小学校のうちはよかったけど、中学校になったら勉強が難しくなりそう・・・。
そんな心配をしている子はたくさんいると思います。
もしも中学生になって苦手教科ができてしまったらどうしようと思いませんか?
「苦手を伸ばすよりも得意を伸ばそう!」
とよく聞きますが、単に得点を伸ばすだけであれば実は苦手教科を優先したほうが良いのです。
今回はどうして苦手教科を頑張った方が良いのかについて考えていきたいと思います。
1 どうして苦手教科を優先すべき?
80点~90点は安定して取れる得意教科と、いつも50点~60点ぐらいで苦戦する苦手教科があったとしたらどちらを勉強しますか?
小学生や中学生くらいだと
「得意教科から勉強する」
という人が8割くらいだと思います。
だから苦手教科を重点的にやるというのは少数派なのです。
苦手教科ではなく得意教科を勉強したくなる気持ちはよくわかります。
だって「わかる」がたくさんありますから。
問題を解いていてもスラスラ問題を解く1時間と悩んで悩みまくる1時間ではスラスラ問題を解く方が痛快です。
苦手なことをしていて「楽しい」と感じることはあまり多くありません。
ですが、苦手な教科から取り掛かった方が成績をの場る傾向があるのは確かです。
バスケットボール部に所属していてレギュラーを取りたくて
「自分はスリーポイントが得意だからとにかく練習して精度を上げよう!」
「自分はスリーポイントが苦手でパスをするのが得意だけど、スリーポイントの練習をしよう!」
とはわけが違います。
スポーツでは役割というのがあって、1人がなんでもできる必要はありません。
それは個人スポーツでもそうです。
得意を伸ばしていくのは大切なことです。
それを補うように苦手を伸ばしていくという順序です。
しかし、成績は違います。
その詳しい理由を次から説明させていただきます。
2 苦手教科を優先する3つの理由
① 時間配分
得意な教科から始めると、苦手な教科はどうしても後回しになってしまいます。
それはしかたありませんが
「気がついたら苦手教科を勉強する時間が取れなかった・・・」
ということになりかねません。
だから得意教科よりも苦手教科からスタートするほうがいいのです。
苦手ポイントをクリアすることによって重点を置いて、十分に時間をかけましょう。
その後の限られた時間で得意教科の勉強を効率よく進めていきましょう。
② 前向きな気持ち
「苦手教科を勉強していても前向きな気持ちになんてなれない・・・」
と思うかもしれません。
努力しているのに点数が上がらないなんてことはよくあることですから。
ですが「苦手だから勉強しない→だから苦手」という負のスパイラルがついてまわってしまいます。
そしてそれって本当に苦手ですか?
「苦手」ではなくて「苦手意識」という可能性があります。
苦手意識をもっているから、できないことにしているということは人間にはよくあることです。
だからまずやってみましょう。
きっと乗り越えることができます。
③ 点数ののびしろ
これが一番重要かもしれません。
100点満点のテストで平均して85点を取れている人がどれだけ頑張っても15点がプラスされるだけです。
ですが、100点満点のテストで平均して60点を取れている人が、最大に頑張ったらプラス40点です。
人間は80点までは比較的簡単にとることができるそうです。
ですがそれを100点にするのがとても難しいのです。
85点を100点にするのに莫大な時間を要するのであれば、ちょっとの時間で60点を80点にするほうが5点だけ得点は上がったことになります。
その余った時間を得意教科に回した方が効率的だと思いませんか?
苦手を100点にするのではなく80点にしようという意識こそが、苦手教科を優先的にやった方がいい理由です。
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3 まとめ
今回は苦手教科と得意教科のどちらを優先してやったらいいかについて考えてみました。
それは苦手教科です。
人間は80点を獲るのには3割の力でできるそうです。
ですが100点を獲るのには残り7割の力を使わないとできないそうです。
だから85点の教科を100点にする努力よりも、60点の教科を80点にする努力の方が簡単なのです。
結果的には計算上では苦手を伸ばした方がプラス5点ということになっています。
そして苦手教科をやって余った時間で得意教科をプラス5点にする方が総合得点は上がります。
ですから、まずは苦手教科から勉強しましょう。
ただ、これは得点のある勉強についてです。
例えばスポーツにおけるレギュラー争いのときには状況が変わってきます。
得意なプレーを伸ばして監督の目にとまるということはよくあることです。
だからスポーツの場面では、苦手を最優先にするのか、得意を最優先にするのかは残された時間にかかっています。
以上が苦手教科を優先的にのばした方がいい理由についてです。
苦手を伸ばすと良いことばかりです。
桃太郎は桃が苦手でしたが、リンゴが得意だったのですが、桃を得意にして中に入ることに成功し、優しいおじいさんおばあさんの家に拾われることができ、鬼退治までして歴史に名を刻むことができました。
あるおじいさんはおむすびが苦手で幕の内弁当ばかり食べていたのですが、ある日苦手を克服するためにおむすびをもって出かけたのですが、そのおむすびをコロコロと転がしてしまって、ネズミの世界に行き、お宝をゲットすることができました。
かぐや姫は竹が苦手で松が好きだったのですが、勇気を出して竹の中に入ったら、優しいおじいさんとおばあさんに拾われて育ててもらい、美しい娘に成長しました。
このように苦手を克服した先には良いことがたくさんあるので、小さいうちから苦手を優先して頑張ってみると良いと思います。
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