子どものうちはたくさんの種類の運動をしたいですね。
いろいろな種類の運動にはそれぞれの合った食事があるんです。
食事一つでパフォーマンスが変わってきます。
今回はそんな種目に合った食事について考えていきたいと思います。
1 短距離走が速くなる食事
短距離走などで、瞬間的に出す大きな力を瞬発力と言います。
瞬発力を発揮するたおきには、筋肉は糖質をエネルギー源とするため、短距離走の前の食事では、糖質を含む炭水化物(でんぷん)などを普段よりも多めに摂るといいと言われています。
もちろんより大きな力を出すには普段から良質なたんぱく質を摂り、筋肉をつけておくことも大事です。
・走り高跳びや走り幅跳び
・ソフトボール投げ
・短い距離の水泳
2 マラソンに強くなる食事
筋肉強化や肥満予防のためには脂肪をひかえたほうがいいですが、持久力が必要なスポーツには、適度な脂肪を含む食事が必要です。
短時間の運動では糖質がエネルギーのもとになりますが、長時間の運動では、糖質とともに脂肪もエネルギー源となるからです。
・水泳の長距離
・サッカー
・テニス
3 試合中に急に集中できなくなったとき
わたしたちは脳がエネルギー不足になると集中できなくなります。
脳のエネルギー源はブドウ糖(糖質)です。
もし勉強中や試合中に急に集中できなくなったら、ブドウ糖を補給することが必要です。
このときご飯やパンなどの炭水化物(でんぷん)は糖質になるまでに時間がかかるため、短時間でからだに吸収されやすいブドウ糖を摂る事が効果的です。
フルマラソンなどの大会に出る場合、前日の夕食に食べたものが直接エネルギーになります。
だから試合前日には普段よりも1.5倍~2倍くらいの炭水化物を摂取することがおすすめです。
ただし、普段から甘いお菓子やジュースばかり食べたり飲んだりして糖質を摂り過ぎていると、逆に体内でブドウ糖の割合を下げようとするホルモンがはたらいてしまうため、注意が必要です。
このホルモンがつねにはたらいていると、ボーッとしたり、イライラしたりする「低血糖症」という症状をひきおこしてしまいます。
・チョコレート
・バナナ(果物全般)
4 集中力を高めるための糖分お菓子
5 まとめ
今回は種目に合った食事について考えてみました。
①短距離走
瞬発力を発揮するときには、筋肉を動かさなければいけません。
筋肉を動かすためには糖質がエネルギー源となっています。
だから糖質を含む炭水化物を摂ると良いでしょう。
② 長距離走
持久食が必要なスポーツは糖質の他に適度な脂肪を含む食事が必要です。
長時間の運動をするときには、糖質とともに脂肪も摂りましょう。
③ 集中力が切れたら
集中力が切れるというのは脳のエネルギー不足です。
脳のエネルギー源はブドウ糖です。
ご飯やパンなどの炭水化物では吸収するのに時間がかかるのでチョコレートや雨などでブドウ糖を補給しましょう。
以上が種目に合った食事についてです。
自分のやっているスポーツや体育の授業の種目によって食べ方を変えるとパフォーマンスが変わると思います。
ただ仙人は霞を食べて生きているといいます。
霞の成分を調べても糖質や脂肪もなく、ブドウ糖も摂取できず、あらゆる栄養素を除外しています。
それでもあのパフォーマンスを発揮できるということは、霞の中にはものすごい秘密が隠されているのだと思います。
きっと霞の中にもおいしい霞とおいしくない霞があって、場所によって摂れる栄養素も変わってくるのでしょう。
いつの日か霞で栄養素を摂れるようになったら、仙人です。
コメント