【読書感想文 書き方】読書感想文を書く前に絶対にやっておくべきこと!

教育

読書感想文は夏休みの風物詩であり、国語の永遠の課題でもあります。
子どもたちは読書感想文に悩まされたり、踊らされたりして夏休みを過ごします。
今回は夏休みの宿題お助けシリーズとして読書感想文の書き方の「書く前にやっておくべきこと」について考えていきたいと思います。
書く前にやっておくべきことを理解していれば、きっと書く時に楽になります。


1 本の選び方

① 登場人物と自分に共通することが多い本

「自分と同じくらいの年の女の子」や「サッカーが好きな男の子」など、自分と似ていると思う人物が出てくる本なら、人物の気持ちを想像しやすくなります。
また、自分だったらどうするかを考えながら読むと、感想文が書きやすくなります。

② 自分の好きなことについて書いてある本

たとえば宇宙に興味があったら、宇宙飛行士の伝記や宇宙のことがわかる読み物などを選ぶとよいでしょう。
自分の好きなことなら、最後まで楽しく読めるし、内容も印象に残りやすいでしょう。
新しい発見や、心が動くところもあるので、感想文が書きやすくなります。

③ 前に読んでおもしろかった本や周囲がすすめてくれた本

今までに読んだことのある本の中から、大好きな本、おもしろかった本を思いだして読み返してみましょう。
また、本が好きな友達におもしろかった本を紹介してもらうのもいい方法です。

④ 図書館や書店でおすすめしている本

図書館の司書さんや書店の店員さんにおすすめの本を聞いてみましょう。
「こんな本がよみたい!」「小学生に人気の本は?」
などを相談するのも良いでしょう。

2 本を読む時のポイント

本を読む時は
「これから感想文を書く!」
という気持ちで読みましょう。
次のコツを意識しながら本を読んでみましょう。
気持ちが強く動いたところが感想文のもとになります。

【フィクションを読むコツ】
フィクションとは作者の想像によって書かれた物語のことです。
① 場面の様子を想像しながら読む
② 好きな登場人物を見つけてその人物になりきって、気持ちを想像しながら読む
③ 自分が登場人物だったらどう思うかを考えて読む
④ 離しの出来事や人物の体験などを自分の体験と比べながら読む

 

【ノンフィクションを読むコツ】
ノンフィクションとは、科学の読み物や伝記など、本当の出来事が書かれているお話のことです。
① いつごろ、どこで、どんなこと、誰のことについての話なのかを理解しながら読む
② 初めて知ったことに対する気持ちを大事にしながら読む
③ わからないところはないか、考えながら読む
④ 自分の生活や体験に当てはめながら読む

感想文の組み立てを確認しておきましょう。
感想文は「はじめ」「なか」「おわり」の3つのまとまりで書きます。
「なか」のまとまりは、感想文の中心になる部分なので、一番大きなまとまりになるようにしましょう。

3 「なか」に書くことを見つける

本を読みながら「なか」に書く感想の「もと」を見つけるには「付箋」を使うと良いでしょう。
心が動いたところに付箋をはって、書きたいことを考えましょう。

【付箋の使い方のコツ】
① 使ってもいい付箋は5枚までにする
② 付箋は2枚は使う
③ 1度貼った付箋をはり直してもいい
④ 付箋は簡単な感想を書いておく

 

【付箋の詳しい使い方】
付箋をはるのは、本を読んだときに感じたことを忘れないようにするためです。
付箋を使えば、あとからそのページを見てもすぐに本を読んだときの感想を思い出すことができます。
本を読んでいて、思わず笑ったり「あっ」と声が出たり、怖くてどきどきしたりするなど、心が動いたところに貼りましょう。

4 まとめ

今回は夏の風物詩「読書感想文」を書く前の準備について考えてみました。
まずは本をしっかりと選びましょう。

本を選ぶコツは
① 登場人物と自分に共通することが多い本
② 自分の好きなことについて書いてある本
③ 前に読んでおもしろかった本や周囲がすすめてくれた本
④ 図書館や書店でおすすめしている本
です。

本を読む時のポイントは
【フィクションを読むコツ】
① 場面の様子を想像しながら読む
② 好きな登場人物を見つけてその人物になりきって、気持ちを想像しながら読む
③ 自分が登場人物だったらどう思うかを考えて読む
④ 離しの出来事や人物の体験などを自分の体験と比べながら読む

【ノンフィクションを読むコツ】
① いつごろ、どこで、どんなこと、誰のことについての話なのかを理解しながら読む
② 初めて知ったことに対する気持ちを大事にしながら読む
③ わからないところはないか、考えながら読む
④ 自分の生活や体験に当てはめながら読む
ということです。

「なか」に書くことを見つける
本を読みながら「なか」に書く感想の「もと」を見つけるには「付箋」を使うと良いでしょう。
心が動いたところに付箋をはって、書きたいことを考えましょう。

これらをやっておくとスムーズに読書感想文を書くことにつながっていきます。


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