【修学旅行×保護者会】これで保護者会を乗り切れる!

教育

今年度は新型コロナウィルスも感染が落ち着いてきて、宿泊での修学旅行に出かける学校も増えています。
そんなときに保護者会はかかせません。
保護者会を開くにあたって教師も心構えが必要です。
ではどのような心構えが必要なのでしょうか。
今回は保護者会でかかせない保護者の心構えについて考えていきたいと思います。
修学旅行に限らず、保護者会すべてで必要だと思います。


1 保護者会をつくる教師の姿勢

保護者会をつくる教師の基本的な姿勢は、教師が保護者とつながろうとする姿勢です。
そのような姿勢を示すことで、保護者は学校を身近に感じ、親しみをもつことでしょう。
「保護者は味方」
と考える教師もいるし
「保護者はクレームを言ってくる存在」
と考える教師もいます。
どちらの場合にも保護者には伝わります。
前者のときには親しみをもってくれるし、後者のときには不信感を抱かれます。
話し方は同じようでも違いが出てしまうのです。
お互いに協力して子どもたちを成長させたいのであれば、やはり「保護者は味方」という考え方をした方がよいでしょう。
それでは詳しく考えて行きましょう。

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2 教師から保護者に歩み寄る

保護者が会場に入ってきたら、教師は自らあいさつし、話しかけようとする姿勢が大切です。
教師のこのような態度は、たんに親しみを感じさせるだけでなく、硬い雰囲気をやわらげる効果もあります。
また、子どもを育てる同じ一人の大人として、同じ目線で話しかけるといった「話す姿勢」も大切です。
同じ立場で保護者に歩み寄ろうとする姿勢が保護者に繋がりを感じさせます。

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3 保護者の意見を取り上げる

保護者の意見を取り上げることで、教師が保護者を受け入れていることが伝わります。
そして保護者との繋がりが深まります。
保護者会は、グループで話し合うということもありますが、教師は会場を回り、各グループの保護者がどんな話をしてるか確認します。
そして必要に応じてそのグループの話の内容を全体の中で紹介するなど、保護者の意見を大切に扱う姿勢が重要です。
人数が少なければ、グループでなく、一人一人の保護者に
「どう思われますか?」
など個別に話しかけてもよいでしょう。

4 わかりやすく伝える

難しい言葉を避け、誰にでもわかりやすい言葉で伝えることが大切です。
したがって、わかりにくい専門用語は控える方がよいでしょう。
わかりにくい専門用語を使うことで「ごまかしている」「ごまかしを回避しようとしている」と思われてしまいます。
また、教師自身の経験や体験を踏まえた話を加えると話に説得力が出るだけでなく
「教師も自分たちと同様に、子どもを育てる一人の大人なのだ」
と思い、身近に感じられると思います。
こうしたことも教師が保護者にとってより近い存在になる、保護者と繋がることになると考えられます。

以上が保護者会での教師の心構えについてでした。


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