【初任の先生必見!】家庭訪問切り抜け術!いろんな悩みを一挙解決!

教育

新年度が始まると大変忙しくバタバタと日々が進んでいきます。
そしてあっという間に4月が終わり・・・となって目まぐるしい毎日を過ごしてしまいます。
するとやってくるのが家庭訪問の時期です。
今のご時世で家庭訪問というのはなくなっている場合があります。
学校に来てもらって二者面談という場合もあるかもしれません。

ブログ:【二者面談必勝法】保護者の本音を聞き出して安心させてあげよう!

保護者によっては語りつくせぬ思いがたくさんあると思います。
ですが時間は限られています。
家庭訪問や二者面談でいろいろなことに対する切り抜け方があります。
今回はそんな家庭訪問や二者面談での切り抜け方について考えていきたいと思います。
いい具合の切り上げ方を身につけて、次の家庭に余裕をもっていければと思います。


1 家庭訪問ってなんでやるの?

まず今のご時世では家庭訪問自体がないという場合があります。
または、玄関先で済ませてしまうという場合もあります。
ですが中には普通に家庭訪問をするという場合もあります。
家庭訪問ってなんのためにやるのでしょうか?
家庭にしてみたらその日のために仕事を休んで家の中をよそ行きにして、片づけて、お菓子を用意して・・・。
なんて作業をしなければいけません。
お世辞にも「歓迎」というものではないはずです。
家庭にしてみたら学校に行く二者面談、もしくは三者面談の方がよっぽど楽だと思っていると思います。
ですが、家庭訪問には家庭訪問の良さがあるのです。
まず、家庭の場所を知るという意味もあります。
「そんなの家庭訪問をしないで、時間を設けて調べておけばいいだけの話でしょ」
と思うかもしれませんが、教員は実は激務なのです。
改めてその時間が設けられない限り、調べに行くという時間を取ることは皆無に等しいのです。
だから各家庭の場所を知るという意味でも大変役に立つものなのです。
また、面通しという理由もあります。
ですがこれは二者面談でも解決はします。
次に考えられるのは、家庭状況です。
家庭状況は行ってみないとわからない場合があります。
行くとどんな環境で育ったのかがわかるので、それを知る意味でも役立つのです。
家庭訪問はたとえ玄関先で10分だとしても、年度始めには二者面談よりやった方がよいのではないでしょうか。

2 家庭訪問いろいろ切り抜け術

① 終われない・・・

家庭によっては話が盛り上がってしまう場合があります。
そんなとき、話を区切るのが申し訳ないという気持ちになってしまいます。
ですが次の家庭が控えていれば遅れるわけにはいきません。
だからちょっとの切れ目を見つけ
「また、何かありましたら電話でも連絡帳でもいいので教えてください」
と言って切り上げましょう。
全く切れ目がない場合には
「申し訳ありませんが、次のご家庭の時間になってしまいますので何かありましたら、電話でも連絡帳でもいいので教えてください」
と伝え切り上げましょう。
ただ、それが深刻すぎる話であったら、
「続きを後日お聞きしてもいいですか?」
「また日を改めてお伺いしてもいいですか?」
と言ってその場は切り上げましょう。
とにかく次のご家庭に大幅に遅れるということがないようにしましょう。

② 足がしびれる

先の切り上げ方でも同じなのですが、嘘や偽りはよくありません。
嘘っぽい理由をつけて切り上げるくらいなら、ちゃんと
「次のご家庭の時間になってしまいますので」
と伝えればわかってくれます。
足がしびれるということもその通りで
「すいません、足を崩させていただいたもいいですか?」
と伝えましょう。
そうすればきっと大丈夫です。

③ メモをとるの?

管理職によってはメモを取りましょうという場合もあります。
ですが個人的にはメモを取りながら話をするのはおすすめできません。
それは新聞記者ではないのですから、情報を逐一メモしていくのは相手側としては嫌な気持ちになります。
もちろん「重要なところなのでメモをとっておいていいですか?」という場面はあります。
ですが、すべてに対してメモを取る必要はないと思います。
その代わり、家庭訪問が終わったらノートにメモをしておくということは必要になると思います。

④ お茶やお菓子はもらっていいの?

基本的にはNGだと思ってください。
ですが「子どもが入れたお茶です」という場合には、その限りではないかと思います。
また、お土産的なお菓子も基本的には断った方がよいと思いますが、せっかく用意したのに持って行ってくれなかったと角がたつ場合があります。
だから最初は断っても、何度も持って行ってくださいと言われたらいただいた方が無難だと思います。

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3 まとめ

今回は家庭訪問や二者面談での切り抜け方について考えてみました。
そもそも家庭訪問はなんのためにやるのでしょうか?
きっと家庭から熱烈歓迎というパターンは少ないと思います。
理由は
・面通し(二者面談でもクリア)
・家庭の場所を知る
・家庭状況が見られる
この3つに限ります。
子どもの育った環境を見るというのは大切なことです。
きっと指導に活かせる部分があると思います。

家庭訪問のあれこれについて考えてみましょう。

① 切り上げ方
「次の家庭があるので」と、正直に言いましょう。
嘘や偽りで切り上げようとするとぼろがでます。
深刻な話だったら
「後日またお話を伺ってもいいですか?」
と言葉を添えて伝えましょう。

② 足がしびれる
これも嘘を言わずにちゃんと
「足がしびれてしまったので崩してもいいですか?」
と伝えればきっと大丈夫です。

③ メモを取るの?
メモは基本的にはその場では取らない方が良いでしょう。
本当に必要なことだけ「メモをとっておいていいですか?」と聞いてとりましょう。

④ お茶やお菓子
基本的には受け取らない方がよいでしょう。
ですが断りすぎて角がたつ場合があります。
せっかく用意したのに・・・という場合もありますので、断った末に受け取るパターンもあります。

以上が家庭訪問についてでした。
初任の先生はまだ家庭訪問慣れしていないと思います。
疑問に思うことや大変なこともあると思いますので、参考にしてもらえればと思います。


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