GIGAスクール時代を乗り越える方法!今するべきこと

ランニング

先日、友達が
「うちの子が学校からタブレットを持って帰ってきたけど、これって何に使うのかな?」
「遊び道具なのかな?」
という話をしていました。
国の政策でGIGAスクール構想による1人一台端末がどんどん実施されています。
これによって家庭はどうしたらいいのだろうと混乱しています。
新しいことを始めたばかりなので、学校でも大混乱しています。
今回は家庭がタブレットを使って何をすべきかを考えて行きたいと思います。

1 タブレットに慣れよう

タブレットと言っても実は自治体によって導入した端末が全然違います。
どうして揃えなかったのか?それはまさに予算の問題です。
児童数の多い自治体では、価格の高い端末を入れることはできないし、少ない自治体では価格の高い端末を入れることができる。
このように端末は自治体によって違うのです。
そのため市によっては「iPad」が入っているところもあるし、「chromebook」が入っているところもあるし、「Surface」が入っているところもあります。
同じ県でもOSがバラバラという事態になっています。
さて、そんな中ですが、やりたいことは大きくは変わっていません。
きっと学校では今までのアナログとこれからのデジタルを併用していきながら学力の定着を図るはずです。
それは文科省も言っていること。
だからOSに関わらず、家庭ではまずはタブレットに慣れるということをしてみてください。
慣れるとは、ランドセルから出すことです。
文房具を使うのに、
「よし、えんぴつと消しゴムを使おう!」
と意気込むことはあまりないでしょう。それは使い慣れているからです。
しかし、とかくタブレットとなると
「よし、やってみよう」
という意気込みになってしまうのは、まだタブレットを使うという行動が当たり前の行動にはなっていないからです。
学校現場でも、最初のうちは意気込んでタブレットを使った授業を展開することになるでしょう。
慣れていない教員はこれからのGIGAスクール時代が憂鬱でしかない人もいるでしょう。
でも、そもそもタブレットの使い方はそうではありません。
文房具のマーカーを使って教科書にラインを引いて大事なところを目立たせる。
そんな感覚かもしれません。
そのため、まずはタブレットに慣れるということを家庭では心掛けましょう。
タブレットをランドセルから出してみて起動してみる。
とりあえず何のアプリかわからないけどボタンを押してみる。
大丈夫!どこかのコントのようにボタンを押して爆発するような作りにはなっていません。
わからなければ触ってみる、それを触ったことでどうなったのかを覚える。
まずはこれが重要です。

2 今できることを考える

タブレットを手にしたことで、自分に今できることを考えてみましょう。
それは人それぞれ違います。
何かアプリを使って学習に取り組める子、カメラ機能を起動して庭の花の写真を撮って観察してみる子、自主学習としてインターネットで調べ学習をしてノートにまとめてみる子。
それは人それぞれなのです。
もちろん起動することがやっとなのだとしたら、起動することを当たり前にしてみましょう。
ですが、子どもはどんどん成長します。
起動することに感動を覚えていた子は、何度かしたら起動することにはなんの感動も覚えません。
だって当たり前のことだから当然です。
そうなったら新しい課題を出してみましょう。
「このアプリって何だろう?」
と言って取り組んでみたら意外にできるかもしれません。
スモールステップでちょっとずつやってみましょう。

 

3 タブレットの使い方の約束を伝える

まず、情報リテラシーという観点から使い方の約束が必要です。
学校から配付されたタブレットだからフィルタリングはされているとは思いますが、インターネットの使い方は家庭でも話し合っておく必要はあります。
インターネットによって多くのトラブルが起こっていて、小学生が巻き込まれているという事実もたくさんあります。
上手に使えば便利だけど、間違った使い方をすると大変なことが起こるというのをしっかりと教えておきたいものです。
また、タブレットは遊び道具になってしまいがちです。ゲーム感覚で算数の問題を解くのと、ゲームをするのでは全然違います。
タブレットではゲームをしないということを約束にするといいかもしれません。
遊び道具にしていて破損してしまったら大変です。
保険に入っているかもしれませんが、弁償することにもなりかねません。
そんなことにならないように乱暴に扱わない約束も必要です。

4 専門的な技術を学びたい場合は

ブログ:

日本の教育が大きく動き出す!プログラミング教育&GIGAスクール構想を一気に解決!小学生のためのプログラミングスクール

5 まとめ

GIGAスクール時代で、今を生き抜くために家庭で今はじめるべきことは

①まずはタブレットに慣れよう
文房具を使うように、当たり前にタブレットを出せるようにしていきましょう。

②どのように使うことができるのかを考えよう
1人1人のスキルには差があります。当たり前の起動が目標の子もいれば、アプリを使って学習するこ、ドキュメントを使って学習をまとめる子と様々です。
これって何に使えるの?と疑問に思うことはとても大切なことです。
使っていくうちにこんな使い方もできると考えられるかもしれません。
いろいろな使い方を考えましょう。

③タブレットの使い方の約束を決めよう
情報リテラシーという観点でも、インターネットの便利さと怖さを教えておく必要はあります。
フィルタリングされているからいいという考え方ではなく、家庭で子どもたちを守りましょう。
また、タブレットを遊び道具として使わないということも約束していましょう。

これらのことからはじめてGIGAスクール時代の良いスタートを切ってください。

 

 

コメント

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