散歩のススメ!ランニングでもウォーキングでもない散歩をして楽しみながら健康的な日々を手に入れる!

ランニング

このブログではランニングやウォーキングをたびたび紹介しておすすめしてきました。
今回はそのどちらでもない散歩をおすすめさせていただきます。
最後まで読んでいただくと、気が付いたらぶらぶら歩いている可能性があります。
お気を確かにご覧ください。

1 散歩とウォーキングって同じでしょ?!

確かにどちらも歩いているイメージがあります。
ですがそこには確かな違いがあるんです。
ウォーキングというのは厚生労働省によると
「歩く」という老若男女を問わず行うことが可能な活動を、動作の質や強度を考慮することによって、健康増進や生活習慣病予防のための運動とすること。
と言っています。
つまり健康増進・生活習慣病予防のための運動という明確な目的があるのです。
一方で散歩はどうでしょうか。
散歩は広辞苑によると
気晴らしや健康のためにぶらぶら歩くこと
と言っています。
そして散策と同義語となっており「特別の目的をもたずに、ゆっくりと歩き回ること」とあります。
どちらも共通して「健康」というキーワードがあるのですが、ウォーキングには健康増進、生活習慣病予防のための運動という意味が込められており、散歩には特別なにかを目的をして歩くという意味は込められていないのです。
正直なところその線引きは難しいところです。
例えば
「散歩してくる」
という言葉を発して外に出たはいいけれど、キャップをかぶり、サングラスをして、Tシャツ、運動用ジャージを着て、ウォーキングシューズを履いて、しっかりと腕を振ってすいすい歩いているとウォーキングに見えてしまいます。
ただそのような装備ですいすい歩いている人に
「放送席、放送席、キャップをかぶり、サングラスをして、Tシャツ、運動用ジャージを着て、ウォーキングシューズを履いて、しっかりと腕を振ってすいすい歩いている方にインタビューします!散歩ですか?ウォーキングですか?」
と聞けばきっと
「ウォーキングです」
と答えてくれるでしょう。
逆に散歩は歩く道も特には決めず、歩きながら目に入ったものを見ては止まり、止まっては歩いてを繰り返しているように感じます。
もちろん時間や距離も決めないはずです。
散歩とウォーキングには違いがあるのです。

2 散歩の良さ

さて、散歩の良さはなんでしょうか?
散歩はまず決まり事が少ないということです。
「気晴らしや健康のためにぶらぶら歩く」
ですから、必ずしも健康のためではなくてもいいのです。
勉強をしていて疲れたときや仕事をしていて疲れた時にちょっと家の周りを一周してくるのも散歩です。
気晴らされればいいわけです。
そこに運動要素や健康要素が十分に加わってしまうとウォーキングに変わってしまいます。
いくつかある良さを確認してみましょう。

① 時間の決まり事がない

散歩なので1時間がっつり歩いても散歩ですし、気晴らしするためだけに5分でも散歩です。
ウォーキングのために外に出たのに5分で帰ってきましたとなると、不完全燃焼になる場合があります。
私は運動習慣をつけるためにはそれでいいと思いますが、5分で帰ってくる運動はなかなか少ないと思ってしまう方が多いのでウォーキングではなく散歩からはじめるのが良いと思います。

② 距離の決まり事がない

時間も距離もウォーキングだろうがランニングだろうが決まり事はないのですが、ついつい運動として外にでるとそれなりの時間や距離を稼ぎたくなるのが心情です。
でも散歩ならという印象はありませんか?
たとえば
「ランニング1kmしてきた」
「ウォーキング1kmしてきた」
「散歩1kmしてきた」
だと、どういうわけか散歩だと距離が長そうに感じてしまいます。
散歩は運動界の中ではかなり優遇されています。
だから散歩はおすすめなのです。

③ 立ち止まることこそ美学

ランニングやウォーキングで止まることはなんとなくよくないイメージをもってしまいます。
ですが散歩で止まることはどうでしょう。
「こんなところにかわいいスミレが咲いている」
「このお店のメニュー看板見てみよう」
散歩ってこういうのを見つけては止まることに気晴らし感がありませんか?
散歩はなんでもありなのです。
途中で立ち止まってご近所さんとお話なんて良いじゃないですか。

④ どこでもできる

ランニングやウォーキングだって同じなのですがついつい距離や時間を伸ばしたくなると実現しにくい話です。
例えば雨の日にはランニングお休みってなってしまいます。
ですが散歩は「ぶらぶら歩く」だから家の中をぶらぶら歩いてもいいし、会社の屋上まで行ってみてもいいしと自由度が高いのです。
「そんなん散歩じゃないよ!」
と思いがちですが、これは価値観の問題です。
自分で家の中をぶらぶらしていることが散歩ではないと思うのであれば散歩ではありません。
でも自分で家の中をぶらぶらしていることも散歩だと思うのであればそれは散歩になります。
家の中で散歩してみて「あれ?!こんなところに埃がたまってる!拭こう!」も散歩だと思えば散歩です。
立ち止まりの美学ですから。

3 まとめ

今回は散歩をおすすめしてみました。
散歩を日々してみて、なんだかがっつり歩きたくなってきたなぁと思えばウォーキングを週1回取り入れてみればいいだけの話で毎日してみようにしなくてもいいのです。
散歩は「気晴らしや健康のためにぶらぶら歩く」という定義なので、自由度を高めて歩いてみましょう。
散歩の良さとしては
① 時間の決まり事がない
② 距離の決まり事がない
③ 立ち止まることこそ美学
④ どこでもできる
です。
ちょっと散歩に行ってみるというのはとても良いことだと思います。
試しにこのあと歩いてみませんか?
家の中でも家の外でも5分程度どうでしょう。
どこを散歩しても良いのが散歩の良さですが、散歩ルートを選ぶときについつい候補にあげてしまうのは万里の長城ですが、それはやめておいた方が良いと思います。
理由は、世界的にあまり知られていないことですが「長いから」です。
約21196kmと言われております。
日本の南北が約3000kmなので、日本7つ分の長さがありますから
「万里の長城に散歩に行ったきり数年帰ってこない」
ということになりかねません。
やはり散歩にちょうどいいのは日本人ならなじみ深いインドのスワミ・バンダラサナジさんの髪の毛が良いのかもしれません。
7m93cmもの長さを散歩できます。

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