ネット型のプレルボールと聞いてイメージできるでしょうか?
「ネット型?」
と思う方もいるかもしれません。
「プレルボール?!プレイボール?!」
と思ってしまう方もいるかもしれません。
実はまだまだ体育のボール運動では「ネット型」「ゴール型」「ベースボール型」に分かれているということが認知されていません。
ネットというからには、ネットを使った体育が思い浮かぶと思います。
では「バレーボールを教えればいい」「ソフトバレーを教えればいい」「バドミントンを教えればいい」と感じませんか。
でもそうではありません。
今回はネット型のプレルボールの指導案を公開し、授業展開を考えていきたいと思います。
1 ドリルゲーム
体育のボール運動ではドリルゲーム、タスクゲーム、メインゲームという授業展開を考えることが多くなっています。
ドリルはその名の通り、何度も繰り返しながら基礎的な動きを身につけるということです。
ですが、基礎的な動き・・・例えばトス練習をひたすら1人でやっていても楽しくありません。
ですからゲーム要素を取り入れることが重要になります。
しかも、プレルボールに必要と思われる、プレル(ボールを床にたたきつける)、パス、アタック移動を盛り込んだドリルゲームが良いでしょう。
2 タスクゲーム
タスクはメインゲームに近づけるためのゲームになります。
例えばプレルボールで最終的なメインゲームを設定したとすれば、タスクゲームで考えられるのは
・ボールの落下地点に移動する練習
・アタックしやすい場所に動く練習
などが考えられます。
「どうして落下点に移動が必要なのか」「どうしてアタックしやすい場所に移動する必要があるのか」
これらを考えることで学習指導要領に載っている
「ボールを持っていないときの動き」
を習得することができます。
ネット型の授業で必要なのは、アタックを決めることではありません。
スペースを見つけて動くことが大切なので、強いアタックを打つ練習は必要ないでしょう。
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3 メインゲーム
メインゲームはタスクゲームまでに身につけた動きを試す場という位置づけにすると良いでしょう。
タスクゲームまでにチーム内練習を行ってきましたが、メインゲームでチーム対抗にすると新たな作戦も浮かぶでしょう。
4 ネット型「プレルボール」学習指導案
参考になれば使ってください。
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