リーダーになるために自分のリーダー像を見つけよう!これであなたなりのなりたいリーダーになれる!

教育

「リーダーシップを発揮しよう!」
「リーダーとしてがんばれ!」
と言われるけど「リーダー」っていったいなんでしょう?
今回はリーダーについて考えて行きたいと思います。
最後まで読んでいただくと、自分ってリーダーになれるかも!この子をリーダーにしてみよう!と思えるかもしれません。

1 リーダはカリスマだけ?

以前「リーダーは1人である必要はない」というブログを書きました。

 クラスにリーダーがいなければ育てればいいのです。
とはいっても口で言うのは簡単で、育てると言ってもそうそううまくいきません。
どんなリーダーを目指させればいいのでしょうか。
「思い浮かぶリーダーとは誰ですか?」
と質問をすれば、さまざまな人を思い浮かべるでしょう。
織田信長や徳川家康などの歴史上の人物でしょうか。
孫正義やスティーブジョブズのようなビジネスリーダーでしょうか。
このような人達はみんなカリスマ性をもっているといっていいでしょう。
ということは「リーダーはカリスマ性をもっている人たち」ということになるのでしょうか。
それならばほとんどの人がリーダーをあきらめてしまうでしょう。
でも、リーダーというのはそれほどのごく限られた人たちのことだけを指すわけではありません。
「チームのキャプテン」「学級委員長」「係の班長」「委員会の委員長」
なにか役割があればあるだけリーダーが必要になります。
家庭のリーダーや子育てのリーダーは母親や父親がやっています。
「えっ、リーダーなんていないよ?!みんなで相談して決めているんだし」
という場合もあるかと思います。
それは「みんなでリーダーの役を担っている」というだけのことです。
だから誰かにリーダーを任せるのではなく、すべての子が自分自身のリーダー像を持てるようにするのが大切なのです。
スポーツをすることはリーダーシップを身につけるのにとてもいい場とも言えます。
カリスマだけがリーダーになるのではなく、誰でもリーダーになれるのです。
というよりかは、リーダーにならなければいけないと思います。
「自分はリーダーには向かない」
と思っている人たちが5人集まったグループができたら?
誰かがリーダーにならなければいけないのです。
そしてできてしまうのです。
リーダーとはそういうものなのです。

2 自分のリーダー像をもつ

リーダーシップは本で勉強しても、頭で考えても、リーダーシップをとる環境に置かれなければ育っていきません。
かといって自ら率先してリーダーになりたいという子は多くありません。
だからクラスでは、日直をして毎日のリーダーを変えたり、グループ編成をしてリーダーを変えたりしています。
リーダーが変わっていくと気付くことがあると思います。
・どんどん自分から発信して人を動かすリーダー
・みんなで話し合いの場を設けて、話をよく聞きながら方針を決定するリーダー
・口数は少ないけれど自分が率先してやることでお手本を見せるリーダー
さまざまです。
人がみんな違うように、リーダーもみんな違うのです。
これでなければいけないという絶対的なものはないのです。
中には、特別リーダーっぽいことをしないのに、周囲の友達が自然と助けてくれてチームがまとまっていく子もいるでしょう。
それも「徳」をもっているリーダーなのです。
リーダーシップの形はみんな違って一つではありません。
人によって違うのです。
先生や親は、リーダーになった子に対して、「これ!」というリーダー像を押しつけるのではなく、自分自身のリーダー像が見えるようにサポートすることが大切です。
「自分自身のリーダー像はこんな感じ」と思ってやってみたけどうまくいかなかった。
「だからちょっと修正して今度はこんな感じ」という風に経験していく中で「できた」という体験をさせることが重要なのです。
身体動作と同じなのです。
リーダーシップは1発勝負ではありません。
一撃でど真ん中に当てるゲームではないので、安心してダーツを投げ続けましょう。

3 対応する力

いろいろなリーダー像がある中で、それでも必要なものはあると思います。
それは「対応する力」です。
「リーダーリーダー!飼育小屋にエサがない!どうしよう!」
同じ飼育係の友達が走ってきました。
対応できますか?
「よし!エサ置き場からエサをもってきて、お皿に置こう!」
とたいていの場合そうなるでしょう。
さすがリーダーですね。
このようにある程度正解が見えている問題ならうまく対応できるかもしれません。
学校で「問題」に対して「答え」を導く指導を受けていますから。
でも、正解が見えにくい問題がでたときにどう対処するかというのも時には問われます。
最近の時事ネタとして大きな問題としては
「東京オリンピックって開催した方がいいの?中止にした方がいいの?」
というのもそうです。
お互いに立場があって、どちらにもメリットデメリットがあって、普通の状態なら満場一致で開催だけど、今のご時世だとどうなのだろう。
正直なところ正解はないでしょう。
世の中の出来事について論理的に伝えるという力をもつことが必要になってきています。
これから求められるのは、正解がない課題に、自分の考えをもって対応できる人材です。
バスケットの試合でシュートを打つのかパスをさばくのか・・・。
正解なんてありませんし、どちらも正解です。
結果シュートが決まったら「そのときの成功」、外したら「そのときの失敗」、それだけのことです。
でもその瞬間にいちいち「シュートした方がいい?パスした方がいい?」なんて聞きません。
その時その時に自分で判断を下しています。
そしてリーダーはどちらの考えに対しても公平に見るということです。
仕事も子育ても正解がないことばかりです。
だから子どものうちに一緒に悩んでリーダーシップを学んでいくことが大切なのです。

4 まとめ

今回はリーダーシップについて考えました。
リーダーシップはカリスマ性のある人しかできないのでしょうか。
そうではありません、すべての人がリーダーになる素質をもっています。
リーダーとは有名な歴史上の人物や有名なビジネスリーダーだけのことを言っているのではないからです。
「チームのキャプテン」「学級委員長」「委員会の委員長」「係の班長」「4人グループの班長」
どんなものにも役割があればリーダーが存在します。
リーダーが不在なら育てればいいのです。
どんなリーダーにするのか?
リーダーは一つではありません。
人がみんな違うように、リーダー像もみんな違います。
同じ思想をもっていても若干リーダー像というのは変わってきます。
だから人がいればそれだけ違うのです。
いろいろやってみて違うと思ったら変えればいいのです。
リーダーシップは1発勝負ではありません。
一撃でど真ん中に当てるゲームではないので、安心してダーツを投げ続けましょう。
そしていろいろなリーダー像がありますが「対応する力」というのは必要だと思います。
なにか不足の事態が起きたときに判断を下さなければいけないからです。
「リーダーリーダー!飼育小屋にエサがない!どうしよう!」
同じ飼育係の友達が走ってきました。
対応できますか?
「よし!エサ置き場からエサをもってきて、お皿に置こう!」
とたいていの場合そうなるでしょう。
これも対応する力です。
こんな簡単なことでいいの?
と思うかもしれませんが、対応できているのだからいいのだと自信をもちましょう。
ただ、正解のない課題にぶつかることもあるでしょう。
そんなときにも対応できるように普段から「こうなったらこうしよう」などを考えておく必要があります。
いろいろな意見を公平に見て判断を下すということがリーダーにとって大切なことなのです。
これは学校の勉強と同じで身につけようとしなければ身につくものではありません。
だから経験させてあげましょう。
そしてリーダーと言えば日本人のほとんどが想像するのがアカレンジャーです。
アカレンジャーは情熱的な赤をもってみんなを引っ張っていくアツい存在です。
でも、先ほども言ったようにどんなリーダーでも良いのです。
自分自身のリーダーを見つけましょう。
黄色は陽気な明るさをもった、みんなを盛り上げるリーダー。
ピンクはちょっぴり頬を桃色に染めて恥ずかしがるシャイなリーダー。
青は気持ちがブルーでなにかと後ろ向きでみんなに助けてもらえるネガティブリーダー。
黒は赤の座を虎視眈々と狙っている影のリーダーとも言える腹黒リーダー。
どんなリーダーもリーダーです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました