【キャリア教育×eスポーツ】学校で教えるeスポーツについて!

教育

誰もが手軽に楽しむことのできる「テレビゲーム」を使って、個人やチームが得点を競ったり、勝敗を争ったりする競技のことを「eスポーツ」と呼びます。
「eスポーツ」という呼び方は1999年頃に韓国ではじまったと言われていますが、以後「eスポーツ」は世界中に広がり、今ではいろいろな「eスポーツ」の世界大会が開催されるほどの人気になっています。
今回は「eスポーツ」について考えて行きたいと思います。
最後まで読んでいただくと、古くて新しいeスポーツのことを知ることができると思います。


1 そもそもスポーツってなに?

多くの人がスポーツという言葉からサッカーや野球、マラソンなどを想像することでしょう。
国語辞典では「スポーツ」を調べると「いろいろな運動や競技をまとめていう言葉」と書かれています。
しかし、この「スポーツ」という言葉はもともとはラテン語の「deportare(デポルターレ)」が語源で、この言葉は「荷を担わない、働かない」という意味合いの言葉だったそうです。
それがフランス語の「desporter(ディスポーター)」に転じて「気晴らしする、楽しむ」という意味で使われるようになり、英語の「sports(スポーツ)」になったと言われています。
つまり、スポーツはもともとは「楽しむ」ことであったのです。
スポーツという言葉は一般的に「運動競技」全般を指す言葉として使われます。
広辞苑では「遊戯・競争・肉体的鍛錬の要素をふくむ身体運動の総称」と説明されています。
ここでは身体運動であることがスポーツの条件だということになります。
ところが1996年にイギリスの教育コンサルタントであるトニー・ブザンがバックギャモンというボードゲームを「これはスポーツだ」と言い始めました。
必ずしも身体的な運動を伴わないものであってもスポーツと呼ぶにふさわしい競技があると主張したのです。
この考えが世界中に広がっていきました。
その中で身体的な運動を伴うスポーツを「フィジカルスポーツ」と呼び、身体的な運動を伴わないスポーツを「マインドスポーツ」と呼ぶようになりました。
このようにして現代においてスポーツは身体的運動を伴わないものもふくむと考えるようになりました。
ただし、運動を伴わなくても“競技性”がスポーツには不可欠です。
つまりスポーツとは競技性があれば、スポーツであるということなのです。
「フィジカルスポーツ」はサッカー、野球、バスケットボール、バレーボールさらには陸上競技など身体を使った競技や、競技ではないけれど、ランニングやウォーキング、筋力トレーニングなどの身体的運動全般を指すようになっています。
これに対して「マインドスポーツ」とは、頭脳を使って競技するものを指し、チェスや囲碁、将棋やビリヤードなどもマインドスポーツに分類されています。
自動車レースやオートバイレースなどは「モータースポーツ」と呼ばれますが、これもスポーツが運動という意味合いよりも、競技という意味合いを重視しているのだと理解すれば、納得できるのではないでしょうか。

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2 eスポーツとは何か

さて、スポーツとは“楽しむ”ものであり、“競技”であるということがわかったところでeスポーツとはどういうものなのかを考えてみましょう。
eスポーツのeはelectronic(エレクトロニック=電子的)の略で、eスポーツとは「エレクトロニックスポーツ(電子的競技)」だということになります。
楽しみながら競技性のある、コンピューターゲームやビデオゲームなどのことをeスポーツと呼んでいるのです。
競技性があるビデオゲームとは、2人以上のプレーヤーが同じ条件のもとで得点を競い合うタイプのゲームや相手と戦って勝敗を決めるようなゲームのことであり、それらがeスポーツに当てはまります。
逆に言えば、ひとりで楽しむだけで、得点を競ったり相手と対戦したりしないタイプのゲーム、つまり競技性のないゲームはeスポーツにはなり得ないということです。
「eスポーツ」という表現はいわば「陸上競技」という表現と似ています。
陸上競技というのは、短距離走やマラソン、走り幅跳びやハンマー投げなどのさまざまな競技の総称であり、“陸上競技”というひとつの競技があるわけではありません。
eスポーツもこれと同じです。
つまりeスポーツというのはいろいろなコンピューターゲームを使った競技の総称であり、eスポーツという名称のひとつの競技があるわけではありません。
今日では、多くの種類のゲームがeスポーツとして世界中のプレーヤーに競技されており、人気の高いゲームタイトルの競技会では、優勝者には高額な賞金が与えられるものも登場してきています。
最近の子どもたちが「プロのゲーマーになりたい」というのはこの事なのです。
現実として存在しているので、夢物語ではないということです。
ただ正確には「プロのゲーマー」というよりか「プロのeスポーツプレーヤー」なのです。

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3 まとめ

今回はeスポーツの魅力について解説しました。
スポーツというのはもともとは「楽しむ」という意味からきています。
だから身体的運動を伴わなくても競技性があればスポーツと呼べるという考え方に変わってきました。
身体的運動を伴うスポーツを「フィジカルスポーツ」と言います。
身体的運動を伴わないスポーツを「マインドスポーツ」と言います。
フィジカルスポーツにはサッカー、野球、バスケットボール、マラソンなどがあります。
マインドスポーツの中にはチェス、囲碁、将棋、ビリヤードなどの頭脳を使って競技するものがあげられます。
eスポーツはこのマインドスポーツの方のカテゴリーに入ります。
eスポーツというのはエレクトロニックスポーツの略で、いわばビデオゲームです。
ただ何でもかんでもゲームなら良いのではなく、競技性がなければeスポーツには成り得ないということになります。
最近では人気のeスポーツの大会では高額な賞金まででるようになったので、より一層eスポーツの人気が高まっています。
以上がeスポーツについてです。
知っているようで知らないeスポーツの世界ですが
「身体的運動は苦手だけど、頭脳的競技ならまかせて!」
という方には挑戦する価値がありそうです。
ただ日本でeスポーツと聞くと、ついつい「エレファントスポーツ」の方を最初に思い浮かべてしまいます。
象に乗ってサッカーをしたり、象に乗って競争をしたりして競う方です。
今後はゲームの中の象を操作して競い合う「eeスポーツ」も出てくるかもしれません。


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