【ソフトボール投げ×飛距離アップ】ボールを遠くに飛ばすための2つのステップ!

体育

新体力テストは毎年する学生の体力テストです。
小学校低学年のうちに基礎的なことをできるようにしておくと学年が上がるにつれ記録がのびていきます。
そんな新体力テストの中でも「ソフトボール投げ」に着目したいと思います。
今回はソフトボール投げで飛距離が伸びる2つのステップについて考えていきたいと思います。


1 ソフトボール投げ

ソフトボール投げは新体力テスト8種目の中でも子どもたちの苦手とするものです。
それは「投げる」という経験が圧倒的に少ないからです。
友達同士で放課後にボール投げをした、休み時間にドッジボールをした・・・という経験が実は昔よりも少なくなっています。
やったことのないことができないのは当然です。
だからその経験を増やしてあげようというのが大人の役目です。
「なんでできないの!」
と言う前に「その経験をさせているだろうか?」ということを考えてみましょう。
遠くにボールを投げられない子は、ボールを水平に投げようとしたり、腕のふりだけで投げようとしている場合が多いのです。
それだと手前の方にぽとりと落ちてしまい、距離が出ません。
まずは肩から使って、斜め上に投げるフォームを身につけましょう。

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2 距離をのばす練習

ステップ1「タオルで練習」


タオルの先をコブにして反対側の端をもち、肩にタオルをかけるようにして構えます。
投げる手と反対の足を前へ出します。


大きく叩くように、タオルを持った腕をまっすぐ振り出します。
ボールを投げる時の、腕の動きと体のひねり方を覚える練習です。

【できないときの一言】
「大きな剣でモンスターをやっつけるつもりで振ってみよう」
タオルを大きな剣に見立てて、正面にいるモンスターを切るイメージで腕を振ってみましょう。
ドッジボールなどの大きなボールを大人が持って、子どもが腕を振り上げて叩いてもいいでしょう。

ステップ2「ボールを投げる」


いきなり投げる方向を向いてしまわずに、まずは、投げる方向に向かって横向きに立ちます。
利き手と反対の足が前にでるようにしましょう。


投げる腕と反対の腕を前に伸ばして、いったん重心を後ろの足にかけ、頭の後ろにボールをタッチさせます。
ためを作るための動作が必要です。
頭の後ろにボールをタッチすると投げたい方向に投げやすくなります。


体重を前足に移しながらボールを押し出します。
ボールが前に飛んでいきます。
投げる側の足を前に出すと、ひねることができないので注意しましょう。
投げながら体重を後ろ足から前足にかけましょう。

【できないときの一言】
「ゆっくり大きく腕を振ろう」
遠くに投げようとすると腕を速く振りがちですが、体がひねれていればボールはうまく飛んでいきます。
最初はゆっくりとした腕の振りで、その感覚をつかみましょう。

3 まとめ

今回はソフトボール投げで飛距離が伸びる2つのステップについて考えてみました。
ボール投げはスポーツの基本動作です。
新体力テストということで今回は取り上げましたが、いろいろなスポーツで「投げる」という動きは使われます。
投げる運動が苦手という場合は経験させてあげましょう。
そのためのステップは2つです。

① タオルで練習
② ボールを投げる

です。
タオル練習を何度も何度も繰り返すと自然にできるようになります。
繰り返し練習をしてスムーズなボール投げを身につけましょう。


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