
子どもは大人を小さくした人間ではありません。
これから大人になっていく、いわゆる「発育過程の人間」です。
そのため、小学生のころはまだ身体が成熟しきれていないところや発達途上の部分が多くあります。
特に骨格がそうです。
人間の立つ姿勢の大元となる背骨はS字カーブが小学生の頃ではまだ十分にできていません。
そのためこの時期に背中を強く押して前屈をしたり、身体を後ろに反らすブリッジなどをし過ぎたりするのは望ましくありません。
小学生のころの運動は人に勝つために行うのではなく、個々の発育に合わせてよりよい発育、発達刺激になるような練習が大切です。
その上でまず心身ともにバランスの取れた健全な身体づくりが必要です。

ただ大人になると鉄棒そのものをする機会が激減します。
ですがスパイダーマンのように糸を使って逆さになるという機会はよくあることです。
逆さになったときに「怖いよ・・・」というスパイダーマンはあまり見かけたことがないと思います。
それは小学生のうちに逆さ感覚を養っていたからです。
自分がスパイダーマンとして活躍することは、大人になって鉄棒で遊ぶよりもやる機会は多いので子どものうちから鉄棒を使って逆さ感覚を身につけておくと良いと思います。

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