オミクロン株の大流行で、学校現場では体育の体つくりで鬼あそびをすることが困難になっています。
鬼遊びの有用性はこのブログでも何度もお話させていただいています。
こちらでお話しています。
鬼あそびは「コミュニケーション能力」「体力アップ」などが身につきます。
さらには「判断力」「瞬発力」「持久力」などのさまざまな力が身につくので、低学年の体育の中に含まれています。
ですが、今はコロナ禍で十分にできない状況です。
今回は、コロナ禍でもできる鬼あそびについて考えてみたいと思います。
これは相手に触れることなく、走りまくり、投げまくり、判断しまくり、コミュニケーションとりまくりなのでかなりの運動量になると思います。
1 新・鬼あそび「サバイバル鬼」
この遊びで身につく力は
【走力】
とにかく校庭すべてを所狭しと走り回るので走力が身につきます。
【持久力】
一瞬の走りもあるのですが、長く走り回るので持久力が身につきます。
【判断力】
鬼あそびはそもそも判断力が身につきます。
追いかける側は考えながら、どのようにしたら捕まえられるのかを考えるので判断力が身につきます。逃げる側は、どうしたら逃げ切ることができるのか、捕まった仲間を助けるにはどうしたらいいのか、などを考えることができます。
【投力】
この「サバイバル鬼」は、玉入れの玉を使います。投げるという動作も行いますし、走りながら投げるということもあります。
上記の「判断力」という観点にも繋がりますが、走りながら投げたり避けたりすることで判断力もより一層つきます。
【コミュニケーション能力】
鬼あそびは仲間同士でコンタクトを取り合いながら捕まえたり逃げたりしています。
このサバイバル鬼は特に仲間の繋がりが強くなります。
そのため、伝え合うということが重要になり、おのずとコミュニケーション能力が身につきます。
【責任感】
仲間を助けたり、仲間のために捕まらないようにするという作戦が必要になります。
そのため責任感が生まれます。
2 ルール
クラスを2チームもしくは3チームに分けます。
人数が多い方が楽しいので30人くらいの学級だとしたら2チームの方が楽しいです。
上記の図が校庭だと思ってください。
コーンに旗を立てます。
2チームという設定なので3チームであれば、もう一つ違う色のコーンと旗が必要です。
上記の「●」「●」が人になります。
10×10ということになっています。
1人が2つの玉入れの玉を持った状態でスタートです。
校庭にはその他、たくさんの玉を置いておきます。
要は「スタート!」の合図で相手の旗を捕りに行って、自分の陣地に持ち変えるというゲームです。
その間に、相手の玉に当たったら待機ゾーンにいなければいけません。
敵を待機ゾーンに追いやるには玉を当てるという方法しかありません。
タッチは無効です。
相手の玉から逃げつつ、自分の陣地に旗を持ってくるので個人プレーではなかなか難しくなります。
図の中の太陽マークは「王様」です。
図の中の月マークは「王女様」です。
王様が当てられたら男子は全員待機ゾーン、王女様が当てられたら女子は全員待機ゾーンとなります。
一気に不利になるので状況が変わって面白くなります。
その状況変化が嫌であれば「王様」「王女様」のルールはなくせば良いと思います。
そして王様や王女様が誰かを当てれば、待機ゾーンにいる味方1人が復活できるというルールです。
どうでしょうか?
コロナ禍でもできそうではありませんか?
他にルールを足せるとしたら
「魔法使い」です。
魔法使いにはコーンを持たせます。
コーンを持っている子は
「玉を投げて相手を当てることはできないけれど、コーンで玉を防ぐことができる」
というルールです。
だから誰かと行動して、旗を捕る役にうってつけです。
何人も魔法使いがいると面白くなくなるので、1チーム1人までが良いでしょう。
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3 まとめ
今回はコロナ禍でもできる鬼あそびについて考えてみました。
それは
「サバイバル鬼」
です。
ルールは簡単
「相手の陣地にある旗を自分の陣地まで持ってくる」
というものです。
相手を撃破するには玉入れの玉を投げて当てるというものです。
当てられた子は「待機ゾーン」に入らなければいけません。
待機ゾーンに入った子を助けるには、王様か王女様が相手を1人当てなければいけません。
ただし、王様が当てられてしまったら、場にいる男子は全員待機ゾーン、王女様が当てられてしまったら、場にいる女子は全員待機ゾーンにいかなければいけません。
王様と王女様を守りながら、そして自分たちの旗を守りながら、相手の旗を奪わなければいけないので四方八方に注意がいき、判断力もコミュニケーション能力も身につきます。
また、魔法使いとしてコーンを持って当てることはできるけど、コーンで玉を追い払うという役がチームに1人だけいてもいいと思います。
王様や王女様を守るもよし、旗を奪うための護衛に連れていくもよし、使い方はさまざまです。
ぜひやってみてください。
このサバイバル鬼が現実化したのが、トマト祭りです。
トマトを投げ合う祭りです。
いつトマト祭りに参加するかもわからないので、ぜひサバイバル鬼で鍛えておいてください。
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