「一輪車に乗ってみたい!」
「だけど転んだら痛そう・・・」
「乗るの難しそう・・・」
「練習も大変そう・・・」
一輪車にはそんなイメージがありませんか?
乗っては見たいけど難しそうと思う方は少なくありません。
しかし、そこまで難しいことはないのです。
乗ってみればわかると思いますが、一輪車はとても安全な乗り物なのです。
必ず足から着地できるので、転んで怪我をするようなことはありません。
正しい方法で練習をすれば、中にはたった数日で乗れるようになるのです。
今回はそもそも一輪車に乗れると何がいいのか、何が鍛えられるのかについて解説し、一輪車に乗るための練習方法をご紹介させていただきます。
1 体幹とバランス
まず、一輪車の乗れるようになるための基本のコツは
「正しい姿勢で一輪車のサドルにしっかり座る」
ということです。
背筋をピンと伸ばした姿勢でないと、バランスがとりにくくなってしまって、なかなかうまく乗ることはできません。
ここでポイントはのは「姿勢」と「バランス」です。
これらが身につくと何がいいのでしょうか。
姿勢が良くなると大人に褒められるというだけではありません。
スポーツにおいては正しい姿勢をつくるには体幹を鍛える必要があります。
体幹が鍛えられると、正しいフォームを保つことができます。
例えばバスケットボールでシュートを打つとき、ディフェンスをするとき、ランニングで姿勢を保って走り続けるとき・・・とさまざまな場面で姿勢というのは役立つのです。
詳しくはこちらをご覧ください。
そして、バランスです。
「バランスなんて学校体育では大して使う場面なんてないでしょ?」
と思う方も少なくないと思いますが、とんでもありません。
バランス能力はスポーツでも学校体育でもあらゆる場面で使うのです。
ネット型でソフトバレーをやっているとき、アタックを打つときにバランスを崩したら?
器械運動の跳び箱でロイター板を踏む瞬間にバランスを崩したら?
陸上のハードル走で跳び越えるときにバランスを崩したら?
どうですか?バランスはどんなときにも使っていませんか?
詳しくはこちらをご覧ください。
バランス能力を鍛えるだけで、渋谷もお祭りも上手に歩くことができるのです。
さて、一輪車に戻ります。
一輪車に乗れるようになると体幹とバランスを鍛えることになります。
遊びの中で自然に身につく典型的な例です。
一輪車をスポーツとしてやっている子よりも遊びでやっている子の方が多いと思います。
そうした中で体幹やバランスを鍛えることができるのは一石二鳥です。
それでは一輪車の乗り方のポイントを解説させていただきます。
2 一輪車の高さ
「自分にあった一輪車を選びましょう」
と言っても、どのくらいが自分に合っているのかなんてわからないと思います。
サドルの高さは、おりたときに、おへその高さになるのが目安です。
サドルに腰かけたときに、足の親指の付け根がペダルにしっかりと乗り、ペダルが真下にきたときに、わずかにヒザが曲がる程度になるのがよい高さです。
低すぎるとヒザを痛めてしまいます。
3 背筋をピンとすれば乗れる
正しい姿勢で一輪車に乗る練習をします。
正しい姿勢じゃないと乗れるようになるには時間がかかるし、正しい姿勢じゃないと乗れた後にも体幹とバランス能力は身につきません。
一輪車の姿勢はまずサドルにしっかり座ることです。
サドルの先の方に座っていたのでは前傾姿勢になってしまいます。
そしてサドルにしっかりと座ったら腰と背中をまっすぐに伸ばし、顎を引きます。
これが最大のコツです。
前進するときは体を少し前に傾けます。
傾けるときには腰から曲げるイメージです。
4 補助が大切
公園の遊具や学校の遊具に平行棒があればそれは最適ですが、なかなかありません。
どうしても片方だけの支えによって練習をしてしまいます。
そうすると姿勢が右に傾いたり、左に傾いたりします。
それでは乗れるようになるための姿勢ではなくなってしまいます。
一輪車に乗るためには常に「姿勢」を意識していましょう。
平行棒がない場合には自分の両脇に補助をつけましょう。
慣れてきてはじめて片方の補助で良くなります。
手の位置は一輪車に乗っている人のおへそより少し上から胸の高さくらいにします。
補助の位置は前進するのであれば、少し前に出ます。
最初は車輪が半回転したら、乗っている人の真横より少しだけ前になるぐらいの位置に立つとよいでしょう。
あとは練習あるのみです。
正しい姿勢でやれば誰でもできるはずです。
5 まとめ
今回は一輪車で身につく能力と乗り方のコツについて解説しました。
一輪車に乗れるようになると「体幹」と「バランス」が身につきます。
どちらも学校体育で使う場面なんてある?一流アスリートだけでしょ?と思うかもしれませんが、あらゆる場面で使います。
体幹が鍛えられると姿勢が保たれます。
姿勢がよくなると正しいフォームで運動を行うことができます。
スポーツでも体育でも正しいフォームというのは存在します。
例えばマット運動で前転をするときの正しい姿勢というのはあるし、走り高跳びをするときの正しい姿勢というのはあります。
一輪車をすることでそのような体幹(姿勢)を鍛えることができるのです。
バランスもそうです。
跳び箱でロイター板を踏むときにバランスを崩せば上手には跳べません。
ソフトバレーでアタックを打つときにバランス崩せば上手に打てません。
ハードルで越えるときにバランスを崩せば上手に跳べません。
このようにバランスというのはとても大切な能力なのです。
さて、一輪車に乗るための一番のコツは
「正しい姿勢で一輪車のサドルにしっかり座る」
ということです。
詳しく説明すると
・サドルには浅く座るのではなくしっかり座る
・腰と背中をまっすぐにのばす
・顎を引く
この3つをしっかりと守れていれば乗れるようになるのは時間の問題です。
あとは補助ですが、慣れていないときには自分の両脇につけましょう。
片方だと右に傾いたり左に傾いたりしてしまいます。
コツさえつかめてしまえば、自転車と同じで簡単に乗りこなすことができます。
以上が一輪車で身につく能力と乗り方のコツについてです。
遊びのつもりでやってみてはどうでしょうか?
ただ、大人になると一輪車に乗る機会は激減します。
ですが、これからの時代をゆく、空飛ぶバイク「XTURISMO」に乗ること機会は増えてきます。
やはりふわふわと宙に浮くバイクは体幹とバランスが重要になってきます。
「XTURISMO」を上手に乗りこなすためには、小学生のうちから一輪車に乗れるようになっておくと良いと思います。
「XTURISMO」の価格は7770万円ということで、ちょっとだけ値が張るので、節約のためにペットボトルの飲み物はコンビニではなくドラッグストアで買った方がよいと思います。
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