【水泳授業 クロール】クロールの腕のフォームを覚えて水泳授業を攻略!

体育

コロナ禍で水泳の授業が2年間なかったという学校は少なくないと思います。
今年度は久しぶりの授業で指導者も子どもたちも
「水泳・・・やだなぁ・・・」
と思うかもしれません。
今回はクロールの腕のフォームを覚えて水泳授業の乗り越え方を考えていきたいと思います。


1 クロールの腕のフォーム

クロールの腕のフォームは
・手を水に入れて水をつかまえる「キャッチ」
・手をおなかの下へ引いてくる「プル」
・お腹の下から太ももの外へ手のひらで水を押し出す「プッシュ」
という3つの動作と
・腕を前に戻し再び水に入れるまでの「リカバリー」
という動作で成り立っています。
体で覚えるまで反復練習をしてみましょう。

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2 クロールの腕の練習

① 立ったままの腕のフォーム練習

まず肩幅より少し広めに両足を広げて、胸が水につかるくらいまで膝を曲げて立ちましょう。
両手は肩幅より20センチくらい外側、水面より20センチくらい深い位置にセットします。
これがフォーム練習の基本練習です。

② 水中での腕の動き練習

・水をかく方と反対の腕はのばしたまま位置を変えないように注意します。
・ひじの位置はなるべく変えずに、胸からおなかへとワイパーのように動かします。
・手のひらはおなかの下を通過します。しっかり水がかけるように手のひらはプールの底に対して垂直になるようにします。
・最後は太ももの外側に水を押し出します。

③ 腕をもどすリカバリー練習

【腕をのばす水面からの抜き方】
腕を伸ばしたまま見いの横までもどします。
腕が耳に触れるようなイメージでまわします。
水面に出た腕をのばしたまま、肩から大きくまわします。
腕がま腕にきたときに肘を曲げて次の入水に備えます。

【肘を曲げる水面からの抜き方】
水面に出た腕を肘を高く上げて、肩から肘までの部分を前に運ぶようにして耳の横までもっていきます。
肘から手のひらまでは、肘にぶら下がって前へ運ばれているようにリラックスして力を抜きます。
指先が水面すれすれを通るようにしましょう。

肩幅から20センチくらい外側へ手を入れます。
このとき手のひらは内側に傾けて親指の方から入れます。
手が水に入ったら、上半身をひねるようにして肩から先をグッと前へのばします。
腕が完全に伸びたときに手のひらはプールの底を向けましょう。
水面を叩くように入れるのはNGです。

④ 顔を水につけながらの腕のフォーム練習

顔を水につけながらフォーム練習をしましょう。
口から大きく息を吸って、おでこの半分くらいまで水中に入れましょう。
視線は3~5メートル先のプールの底を見ましょう。
息を鼻から少しずつはきながら、両腕の動きを練習をしてみましょう。

⑤ 呼吸なしでクロール練習

壁を蹴って体を伸ばした後、スピードが落ちてきたらキックをしはじめましょう。
しっかりキックができて、体が水面上を進んでいると感じたら腕の動きを加えましょう。

以上がクロールの腕の練習でした。
水泳の授業では必ずクロールを教わります。
キックと同時に腕の練習もしてクロールを攻略してください。


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