【教育改革】今が変わるとき!個性を伸ばすために今すべきこと!

教育

学校教育は必要不可欠なものです。
今の日本の大人で基本的な読み書き計算ができないという人はおそらくほとんどいないだろう。
それだけ日本の教育によって基礎的な読み書き計算が教育されてきたということだろう。
そして会社員としても日本は優秀な人材が存在する。
一方で日本の常識が世界の非常識になりつつあるということも知っていなければならない。
日本の教育は個性を活かし伸ばすのか、それとも個性を殺し止めるのか。
今回は「個性」について考えていきたいと思います。


1 個性ってなに?

「個性とは他の人とちがった、その人特有の性質・性格」
と辞書には書かれています。
個性を伸ばすのってなんとなく良いイメージがありますね。
でも、学校で一人だけ違うことをしている子がいたらどうでしょうか。
その子が言われるのは
「集団の輪を乱さない!」「一人だけ違うことをしないの!」「どうしてみんなと同じことができないの!」
ということではないでしょうか。
もちろんですが、やっていることによって、人と違うことをしてはいけないのは確かです。
でも学校でやっていることの全部が全部、みんなと同じことをしなければいけないわけではないと思います。
学校教育というのは自然と個性を伸ばさない教育へと促しているのです。
個性を出すことによって否定されれば誰でも個性を出すのをやめようと思います。
否定されるだけならまだしも、個性を出す子どもは教員という大人に叱られます。
学校現場は「個性を伸ばそう」と口では言うのですが、「伸びた個性」は必要のない邪魔な存在です。
例えば、子どもが登校してきたら始業前でも全員座って読書。
一見素晴らしい光景だとは思いませんか?
でも、もしもその中に将来マンガ家志望の子がいて、朝の時間帯にマンガを描きたいと思っていたとしたら。
もしもその中にイラストレーター志望の子がいて、「みんなが読書をしているのに一人だけお絵描きなんかしてないの!」と怒られてしまったとしたら。
静かに座って読書をすることは素晴らしいことですが、自分が考えてとった行動を怒られて奪われてしまったら・・・その子は夢を叶えたいって思えるのでしょうか。

2 どうして個性を伸ばせないの?

日本に住んでいれば年功序列・終身雇用というものは、当たり前の考え方です。
会社に入れば定年までは安泰。
若いうちは給料が低くても、年齢を重ねていけば仕事の出来にかかわらず給料が増えていく。
こんなのは当たり前の世の中です。
日本にいれば。
でも世界から見ると、それは古い考え方です。
そのため、大手の企業はだんだんと終身雇用制度がなくなりつつあります。
終身雇用という考え方が古くなくて最先端なのだとしたら、なくす必要はありません。
しかし、企業はそのようにしているけれど、公務員の世界ではまだまだ年功序列・終身雇用が当たり前の世界です。
日本の子どもたちはそのように育てられて大人になるのだから、その古い考え方が長年にわたって植え付けられていても仕方のないことかもしれません。
学校では個性を伸ばせないようなシステムになっているのです。

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3 どうしたら個性を伸ばせるの?

残念ながら日本が大きく変わらない限り、学校で個性を伸ばすというのは難しい話です。
教育の世界はかなり閉鎖的なので、外の情報を入れたがりませんし出したがりません。
そのため個性を伸ばすというのは至難の業なのです。
ですが、それでは良くないと考える校長がいる学校や教育委員会、そして学級担任。
これらの存在がいる学校だけは、個性を伸ばさせてくれます
そういう学校が存在するという事実もありますので。
ただ、たまたまそのような学校や学級に当たらない限りは、今の日本では個性を伸ばすことは非常に難しいことなのです。

4 それでもやらなければいけない

日本はずっとずっと年功序列・終身雇用の世の中だったのに、それでも個性豊かな起業家もいればユーチューバーなどのビジネスをしている人もいます。
給料が安定した会社に入って、会社と上司に従順で、右にならえの会社員だけを目指す世の中ではなくなってきています。
日本も世界を見習って、終身雇用の世の中から脱却しようとしている最中なので、今の子どもたちの誰かが日本を救ってくれることでしょう。
そんな子どもを育てる教員が、今の世の中を知って、一人でも個性豊かな子どもを出してくれればと強く思います。


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