【走力アップ】子どもを速く走らせるためのアイ・ハンドコーディネーション!

体育

子どもの足の速い、遅いは遺伝で決まると思いこんでいないでしょうか?
しかし、実は足の速い、遅いというのは遺伝の影響はほとんどありません。
ちょっとしたコツをつかむだけで、誰でも今より速く走ることができます。
今回は今よりも速く走るためのコツについて考えていきたいと思います。


1 アイ・ハンドコーディネーション

「どのようなフォームでも、なんでもいいから走りましょう」
このように、ただ走るだけなら誰にでもある程度はマスターできます。
しかし、正しい走り方は学習しないと身につかないのです。
アイ・ハンドコーディネーションと言いますが、人は自分の目で確かめられることに対しては、自分で修正しながら正しい動きを獲得していけるのですが、見えないことは修正していきづらいのです。
そのため「走ること」も、自力で正しく身につけてくのは難しいのです。
アイ・ハンドコーディネーションとは、例えば、机の上にあるえんぴつを持ち上げようとするとき、対象物を目で見て、質と重量を予測し、筋肉の動きをコントロールして適度な力で目的の動作を行います。
机の上にあるえんぴつは目に見えるので、初めは失敗することもあるかもしれませんが、だんだん上手につかめるようになります。
この一連の流れのことがアイ・ハンドコーディネーションです。
ところが自分が走っている姿は自分で見ることができないので、間違った走り方をしていても修正することができずに、ずっとそのままになってしまいます。
だから、この部分を周囲がサポートしてやるのが理想です。
周囲の大人に対して運動面の発達にももっと目を向けて欲しいという理由はさらにもう一つあります。
脳の発達は運動機能の発達と密接に関係していて、手足の動きを通じた脳への刺激は、知的な発達を促すには不可欠なのです。
体を思い切り動かした後と、何もしない状態とでドリルの成績を比較したら、体を動かした後の方が10~20%も成績が良かったという研究結果もあります。
つまり
「体を動かすこと=脳を育てること」
という意味なのです。

2 走るということ

普段何気なく歩いたり走ったりしています。
しかし、改めて「走る」ことを理論的に考えてみると「走る」とは、物体である人間の体を速く移動させることとなります。
物体を前に移動させるにはエネルギーが必要です。
体を前に運ぶためのエネルギーは手足の筋肉が生み出すのですが、そこに速く走るためのヒントが隠されています。
走るときに利用するエネルギーは、地面に大きな力を加えて得られる反発力が大きく関わっています。
重心を少し前にかけ、脚の筋力を利用して力強く地面を蹴り、その反発力を前に進むエネルギーに変えるのです。
地面からの反発力を効率的に前進する力に変えることができれば、誰でも速く走れるということになります。
体の重心をわずかに前にかけるだけで、この反発y麓が前に進む推進力に変わるというわけです。
同じ筋力でも地面に的確に力を加えられたときと、力を加える方向が間違っていて十分に伝えられない場面では速度が大きく異なってしまいます。

おすすめ 体育授業資料

【 DVD 】 やればできる!下野六太先生のスゴい体育ラウンドフラット 動画で納得DVDシリーズ子供の体力低下 体育 運動タンブリング 体育嫌い 運動嫌い 運動のコツ ハードル走 水泳 クロール バタフライ バスケットボール バスケ マット運動 連続技 倒立

価格:3,850円

体育授業の内容を動画で見ることができます。
指導のコツがつかめない方も体育授業に自信のない方も幅広く役立つ内容になっています。
このDVDがあれば研究授業も怖くありません。

 

3 速く走るために

速く走るのは遺伝の影響はほんのわずかです。
ただ指導をするときに気をつけたいのは「速く走る」ことだけを目的と考えてはいけないということです。
小学校の短距離走のめあては
「力いっぱい走る」
であり、タイムを縮めることではありません。
子どもたちを見ていると、途中であきらめて力を抜き、速度がガクンと落ちてしまう子が少なくありません。
また、高学年では一生懸命やることを恥ずかしがる傾向もあります。
あくまでも1位になるのが目標ではなく、あきらめず、照れずにゴールを走り抜けることを目指しましょう。
短距離走は勝敗を分ける不確定要素が少なく、駆け引きも少ないため、単純に速い人が勝つという種目です。
そのため、勝ち負けに対する正しい態度を身につけるのにも最適なのです。
全力を尽くし、勝敗が決した後は素直に勝者をたたえ、冷静に敗因を分析して次は頑張ろうと思う気持ちを育てるのもスポーツの大切な教育的要素です。
また、負けたときにその原因を明確にし、改善の方法を探り、新たな目標を立ててそれに向かって努力するというのは人生のどの場面でも必要とされる姿勢でしょう。
単に速く走れるかどうかという問題だけではないのです。

4 まとめ

今回は今よりも速く走るためのコツについて考えてみました。
アイ・ハンドコーディネーションと言いますが、人は自分の目で確かめられることに対しては、自分で修正しながら正しい動きを獲得していけるのですが、見えないことは修正していきづらいのです。
そのため「走ること」も、自力で正しく身につけてくのは難しいのです。
周囲が的確に見てあげて教えてあげることが速く走るためのコツとも言えます。
「速く走れ!」
ではいつまでたっても走れないし、走り方を知らなければ筋力がどれだけあっても速く走れないのです。
以上が今よりも速く走るためのコツについてでした。


コメント

タイトルとURLをコピーしました