2022年4月から高等学校で金融教育が必修化となりました。
それだけお金のことや税金にことを子どものうちから学ぶべきことだという意識になってきたのでしょう。
子どもは銀行が大きな貯金箱だと思っています。
そして株はギャンブルだと思っています。
この考え方は間違ってはいないけれど、正しい答えでもないと言えるでしょう。
では銀行に預けたお金はどうなっているのか?
今回は銀行に預けたお金はどうなっているのかについて考えていきたいと思います。
「そんなの知っている」ではなく、この知識をたくさんの子どもに広めていただければと思います。
1 預けたお金のその後
「銀行はお客さんから預かったお金をそのまま金庫に入れて保管しておく」
ちょっとだけそんなイメージがありませんか?
でもそうではなく、保管するための場所が銀行ではありません。
銀行が国民みんなの貯金箱だとしたら、銀行で働いている人は誰もお給料をもらうことができません。
実際には、お金を必要としている人や会社に貸し出しているのです。
「お金を必要としている人?みんな必要だけど特にどういう人?」
例えば、家族が増えて家を建てたい、買いたい人や、新しい事業を起こしたくて向上を建てたい会社などにお金を貸しています。
銀行はそういう「貸す」という役割が大切な仕事の一つなのです。
2 貸すだけで損するのでは?
「銀行にお金を貸して返してもらっても銀行は儲からないけど?」
そこは大丈夫です。
銀行は貸し出したお金に対して利息をもらう仕組みになっています。
利息とは
「貸す代わりに返すときには貸したお金の○%上乗せして返してくださいね!」
というものです。
例えば利息が3%だったとします。
3000万円の家を購入するために銀行から借りました。
35年間で返済する住宅ローンでは、約1800万円の利息を銀行に支払うことになります。
つまり銀行は3000万円を貸すという業務で約1800万円の利息を得ています。
これが銀行が得る収入の一つです。
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3 みんなは銀行にお金を貸してる?
子どもたちが勘違いしている「銀行は貯金箱」という考え方ですが、実は銀行はみんなからお金を借りてそれを必要としている人に貸していることになります。
みんなが銀行に対して貯金箱のようにお金を入れると、それを銀行は人々や会社に貸していたのです。
では、銀行に貸したみんなに対しては利息は付かないのでしょうか?
「付きます!」
みんなもお金を銀行に貸しているのだからお礼に利息がついています。
ただ、今の銀行の利息はほとんどが「0.001%」です。
低金利というやつです。
銀行から借りる金額の方が利息が高く、貸すときには利息が低いというのも特徴的です。
その差額が銀行の利益ということになります。
4 銀行はお金を貸す業務のみ?
銀行はお金を人や会社に貸すことだけではなく、増やすために「投資」も行っています。
専門の投資部があり「株式」「国債」「地方債」「社債」「外貨」などへ投資して、利益を得ているのです。
銀行にお金を預けているだけだとあまりお金は増えません。
もし増やしたいと思うならば「投資」をすることが大切です。
これからは銀行に預けるだけではなく、投資もしながら増やしていく方法をおすすめします。
以上が銀行に預けたお金はどうなっているのかについてでした。
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