夏場のクーリングダウンの基礎知識!間違ったやり方をすると逆に疲労が溜る!

スポーツ&運動

夏場のウォーミングアップについての基礎知識について以前お話をしました。
今回は夏場のクーリングダウンについての基礎知識を考えていきたいと思います。
暑い夏、ついついやってしまうあんなことやこんなことがあるかもしれません。
良さそうなことはやって、悪るそうなことは控えるきっかけにしてもらえればと思います。

1 カラダを冷やしがてらクーリングダウンはプール直行?!

「ハードなトレーニングをした後、締めはやっぱりプールでしょ!だらだら泳ごう!」
こういうルーティンの方はいますよね。
実はこれって理に適った習慣なんです。
クーリングダウンの目的は、まず興奮状態にあるカラダの各器官を自然に沈静化させていくことです。
水の冷たい刺激は温度の上がった筋肉を冷やしてくれます。
さらに気分をリフレッシュさせる作用もあります。
心身の沈静化にはうってつけです。
しかも、ストロークやキックという動作をゆっかり繰り返すことは立派な有酸素運動です。
これをある程度続けることで、筋肉内にたまった疲労物質が再利用されます。
泳ぎが得意ではない人は水中ウォークをしてみましょう。

2 火照ったカラダにキンキンの保冷剤?!

筋肉を構成する線維が急な運動や激しい動作で細かく断裂すると、その部位に血液成分が集まり、炎症が起こります。
運動をした後、この部分をいち早く冷やすことは極めて重要なことです。
ピンポイントで筋肉を冷やすことで、炎症部分の毛細血管が収縮し、それ以上の充血を防げます。
「それならいつも冷凍庫に保管している保冷剤を活用しよう!」
手っ取り早くて有効な気がしますね。
しかし、意外な落とし穴があります。
カチンカチンに凍った保冷剤の広い表面が患部以外の場所を冷やしてしまう可能性があります。
だから使用するなら冷凍庫から出してしばらくして軟らかくなってからにしましょう。
もりもあるならば、やっぱりアイシングは氷のうの方がいいですね。

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3 カラダを冷やすならクーラーの下で寝よう?!

運動後の急激な冷却はとても気持ちいいです。
ですが、完全に「NG!」です。
クーリングダウンには全くなっていません。
スポーツを急激にやめてそのままにしておくと、心臓から送り出される血液が極端に減少し、脳への血液供給が不足します。
運動後にめまいやだるさを感じるのはこのせいです。
その上クーラーなんかに当たったらますます症状は悪化することもあります。
クーリングダウンの大切な目的である「疲労物質をカラダから取り除く」には、心拍数が上がらない程度の軽い運動が必要不可欠です。
いきなりクーラーの下に寝転がってしまうと、疲労物質はそのまま体内に残り、疲れを翌日に持ち越してしまいます。

4 よくわからないからアップと同じ方法でダウン?!

この方法は、捉え方によっては正解です。
正解ではない「NG」だとすると、それは行う順番です。
たとえばウォーミングアップのときと同じスタティックストレッチ(静的ストレッチ)を行うとしたら、ウォーミングアップのときとは真逆の順番で行うのがベストです。
一般的なストレッチでは、実際にスポーツで使用する筋肉をいきなり刺激しないのがセオリーです。
細かい部分から始めていって、心肺機能を高めながら、最後に優先順位の高い筋肉に取りかかります。
クーリングダウンはこれとはまさに逆です。
まず使用した筋肉の疲労を取りながら、上がった心拍数を徐々に落としつつ、最後に細かい部分をケアして終了となります。

5 くたびれたから座ったままダウンをやりたい?!

暑い夏場、スポーツをした後はもうクッタクタです。
カラダを動かしている間はそれなりに充実感があるのですが、終わった途端にどっと疲れがでることってありますよね。
でも、ある程度運動しないと疲労物質が取り除けないし、疲れを残したくないと思います。
そんなときは無理をすることはありません。
座ったままでもクーリングダウンはしっかりできます。
座っていても下半身をしっかり伸ばせば問題ありません。

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6 まとめ

夏場でカラダがよく動くから終わったらそのままでOKと思っている方、それは危険です。
春夏秋冬、いつでもクーリングダウンをしっかりしましょう。
今回は夏場のクーリングダウンについて解説しました。

① カラダを冷やしがてらクーリングダウンはプール?!
これは実は理に適った方法です。
クーリングダウンの目的は、まず興奮状態にあるカラダの各器官を自然に沈静化させていくことです。
水の冷たい刺激は温度の上がった筋肉を冷やしてくれます。
さらに気分をリフレッシュさせる作用もあります。

② 火照ったカラダにキンキンの保冷剤?!
ピンポイントで筋肉を冷やすことで、炎症部分の毛細血管が収縮し、それ以上の充血を防げます。
カチンカチンに凍った保冷剤の広い表面が患部以外の場所を冷やしてしまう可能性があります。
だから使用するなら冷凍庫から出してしばらくして軟らかくなってからにしましょう。

③ カラダを冷やすならクーラーの下で寝よう?!
完全に「NG!」です。
クーリングダウンには全くなっていません。
スポーツを急激にやめてそのままにしておくと、心臓から送り出される血液が極端に減少し、脳への血液供給が不足します。
クーリングダウンの大切な目的である「疲労物質をカラダから取り除く」には、心拍数が上がらない程度の軽い運動が必要不可欠です。
いきなりクーラーの下に寝転がってしまうと、疲労物質はそのまま体内に残り、疲れを翌日に持ち越してしまいます。

④ よくわからないからアップと同じ方法でダウン?!
ウォーミングアップのときと同じスタティックストレッチ(静的ストレッチ)を行うとしたら、ウォーミングアップのときとは真逆の順番で行うのがベストです。
一般的なストレッチでは、実際にスポーツで使用する筋肉をいきなり刺激しないのがセオリーです。
細かい部分から始めていって、心肺機能を高めながら、最後に優先順位の高い筋肉に取りかかります。
クーリングダウンはこれとはまさに逆です。

⑤ くたびれたから座ったままダウンをやりたい?!
暑い夏場、スポーツをした後はもうクッタクタです。
そんなときは無理をすることはありません。
座ったままでもクーリングダウンはしっかりできます。
座っていても下半身をしっかり伸ばせば問題ありません。

夏場のクーリングダウンについて考えてみました。
夏でもしっかりとしたコンディショニングをして楽しいスポーツライフを送りましょう。

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