【コーディネーション能力】反応力を鍛えよう!驚異の反応力は簡単な繰り返しの練習で手に入れることができる!反応力を高めるための練習具体例6選!

スポーツ&運動

最近話題になっている「コーディネーション能力」とご存じでしょうか。
このブログでもたびたび取り上げています。

 

簡単に言うと「運動神経」のことです。
目で見る、耳で聞くなどして捉えた情報が新鋭を通って脳に伝わり、次に脳から神経を通って筋肉へと命令が伝わり体が動く、という一連の流れをいかにはやく合理的におこなうかが問われます。
今回はその中でも「反応力」に着目して解説したいと思います。
最後まで読んでいただくと、驚異の反応力を手に入れる術を手に入れている可能性があります。


1 反応力

反応力とは運動をしているとき的確に情報を処理して素早く対応する能力のことです。
スポーツですぐ思い浮かぶのは、短距離走で「ヨーイドン」のピストルの合図を聞いてスタートダッシュをする場面でしょうか。
このほかに、バスケットボールでシュートを打った後のリバウンドに反応して、カウンターに飛び出すこと、サッカーでゴールキーパーがボールの方向や速さを読んでシュートを止めたり、野球でバッターがピッチャーの投球フォームから球種やコースを判断する際にも必要な能力です。
外からもたらされる情報(相手の動きやスタートの合図)に対してできるだけ早く、的確に動くという能力ですから、対戦相手がいる種目はもちろん、順位を争ったり記録に挑戦したりするような個人種目なども含め、ほとんどすべてのスポーツにとって反応力がいかに重要であるかは、わかると思います。
とっさの判断を求められる機会は日常生活でもあります。
車が急に曲がってきたとき歩くのを止めたり、ダッシュやジャンプで危険を回避したり、普段道を歩いていて、相手にぶつからないように動いたりなど、日ごろから反応力を高めておくことは大切です。
反応のもとになる情報は主に視覚や聴覚を介して伝えられます。
そこで、声で合図を送ってスタートダッシュをさせたり、保護者の方の動きに合わせて動いたり、投げたボールを避けるなど、反応力を高めるためのさまざまな練習をご紹介させていただきます。
受け取った情報は脳で瞬時に処理されて、適切に動くように筋肉に指示を送ります。
神経と筋肉の連携を速くするためにも、繰り返し練習することが欠かせません。
ご紹介したものの中から気に入ったものがあれば繰り返しやってみることをおすすめします。

2 反応力アップの練習

① 仰向けからヨーイドン

・脚をまっすぐにして仰向けに寝ます。
・「ヨーイドン」の合図で起き上がって近くの目標までダッシュします。
※どんな起き上がり方をしてもかまいません。
※反応する力、敏捷性を養うための運動なので目標の位置は5m程度でかまいません。
※難病でできるか時間を計るとモチベーションが上がります。

② うつ伏せからヨーイドン

・手を方の横当たりにつけてうつ伏せに寝ます。
・「ヨーイドン」の合図で起き上がって近くの目標までダッシュします。
※できるだけ早く立ち上がってダッシュをします。
※立ち上がるまでがポイントです。
※何度も繰り返し練習して効率よく立ち上がる動作を身につけさせましょう。
※両腕を脇に添えて行うなど、姿勢を変えて行ってみましょう。

③ 回ってからヨーイドン

・目標に対して後ろ向きにまっすぐ立ちます。
・「ヨーイドン」の合図で、その場でジャンプして180度回転します。
・着地したと同時に目標までダッシュします。
※しっかり180度回転します。
※着地したとき状上体がどちらかにぶれないように心がけましょう。
※上手にジャンプできないときはジャンプの練習をまずは行ってからダッシュを加えても良いでしょう。

④ 手足の動きをまねっこ

・2人で向かい合います
・「1、2の3」と声をかけ、3の合図と同時に片方の人が手でポーズをつくります。
・相手はすかさずその動きをまねします。
※手を上や横にあげたり、耳をつまんだり、口をふさいだりといろいろな動きを取り入れましょう。
※できるだけ速く、しかも大きな動きで真似させましょう。
※動作を続けて真似をさせたり、サイドステップするなど足の動きを取り入れるとより難しくなります。

⑤ その場でボールよけ

・相手と適当な距離を置いて向かい合います。
・下投げで相手に向かってボール(卓球ボールからテニスボールくらいの大きさの柔らかいもの)を投げます。
・相手は向かってくるボールを当たらないように避けます。
※最初は2,3歩動いて避けても構いませんが基本は上半身だけを動かして避けるようにしましょう。
※ボールの大きさ、2人の距離、ボールを投げる速さによって難易度を変えることができます。
※左右に避けさせたりしゃがませたり、相手にいろいろな動きをさせるように、投げる位置を変えます。

⑥ ねらってボールはたき

・相手と適当な距離を置いて向かい合います。
・下投げで相手に向かってボール(卓球ボールからテニスボールくらいの大きさの柔らかいもの)を投げます。
・相手は向かってくるボールをはたき落とします。
※右手だけ、左手だけ、両手を使ってというようにいろいろなパターンを行ってみましょう。
※「右手」「左手」のように声をかけ、はたく手を指示してあげても良いでしょう。
※利き腕とは逆の腕をより多く使わせることでバランスよく発達を促すことができます。

3 まとめ

今回は「コーディネーション能力」の中の反応力について考えてみました。
反応力はスポーツでは必要不可欠な能力です。
スポーツでは絶対に欠かせません。
例えば短距離走や水泳のスタートの合図の時には素早く反応する必要があります。
バスケットボールではリバウンドに反応したり、相手のドライブに反応したりする場面があります。
サッカーではキーパーがシュートに反応したり、野球ではバッターがピッチャーの動きから球種やコースを判断したりします。
日常でももちろん使います。
危険回避という場面では反応力は必ず使いますし、道を歩いていて誰かとぶつからないように動くというのも反応力です。
これらを鍛えることによって子どもたちは適切に動きを行うことができます。
今回はいくつかの練習をご紹介させていただきました。

① 仰向けからヨーイドン
② うつ伏せからヨーイドン
③ 回ってからヨーイドン
④ 手足の動きをまねっこ
⑤ その場でボールよけ
⑥ ねらってボールはたき

以上が、反応力についてです。
驚異の反応力を手に入れて、スポーツでも日常でも役立てていただければと思います。
日常で一番反応力を使う場面と言えばドミノをしていて誤って倒れてしまったときに止めるときです。ドミノあるあるですが、反応力を鍛えておくことで助かった経験のある人は全人類の95%と聞きます。
そして次に反応力を使う場面は雨の日です。
大人になると95%は傘をささなくなるので「雨は避けるもの」となります。
そんなとき小さいうちから反応力を身につけておくとすべての雨を避けきることに成功します。
そうなってくると雨は待ち遠しいものとなってしまい、次は晴れの日の紫外線を避けきる反応力を手に入れるようになります。
そのような反応力を手に入れるためにしっかりとした練習を繰り返しやってみてください。


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