「記憶力がよくない・・・」
「すぐに忘れてしまう・・・」
こういうことってよくあります。
勉強でもテストがあるのになかなか覚えられないことや、運動でも作戦やセットプレーが覚えられないということありませんか?
覚えるということは勉強や運動に欠かせないスキルの一つです。
そしてそんな覚えたい内容を記憶させるにはコツがあります。
今回は覚えるということに焦点をあてて、記憶力を上げるためのポイントを3つご紹介したいと思います。
1 復習する
「復習するなんて当たり前のことだろ!」
と思うかもしれませんが、当たり前だと思っている方は記憶力が比較的高いのではないでしょうか?
そこまで記憶力に関して困っていないという方です。
当たり前だと思わない方は復習を怠っているのではないでしょうか。
もしくは復習はしているけれど効率的ではないということです。
覚えたい内容を覚えるためには海馬を繰り返し刺激することです。
繰り返し刺激すると、長期増強という現象が起きます。
長期増強が起きやすいと学習能力が向上します。
つまり何かを覚えるには復習が欠かせません。
ある実験によれば、単語を10個覚えると、4時間で半分ほど忘れました。
1日後に覚えているのは3~4個、2日後なら2~3個です。
この速度にはあまり個人差はありません。
しかし、全部思い出せなくなったあとに同じ単語をもう一度暗記してテストをすると、以前より成績が上がります。
復習すればするほど忘れる速度が遅くなるのです。
海馬が情報を審査するのに1ヵ月程度かかるため、その期間内に何度も復習をすれば
「こんなに繰り返し情報を送ってくるなら必要だ」
と海馬が勘違いしてくれます。
復習のタイミングでおすすめは
・1回目・・・学習した翌日
・2回目・・・1回目の1週間後
・3回目・・・2回目の2週間後
・4回目・・・3回目の1カ月後
です。
間隔をあけながら2ヵ月ほどかけて行うのが効果的でしょう。
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2 好きになる
復習が少なくても長期増強を起こす方法があります。
1つは好奇心です。
好奇心を象徴する脳波である「シータ波」が海馬で出ているとき、少ない刺激の回数で長期増強が起こります。
もう1つは扁桃体を活動させることです。
扁桃体は海馬の隣にあり「好き/嫌い」や感情を生み出します。
扁桃体が活動すると長期増強が起きやすくなります。
たとえば子どもが昆虫を見て「この虫の名前なんだろう」「何を食べさせたらいいんだろう」とワクワクして昆虫を好きになると、難しい名前も覚えられるのです。
また、このような研究結果もあります。
ネズミのヒゲに物がふれたときの神経活動を調べると、自らヒゲを動かして触りに行ったときは、ただ待っているだけのときよりも10倍近く神経細胞が活性化しました。
脳は能動的に得た情報に強く反応するのです。
子どもの好奇心「好き」という感情は記憶の原動力と言えるのです。
3 アウトプットをする
記憶はインプットよりもアウトプットをする方が定着します。
昆虫図鑑をひたすら眺めるよりも、名前を口に出したり、特徴を見て模写したりする方がずっと記憶に残るのです。
学習においては、教科書を何度も読んでインプットすることももちろん大切ですが
「どんな漢字を覚えたのか」
「覚えた九九を言ってみて」
など、子どもが覚えたことをアウトプットできる機会を与えることが大切です。
以上3つが記憶力を上げるためのポイントです。
① 復習する
② 好きになる
③ アウトプットする
確かにアイドルグループのメンバー30人を覚えられる人と覚えられない人がいます。
それは大好きで推しなのか、全然興味がないのかという違いが大きく関わってくると思います。
好きならば復習もするし、アウトプットもします。
好きではないと復習も怠るし、アウトプットも面倒になってしまいます。
それがアイドルグループなのか、昆虫なのか、星座なのか・・・
記憶力というのは好きが大きく関わってくるのでしょう。
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