【授業参観必勝法】こんなときはどうする?ワンポイントアドバイス!

教育

子どもたちもクラスに慣れてきて授業参観も開催されるようになります。
コロナ禍ではありますが、行事も少しずつ増えてきました。
子どもたちは久しぶりの授業参観でとてもハイになる子、元気がなくなる子、突然いい子になる子、保護者に褒めてもらいたくて頑張り過ぎて疲れてしまう子などさまざまです。
教師は子どもたちがいつもとは少し違って当然と思って、子どもの様子をよく見ながら、様々な場面で臨機応変な対応をしなければいけません。
今回はいろんなパターンを想定して「こんなときは」という場面の対応を考えていきたいと思います。


1 落ち着きがなくて手をやく子

まだまだ指導が行き届かなくて、じっと座っていられない子がいます。
目にあまる場合はその場で注意しなければいけませんが、注意する回数を減らす配慮も必要です。
机間指導をしているときに、落ち着きのない子の前では必ず立ち止まり
「ちゃんとやっているね」
などの言葉をかけたり、肩に手を当てたりして、他の子よりもまめにフォローをしましょう。
普段よりも少し落ち着いている場面を見逃さず
「今日はすごいね」
と褒めることも有効です。
他の子よりも少し気にかけながらも、教師が手をやく子に振り回されている印象を与えないようにすることが大切です。

2 授業妨害をする子

急に言葉遣いが乱暴になる子がいます。
授業妨害や他の子に悪い影響を与えることをしたときは、毅然とした態度で注意をしましょう。
経験の浅い先生は、保護者の前だと躊躇するかもしれませんが、そこを見逃すと悪さが広がり、授業が成り立たなくなることがあるので注意が必要です。
改善されれば「いい姿勢だね、すばらしい」とフォローを忘れないようにしましょう。
クラス全体がうるさくなったときは、そのままの状態にしないで、授業をストップさせる勇気がとても大切です。
「姿勢を直しましょう」
「鉛筆を置きましょう」
などと言って、いったん授業を止めて子どもたちを落ち着かせます。

3 答えを間違えたら

子どもが答えを間違えたとき、思わず「違うね」と言ってしまうことがあります。
でも間違いをストレートに指摘したり、強く否定するのは厳禁です。
そんなときは
「Aさんは、そう感じたんだね!」
と子どもの気持ちに共感しながらさりげなく正解を示してフォローしましょう。
誰でも否定するときには一瞬でもつい厳しい顔になります。
保護者はそういう雰囲気を敏感に察知して「この先生は厳しい」という印象をもちます。
一瞬の悪い印象でもそれをくつがえすことは時間がかかるので注意しましょう。

4 のんびりしていて時間がかかる

子どもに作業をさせる場合、注意しなければいけないのが、全員が仕上がるまで待っていると、早く終わった子がざわざわすることです。
遊んでいて遅い子には注意をして早くやるように促しますが、いつもとりかかるまでに時間がかかったりスローペースの子には配慮が必要です。
作業をする教科ではあらかじめ全員が完成するまで待つ場合と途中で止める場合を決めておくとよいでしょう。
簡単な作業でも全員が完成する場面を共有できるのは気持ちのよいものです。
途中でやめる場合はクラス全体をよく見て、終了のタイミングをとらえ
「できない人はおうちに帰ってから仕上げましょう」
とその後の作業について触れましょう。

5 授業が予定通りに進まない

学年全体で授業内容や掲示物をそろえることはよくあることです。
すると経験の浅い先生は、予定通りに授業を進めることに一生懸命になって子どもが見えなくなることがあります。
それを見ている保護者の中には
「子どもが理解していないのに・・・先生のペースで授業を進めている」
といった印象をもつ方もいます。
学年統一の予定があっても、クラスによって進度に違いがあって当然と考えましょう。
クラス全体を見ながら柔軟に対応し、子どもたちの理解度を重視した授業をしていくことが大切です。

6 まとめ

今回は授業参観で起こりうるいろんなパターンを想定して「こんなときは」という場面の対応について考えてみました。

① 落ち着きがなくて手をやく子
落ち着きのなさが目にあまる場合はその場で注意しなければいけませんが、注意する回数を減らす配慮も必要です。
机間指導をしているときに、落ち着きのない子の前では必ず立ち止まり
「ちゃんとやっているね」
などの言葉をかけたり、肩に手を当てたりして、他の子よりもまめにフォローをしましょう。
他の子よりも少し気にかけながらも、教師が手をやく子に振り回されている印象を与えないようにすることが大切です。

② 授業妨害をする子
授業妨害や他の子に悪い影響を与えることをしたときは、毅然とした態度で注意をしましょう。
経験の浅い先生は、保護者の前だと躊躇するかもしれませんが、そこを見逃すと悪さが広がり、授業が成り立たなくなることがあるので注意が必要です。
改善されれば「いい姿勢だね、すばらしい」とフォローを忘れないようにしましょう。
クラス全体がうるさくなったときは、そのままの状態にしないで、授業をストップさせる勇気がとても大切です。

③ 答えを間違えたら
間違いをストレートに指摘したり、強く否定するのは厳禁です。
そんなときは
「Aさんは、そう感じたんだね!」
と子どもの気持ちに共感しながらさりげなく正解を示してフォローしましょう。

④ のんびりしていて時間がかかる
子どもに作業をさせる場合、注意しなければいけないのが、全員が仕上がるまで待っていると、早く終わった子がざわざわすることです。
遊んでいて遅い子には注意をして早くやるように促しますが、いつもとりかかるまでに時間がかかったりスローペースの子には配慮が必要です。
作業をする教科ではあらかじめ全員が完成するまで待つ場合と途中で止める場合を決めておくとよいでしょう。

⑤ 授業が予定通りに進まない
学年統一の予定があっても、クラスによって進度に違いがあって当然と考えましょう。
クラス全体を見ながら柔軟に対応し、子どもたちの理解度を重視した授業をしていくことが大切です。

以上が授業参観で起こりうるいろいろな場面の対応方法についてでした。
子どもたちは普段と違う雰囲気にのみ込まれることは多々ありますので、それは当然と思いながら対応してみてください。


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