水泳にもマラソンがある!?マラソンスイミングの魅力とみどころを解説します!

スポーツ&運動

水泳競技と言えば50mプールで泳ぐものだと思いますよね。
長距離となると1500mを行ったり来たり泳ぐ感じです。
ですが自然を泳ぐマラソンスイミングというのがあるんです。
いったいどんな競技なのでしょうか。
人とともに自然とも戦うマラソンスイミングにはたくさんの魅力やかけひきがあります。
最後まで読んでいただくと、川や海に飛び込んでいるかもしれません。

1 マラソンスイミングって?

海や川、湖などの自然の中で泳ぐ競技を一般にオープンウォータースイミングといいます。
泳ぎだけではなく、風や水の動きなど、自然への対応力も問われます。
約2時間を泳ぎ切るために、体力を温存しながらの泳ぎが重要となります。
陸上のマラソンのように、水上に給水ポイントがあります。
最短距離を泳ぐよりも的確なコース取りが勝利への道となります。

2 試合の流れと基本のルール

マラソンスイミングは、雨が降っていても風が強くても、海が少し荒れていても、特別な悪天候でなければレースは行われます。
スピードの緩急やコース取りの駆け引きが重要なポイントとなります。
レースは予選などがなく、最初にゴールした選手が優勝となります。

スタート

水上につくられた大きなスタート台か水中からの一斉スタートとなります。
コースが分かれていないので、特にスタート直後は他の選手との接触が多くなります。
接触による体力消耗を避けるために、位置取りが重要になります。

レース中盤

スピードの上げ下げや体力を温存できるコース取りなど、さまざまな駆け引きが行われます。
泳法に規定はなく、途中で泳ぎを変えてもいいのです。
スムーズな給水もレースを左右します。

ラストスパート

終盤、ゴールへ向けたラストスパートが始まります。
非常に僅差の競り合いとなります。
ゴール板にタッチするとゴールが認められます。
ゴール板にタッチしないと失格となってしまいます。
ゴール板は風や潮の干潮、選手の衝突などで動かないように、水面に対して垂直に固定されています。

3 自然の中での泳ぎ方

プールで行われる競泳とは違い、自然の状況にコースの環境が左右されるマラソンスイミングでは、体力を温存したり、位置を確認したりするために適した泳ぎ方があります。
基本的にクロールでおふょぎますが、給水や疲労時には背泳ぎで泳ぐ選手もいます。

ハイエルボー

プロレスの技ではありません。
クロールのフォームには、水中でかき終わった腕の肘を伸ばしたまま回すストレートアームと、肘を曲げて回すハイエルボーがあります。
現在、競泳はストレートアームが主流ですが、マラソンスイミングでは、ストレートアームだと隣の選手にぶつかって体力を消耗したり、審判から選手を妨害したと見なされたりするので、ハイエルボーで泳ぎます。

ドラフティング

他の選手の真後ろや斜め後ろを、50m~100cmの距離を取ってぴったりついて泳ぐことを言います。
前の選手が作りだす水流にのることができるので、体力を温存しながら泳げます。

ハードインハードアウト

プロレスの技ではありません。(その2)
マラソンスイミングは自然の中を泳ぐのでブイが浮いています。
そのブイの回り方です、。
外側にいる選手は内側に寄って、内側の選手が前に出られないように、内側の選手は寄せてくる外側の選手に負けないように、スピードを上げます。
また、ブイの周辺は混雑するので、アクシデントを避けるためにも、素早く離れます。

4 まとめ

水泳といえば競泳と思いがちですが、自然の中でレースをするマラソンスイミングというのがあります。
今回はそんな普段あまり見ないマラソンスイミングについて解説しました。
人との闘いの他に自然とも戦わなければいけないスポーツなので、また違った魅力を感じることができます。

1 マラソンスイミング
海や川、湖などの自然の中で泳ぐ競技を一般にオープンウォータースイミングといいます。
泳ぎだけではなく、風や水の動きなど、自然への対応力も問われます。
陸上のマラソンのように、水上に給水ポイントがあります。
最短距離を泳ぐよりも的確なコース取りが勝利への道となります。

2 試合の流れと基本のルール
マラソンスイミングは、雨が降っていても風が強くても、海が少し荒れていても、特別な悪天候でなければレースは行われます。
レースは予選などがなく、最初にゴールした選手が優勝となります。

① スタート
水上につくられた大きなスタート台か水中からの一斉スタートとなります。
コースが分かれていないので、特にスタート直後は他の選手との接触が多くなります。
接触による体力消耗を避けるために、位置取りが重要になります。

② レース中盤
スピードの上げ下げや体力を温存できるコース取りなど、さまざまな駆け引きが行われます。
泳法に規定はなく、途中で泳ぎを変えてもいいのです。

③ ラストスパート
終盤、ゴールへ向けたラストスパートが始まります。
非常に僅差の競り合いとなります。
ゴール板にタッチするとゴールが認められます。
ゴール板にタッチしないと失格となってしまいます。

3 自然の中での泳ぎ方
プールで行われる競泳とは違い、自然の状況にコースの環境が左右されるマラソンスイミングでは、体力を温存したり、位置を確認したりするために適した泳ぎ方があります。
基本的にクロールでおふょぎますが、給水や疲労時には背泳ぎで泳ぐ選手もいます。

以上がマラソンスイミングについてです。
自然の中を何kmも泳ぎますのでウォーミングアップは入念にすることをおすすめします。
ただ海でのレースのときにときどき浜辺でカメが若者にいじめられていることがあります。
それを助けるとレースの途中でカメが背中に乗せてくれます。
でもカメが目指すのはゴールではなく、あくまで竜宮城ですので、レースで上位を狙いたいのであれば苦渋の決断でカメを助けない方がよいと思います。
ほとんどの選手が2時間くらいのところを、カメを助けると70年2時間となってしまい、次回の東京オリンピック2090に帰ってくることになります。

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