「運動をすると受験勉強にいいってよく聞くけど本当なのかな？」
そんな疑問をもったことってありませんか？
今回は受験勉強に限らず、運動が勉強に本当にいいのかについて考えていきたいと思います。
１ 短い時間で効率アップ
「運動が受験勉強にいいのか」というより、「運動が勉強に良い効果がある」というのは各種実験の結果でわかってきていることなのです。
ただ、やり方を間違えると非効率的になるということも頭に入れておいてください。
例えば、ジョギングや自転車のような中程度の強度の運動を１０分程度行うと脳の特定の部位が活性化されて、判断力や集中力が高まるということがわかっています。
「勉強するのがめんどくさい・・・」
「勉強にくたびれた・・・」
「問題が難しくて息づまった・・・」
というときにはいったん机から離れて軽く運動をするのが、スマートな受験勉強といえます。
やりたくないのに修業のようにただただ机に向かっているのは効率的ではありません。
あえて１０分間だけ体を動かしてみるというのがいいのです。
でもやりすぎはだめです。
「１０分と思っていたら１時間走ってしまった」
というのはやりすぎです。
では中程度とはどのくらいなのでしょうか。
もちろん運動習慣に違って中程度は変わってきますが、だいたい走ったときに「ハアハア」と息が上がってしまったときの半分です。
高い強度の運動量は疲れて眠くなってしまうし、長く休養をとらなければいけなくなるのでやめておきましょう。
では低い強度の運動量はどうでしょうか。
実は低い強度のジョギングやウォーキングのような運動ではさらに効果が上がると言われています。
記憶力なども高まるのです。
受験勉強はたった１日ではないので、いろいろなスピードのジョギングを試してみるといいでしょう。
スピードと脳の働き方には個人差があるので、自分にとってちょうどいいスピードを毎日の中で見つけていくのもいいでしょう。
理系の勉強にはこのスピード、文系の勉強にはこのスピードというのが見つかってきて楽しくなってきます。
ただしこれはあくまで勉強のための運動です。
トレーニングとして捉えてしまっては元も子もありません。
運動を義務化しないようにしましょう。
「脳をリラックスさせたり活性化させたりするためにやりたいからやる」
というのでなければ「勉強も嫌・・・運動も嫌・・・」になってしまいます。
２ 運動後のメリット
受験勉強は遊びたいのを我慢しながら行っています。
だからどうしたってストレスがたまりやすく、イライラしやすくなってしまいます。
時々実施されるテストの点数が悪いと落ちこんだり、学習意欲が低下したり、さらに悪循環に陥ってしまうこともあります。
そんなあせりや落ちこみにも運動はプラスに作用します。
運動によって脳が活性化されると、その結果として気分が良くなります。
「運動は大変なのになんでやるの？」
と聞かれることは多々ありますが、やはり終わったときに爽快感が得られるというは一つの要因だと思います。
落ちこんだときに「しっかりしなきゃ」「元気ださなきゃ」と心理面からのアプローチも必要ですが、身体面からの運動というアプローチには速効性があります。
すぐに頭がすっきりしたり、爽快感を味わえたりしますので、そういった面でも適度な運動というのは勉強に良い影響をもたらします。
３ ランニング中にもメリット
走るという行為はシューズがあればすぐにできます。
「着るものもあるでしょ？」
と言われれば確かにそうですが、マラソンに出かけるのでなければ、正直どんな服装でもかまわないと思います。
１０分程度軽く動くのだったらチノパンでもジーンズでも運動着でもなんでも大丈夫です。
だから気軽に出かけてみましょう。
家の中でヨガをしたりストレッチをすることもいいのですが、気分転換なので景色が変わるジョギングかウォーキングがおすすめです。
走っていると頭がすっきりし始めて
「あれ？さっきやってた問題がわかった！」
ということもあります。
だから嬉しくなってジョギングのたびに考え事をしながら走るようになってしまいますが、おすすめしません。
なぜかというと、気分転換やリラックスのために走っているのに、走っている最中も勉強していたのでは気が休まりません。
ジョギングしながら、視覚で景色を見て、聴覚で周囲の音を聞いて、嗅覚で木々の匂いを感じて、味覚で空気の味を味わって、触角で気温を感じる。
このように五感をフルに働かせて動いているうちに、脳がすっきり整理されてきて、突然「あの問題わかった！」となるのです。
最初から問題を解こうと思って走っていても机の前と変わりありません。
だから何も考えずに楽しむつもり、気分転換のつもりで走りましょう。
４ 先のことを考えて一緒に運動
運動で脳が活性化されるのは、子どもや若い人に限ったことではありません。
高齢者でも認知機能が高まるなどの効果が確認されています。
運動には認知症やうつ病などを予防する効果も期待されています。
たった１０分の運動で、このような効果が得られるのですから、やらないなんてもったいないです。
塾や家庭教師、習い事のスケジュールがびっしりという子どもでも、１０分間ならどこかに見つけ出せるかもしれません。
お父さんやお母さんも運動不足を感じていたら、子どもにとっても運動の大切さと自信の健康を考えて、一緒に運動する時間をとってもみてはどうでしょうか。
良いコミュニケーションになると思います。
５ まとめ
運動って受験勉強によい効果があるの？ということに関して今回は考えてみました。
運動したから直接的に学力が上がって志望校に合格！ということではありませんが、運動と勉強には密接な関係があります。
例えばどのようなことか
１ 短い時間で効率アップ
「運動が受験勉強にいいのか」というより「運動が勉強に良い効果がある」というのは各種実験の結果でわかってきていることなのです。
ただ、やり方を間違えると非効率的になるということも頭に入れておいてください。
例えば、ジョギングや自転車のような中程度の強度の運動を１０分程度行うと脳の特定の部位が活性化されて、判断力や集中力が高まるということがわかっています。
「勉強するのがめんどくさい・・・」
「勉強にくたびれた・・・」
「問題が難しくて息づまった・・・」
というときにはいったん机から離れて軽く運動をするのが、スマートな受験勉強といえます。
やりたくないのに修業のようにただただ机に向かっているのは効率的ではありません。
あえて１０分間だけ体を動かしてみるというのがいいのです。
ただしこれはあくまで勉強のための運動です。
トレーニングとして捉えてしまっては元も子もありません。
運動を義務化しないようにしましょう。
「脳をリラックスさせたり活性化させたりするためにやりたいからやる」
というのでなければ「勉強も嫌・・・運動も嫌・・・」になってしまいます。
２ 運動後のメリット
受験勉強は遊びたいのを我慢しながら行っています。
だからどうしたってストレスがたまりやすく、イライラしやすくなってしまいます。
時々実施されるテストの点数が悪いと落ちこんだり、学習意欲が低下したり、さらに悪循環に陥ってしまうこともあります。
そんなあせりや落ちこみにも運動はプラスに作用します。
運動によって脳が活性化されると、その結果として気分が良くなります。
落ちこんだときに「しっかりしなきゃ」「元気ださなきゃ」と心理面からのアプローチも必要ですが、身体面からの運動というアプローチには速効性があります。
３ ランニング中にもメリット
家の中でヨガをしたりストレッチをすることもいいのですが、気分転換なので景色が変わるジョギングかウォーキングがおすすめです。
走っていると頭がすっきりし始めて
「あれ？さっきやってた問題がわかった！」
ということもあります。
だから嬉しくなってジョギングのたびに考え事をしながら走るようになってしまいますが、それはおすすめしません。
なぜかというと、気分転換やリラックスのために走っているのに、走っている最中も勉強していたのでは気が休まりません。
このように五感をフルに働かせて動いているうちに、脳がすっきり整理されてきて、突然「あの問題わかった！」となるのです。
最初から問題を解こうと思って走っていても机の前と変わりありません。
だから何も考えずに楽しむつもり、気分転換のつもりで走りましょう。
４ 先のことを考えて一緒に運動
運動で脳が活性化されるのは、子どもや若い人に限ったことではありません。
高齢者でも認知機能が高まるなどの効果が確認されています。
運動には認知症やうつ病などを予防する効果も期待されています。
たった１０分の運動で、このような効果が得られるのですから、やらないなんてもったいないです。
お父さんやお母さんも運動不足を感じていたら、子どもにとっても運動の大切さと自信の健康を考えて、一緒に運動する時間をとってもみてはどうでしょうか。
運動すると眠くなっちゃうんだよ・・・という方も、眠くなったから１０分運動するという考え方にしてみたらどうでしょうか？
眠くないうちは一生懸命に勉強すればいいのです。
集中力が切れかかっているときに眠くなっています。
運動を上手に使って効率よく受験勉強をしてみるとスマートな勉強になると思います。
そして受験生と言えば日本人みんなから愛されている「キテレツ大百科」で大活躍した山形県出身の苅野勉三さんです。
勉三さんはコロ助と戯れているイメージしかないのですが、やはり１０分程度のスマートな運動で見事大学合格にこぎつけたのでしょう。
勉三さんのことを改めて思い出してみると
「わす、子供んとき、村でハモニカ勉ちゃんなんて呼ばれてただす」
と言っていたことを日本人・・・世界中の人がついつい思い出して、もう一度あのハモニカの懐かしい音色を聴きたくなります。
１０分のジョギングのあとに聴かせてもらえばスッキリ感とリラックス効果の両方が得られます。
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